キダ・タローさん死去 93歳「浪花のモーツァルト」CM、番組テーマソングなど“自称”5000曲作曲
さまざまな困難に遭いながらも挑戦を続ける姿が反響を呼び、ファーストアルバム、『奇蹟のカンパネラ』がクラシック界では異例の大ヒットとなった、ピアニストのフジコ・ヘミングさんが先月21日亡くなりました。92歳でした。 フジコ・ヘミングさんはスウェーデン人の父と日本人の母との間に生まれ、ピアノ教師の母の手ほどきで5歳からピアノを始めました。 早くから才能を見せ、17歳でピアニストとしてデビュー、東京芸術大学を卒業後は28歳でドイツに留学し、ヨーロッパを拠点に活動しました。 しかし、自身のキャリアをかけた重要な演奏会の直前にかぜをこじらせ、一時、耳が全く聞こえなくなるなど、ピアニストとして不遇の時代を過ごしました。 フジコさんの波乱に富んだ人生と再起にかける日々を追った25年前(1999年)のNHKのドキュメンタリーが大きな反響を呼び、同じ年に出したファーストアルバム『奇蹟のカンパネラ』は200万
毎日映画コンクール男優主演賞やヨコハマ映画祭主演男優賞を受賞し、2022年に俳優生活61年目を迎えた寺田農さん。 数多くのテレビ、映画、舞台に出演し、映画『天空の城ラピュタ』(宮崎駿監督)のムスカ大佐の声を担当。吹き替えやナレーションでも知られている。 2021年には34年ぶりに主演した映画『信虎』(金子修介監督)が公開され、2022年12月16日(金)にDVDが発売。11月17日(木)には「生誕85年 実相寺昭雄メモリアル・コンサート2022~陰翳礼讃、夢中遊行」(自由学園 明日館講堂)に出演する。 ◆『天空の城ラピュタ』のムスカ大佐がトラウマに? 1986年、寺田さんは映画『天空の城ラピュタ』(宮崎駿監督)のムスカ大佐の声を担当。2008年から2012年まで東海大学文学部特任教授を務め、映画史入門、現代映画論、演劇入門、戯曲・シナリオ論などの科目を担当した。そのときにも学生からムスカ大
2024年となってまだひと月ほどしか経っていないが、次々と著名人の訃報が舞い込んできている。写真家の篠山紀信さんやコメディアンの南部虎弾さん、さらには世界的な指揮者として活躍した小澤征爾さんも亡くなられた。しかし、私にとって最も大きな衝撃を与えたのは、車椅子に乗ったお笑い芸人・ホーキング青山の死だった。 ホーキング青山のことを知ったのは、まだ私が世に出る少し前、今から25年以上も昔のことだったと思う。何かの雑誌に彼が寄稿していたコラムを読んだのだが、「車椅子×お笑い芸人」という、ずいぶんパンチの効いた肩書きに衝撃を受けただけでなく、コラムの内容がまた痛烈だったのをよく覚えている。 これは車椅子あるあるでもあるのだが、ある日、彼が路上に車椅子のまま佇んでいると、彼に同情を寄せたのであろう通行人が、彼にいくばくかの金を渡したのだという。いわゆる一般の車椅子ユーザなら、「いえいえ、受け取れません
「ありがとう…感謝」などのヒット曲で知られる演歌歌手小金沢昇司(こがねざわ・しょうじ)さん(本名同じ)が11日、神奈川県内の病院で呼吸不全のために死去したことが15日、分かった。65歳。神奈川県大和市出身。所属レコード会社が発表した。92年にのど薬のCMで「歌手の小金沢くん」としてブレークし、お茶の間の人気者に。昨年が歌手生活35周年の節目だった。葬儀はすでに近親者で行った。 「歌手は歌わなければ『歌手』でなくてただの『カス』。だから声が出る限り全力で歌い続けますよ」。いつもそう言って“生涯現役”を誓っていた小金沢さんが旅だった。 関係者によると、22年夏に新型コロナウイルスに感染し、その後に自宅で誤嚥(ごえん)性肺炎を発症。その後は体調不良から入退院を繰り返し、年明けの11日に病院で亡くなった。最後は子どもや姉がみとった。 実家は神奈川県大和市のラーメン店。家業を継ぐために調理師免許を取
