おととし、北海道旭川市の公園で女子中学生が死亡しているのが見つかり、いじめが認定された問題で、市教育委員会の第三者委員会がまとめた報告書の中で、遺族の意向で非公表となっていたいじめの詳細が外部に流出した可能性があることがわかり、遺族側は教育委員会に対し事実関係を調査するよう要望しました。 おととし3月、旭川市の中学2年生だった廣瀬爽彩さん(当時14)が雪の積もった市内の公園で死亡しているのが見つかり、いじめが認定された問題で、市教育委員会は第三者委員会の報告書を去年9月に公表しましたが、遺族の意向で詳細ないじめの内容などは明らかにされていませんでした。 しかし、今月に入り、非公表の部分も記された報告書の全文が、匿名の人物から一部の市議会議員に流出した可能性があることが関係者への取材でわかりました。 これを受けて遺族側の弁護士は「漏えいが事実であれば、爽彩さんの尊厳を深く傷つけ、遺族を悲しま