3月29日、および30日に一部報道機関より、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校(以下、N高)が発表している進学率および就職率に関して、疑念があるとのお問い合わせを頂戴いたしました。これを受けて角川ドワンゴ学園内で調査いたしましたところ、一部において誤った分類の集計があったことが判明いたしました。 頂きましたお問い合わせの概要と、それに対する当学園の考え、また今後の対応につきましてご説明させて頂きます。 お問い合わせの概要 大きく分けて以下2点のお問い合わせを頂きました。 ①卒業後に大学受験予備校に通う浪人生が、進路実績において「専門学校他」の中に含まれている。大学受験予備校は専修学校(一般課程)に属し、「進学」とみなすべきではないのではないか。また、自宅浪人生についても「専門学校他」に含まれているのではないか ②就職者は、正規の職員(1年以上の非正規の職員として就職した者を含む)のみを対象
学校法人「角川ドワンゴ学園」が運営する「N高等学校」が、2020年度の卒業生の進学率を発表した際、浪人生も進学者に含めるなどして、進学率を高く見せていたことが「週刊文春」の取材で分かった。 N高は2014年に経営統合した出版大手のKADOKAWAと「ニコニコ動画」で知られるIT企業ドワンゴが設立した通信制の高校。「ネットを駆使した未来の学校」を標榜し、2016年4月に開校した。「ネット」と「通学」の2コースがあり、最短3年で高卒資格が取れる。開校当初、1500人だった生徒数は、昨年12月時点で約10倍の1万6641人となり、生徒数日本一の高校に急成長している。 N高は3月23日、2020年度の「進路・大学合格等実績発表会」を開催。この発表会で公表した進学率を算出するにあたり、N高内部で用いられた複数の資料と卒業生4155人の進路リストを「週刊文春」が入手した。 N高が発表した進路決定率は、
──なるほど。でも本来であれば、それこそ経済誌などで話すべき内容じゃないんですか? 川上氏: うん。もちろん、そちらで話す予定はあります。でも、ここでは、もうちょっと踏み込んだ話というか、本音を話すような場も必要だなと思って。それは電ファミがいいんじゃないかと思ったんです。 あとはね、僕がカドカワやドワンゴの代表を降りることになって、いろいろなものが整理されて、TAITAIさんを含めていろいろな人に迷惑をかけてしまったじゃないですか。だから、ちゃんと謝ってもおきたくて。その意味でも、あの時に犠牲になったTAITAIさんのところで語るべきだなと思ったんです。 ──分かりました。ありがとうございます。では、ちょっとゲームには直接関係ないかもしれないけど、今日は良い機会なので、最近の川上さんの考えていることだったり、いまやってる教育事業について、いろいろ聞かせてください。 川上氏: はい。なんで
川上氏は「基本、暇になったのは大きいんですよ」とはにかみながら状況を説明する。若干の照れ隠しもあるのかもしれない。 2019年にカドカワの代表取締役社長およびドワンゴ取締役を退任し、ドワンゴ学園の理事としての仕事に割く時間が増えたのは事実だ。 川上氏(以下敬称略)「ビジネスには色々なやり方があると思います。僕がいつも考えているのは、『自分がやらなかったら誰がやるのか』ということ。N高は『僕がやらなかったら誰もやらなかった』。似たようなものは誰かが作るかもしれないですけれど、それは僕が作りたいN高ではない」 仮にもし今N高がなくなったら。「N高でやろうとしていること、N高がやっていることは、どこもやらなかった」と、川上氏は言う。 「例えば、『N高 投資部』『N高 政治部』(注:部活としての投資・政治活動)。あれはN高がなければ、きっと世の中には存在しなかった。そういうことは、時間をかけてやっ
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