NHK紅白歌合戦に3度出場し、「セイヤッ」のかけ声で親しまれた演歌歌手冠二郎(かんむり・じろう)さん(本名・堀口義弘、ほりぐち・よしひろ)が1日に埼玉県内の病院で、心不全のために死去していたことが11日、分かった。79歳。埼玉県出身。所属レコード会社が公表した。 関係者によると、以前から心臓病や糖尿病の持病があり、13年に口腔がん、19年には虚血性心不全で手術を受けた。22年秋には足腰が弱ったことなどもあって入院し、以来、入退院を繰り返していたという。 容体が急変して今年1月1日午後4時24分に死去。最期は夫人とマネジャーにみとられて旅立った。通夜・葬儀は既に親族で行った。お別れの会などは予定していない。 ◆冠二郎(かんむり・じろう)本名・堀口義弘。1944年(昭19)4月23日、埼玉・秩父市生まれ。67年に「命ひとつ」でデビュー。77年に「旅の終りに」がミリオンヒット。NHK紅白歌合戦は
吉田豪さんがTBSラジオ『たまむすび』の中で八代亜紀さんについて話していました。 (玉袋筋太郎)さあ、今日は? (安東弘樹)そうなんです。八代亜紀さん。では、八代亜紀さんのあらすじとその筋をご紹介しましょう。1950年、熊本県のお生まれで21才で歌手デビュー。デビューして2年後、『なみだ恋』が120万枚の大ヒットを記録。以降、『愛の終着駅』『舟歌』など数々の名曲を世に送り出し、1980年には『雨の慕情』で日本レコード大賞を受賞。現在もジャズやメタルなど音楽のジャンルを超えて活躍しており、女性演歌歌手としては楽曲の総売上枚数トップを誇る演歌の女王です。そして、吉田豪さんの取材によりますと八代亜紀さんのその筋は……その1、ギャラの持ち逃げ、金銭トラブル。どんな苦労も笑い話の筋。その2、嫌われ続けた全日本歌謡選手権。売られたケンカは3回目で買うよ! の筋。その3、「俺たちが守る」「俺が亜紀と一緒
「愛は勝つ」KANさんの命奪った「メッケル憩室がん」とは 日本では数十例しか症例ない非常に珍しいがん
X JAPANのベース・HEATHさんが亡くなっていたことが、女性セブンの取材で分かった。55歳だった。関係者によるとあまりに急だったという。 《身内に不幸があり、自分の判断で急遽日本に戻って来ました》 X JAPANのリーダー・YOSHIKIが、喪服姿の写真とともにこうSNSに綴ったのは、11月3日のこと。アメリカでの「栄誉賞授賞式」などの予定を、すべてキャンセルしての緊急帰国だった。向かったのは、東京・新宿区内のとある施設。そこでHEATHさんと無言の対面を果たしていた。HEATHさんの知人が明かす。 「今年に入ってから、HEATHさんは体調の優れない日が続いていました。そこで医師の診療を受けたところ、がんが見つかったのです。その時にはかなり進行していて、残念ながら、がんの発見からわずかしか経っていない10月下旬までに帰らぬ人となってしまいました。あまりに急で、がんを患っていることや闘
5人組バンド・BUCK―TICKの櫻井敦司さんが19日午後11時9分、脳幹出血のため死去した。57歳だった。同バンドの公式サイトで発表された。 櫻井さんは19日、KT Zepp Yokohamaで行われたファンクラブ会員限定ライブ「FISH TANKer’s ONLY 2023」で体調不良を訴え、公演を中止していた。 葬儀は遺族の意向により、近親者で家族葬として執り行った。同サイトは「故人の冥福を祈りつつ、ここに謹んで御通知申し上げます」とつづった。 報告全文は、以下の通り。 皆様へ BUCK-TICKのボーカリストとして多くのファンに愛され続けていた櫻井敦司が 10月19日KT Zepp Yokohamaにてコンサート中に 体調不良により病院に救急搬送されましたが 令和5年10月19日午後11時9分 脳幹出血のため 息を引き取りました 57歳というあまりに早すぎる旅立ちでした 葬儀はご遺
