IBM PCの一族、という言い方も変だが「IBM Model 5150」の派生型及び後継機種は、1981年から1987年の5年間で、およそ500万台出荷された。ミリンド・M・レレ氏の“Creating Strategic Leverage”によれば、この7年間の出荷台数は表1のようになっている。 これは多分に丸めた数字であるし、ここには「PCjr」が含まれていない(累積出荷台数は25万台という数字がWikipediaにある)から、これを加えれば500万台は超えている計算になるが、1987年が妙に尻すぼみになっている(さらにいえば1986年も前年割れしている)のが分かるかと思う。 このうち1987年については理由は簡単で、4月にIBM PC系列の全製品の生産を終了したからだ。もちろん流通在庫があるから販売は5月以降も続いたが、売り上げに大きな影響を及ぼすほどではない。 なんでこんな結果になっ