谷村新司さんは大阪府出身で、1972年にバンド「アリス」でデビューしました。 “チンペイさん”の愛称で親しまれ、堀内孝雄さんらとともに力強いボーカルで「チャンピオン」や「冬の稲妻」などヒット曲を次々と発表しました。 またシンガーソングライターとして「昴」など長く歌い継がれる名曲を生み出したほか、「いい日旅立ち」を山口百恵さんに提供するなど長年、日本の歌謡界を牽引してきました。 また、谷村さんは、中国・上海にある音楽学院で教授を務めたこともあり、中国で人気の日本人歌手として知られていて、2017年には上海で日中国交正常化45年を記念したコンサートを開いています。 代表曲の「昴」は中国語でもカバーされるなど広く親しまれているということです。 2015年には日本だけでなく広くアジアに受け入れられる作品を数多く生み出し、芸術文化の発展に貢献したことが評価され紫綬褒章を受章しています。 事務所のホー
兵庫県宝塚市のマンション敷地内で、9月30日朝に住人の劇団俳優(25)が倒れて死亡しているのが発見されたのを受け、宝塚歌劇団の木場健之理事長は1日、兵庫・宝塚バウホールでの公演前にあいさつし、ファンに劇団生徒の死亡を伝えた。 木場理事長は、同劇場で行われた「第56回 宝塚舞踊会」の開演前に舞台へ姿を見せ、「昨日(30日)宝塚歌劇の生徒の死亡が報道されました」と切りだした。続けて「謹んで哀悼の意を表するとともに。お悔やみ申し上げます。また、ご心配をおかけしたこと深くおわび申し上げます」と頭を下げた。 同時に「詳細につきましては、現時点では公表を差し控えさせていただくことをご理解いただけますと幸いです」と、理解も求めた。 また、劇団ではこの日朝、急きょ、宝塚大劇場で上演予定だった宙組公演の同日上演分中止を発表したが、2年に1度だけ行われる舞踊会については開催。これについて、木場理事長は「日頃よ
若手女性大食いタレントが死去 昨年12月に拒食症とアル中で入院「ガンマGTP2700」 4枚 大食いタレントの「もえあず」こともえのあずきが29日、ツイッターで、大食いタレントとして活躍した高橋ちなりさんが死去したことを報告した。 テレビ東京「デカ盛りハンター」の公式ツイッターも、「ご冥福をお祈りします」とつづった。 もえあずは「大食い仲間の高橋ちなりちゃんが2023年7月21日、永遠の眠りにつきました」と記し、「ちなりママのご意向で私からお伝えすることになりました。きっと今ごろ天国で美味しく食べて飲んでいるはずです ちなりんも読んでくれると思うのでお別れのメッセージを送ってあげてください」としのんだ。 高橋さんは、テレ東「元祖!大食い王決定戦」などで活躍。YouTubeでもナポリタン10人前を食べる動画など、大食いぶりを誇っていた。ツイッターでは5月17日に金沢に旅行した様子をつづったの
タレントのryuchell(りゅうちぇる、本名比嘉龍二=ひが・りゅうじ)さん(27)が12日午後、東京都渋谷区内のマンション一室で倒れている状態で見つかり、まもなく死亡が確認された。 捜査関係者によると、マンション内の事務所でぐったりとしたryuchellさんをマネジャーが見つけ、同日午後5時33分に通報。警視庁代々木署員らが駆けつけたときは意識のない状態だったという。 同署は現場の状況などから自殺とみて、死亡した経緯などを調べている。 ryuchellさんは沖縄県から上京して古着店でのアルバイトと並行して読者モデルとしても活動。2015年、日本テレビ系「行列のできる法律相談所」などへの出演をきっかけに人気となった。 16年12月28日にモデルでタレントのpeco(ぺこ=28)と結婚。18年7月11日には第1子となる男児が誕生したが、22年8月に法的な夫婦関係を解消し、今後は「人生のパート
さまざまな動物とふれあい、たくさんの人々に愛された「ムツゴロウさん」こと畑正憲さん(享年87)が4月5日、心筋梗塞でこの世を去った。作家として多くの著作を残し、自然保護活動に身を捧げる一方で、麻雀のプロを打ち負かす勝負師の顔も持っていた“鬼才”は「最期は野垂れ死にでいい」と嘯いたという──。 「自宅でテレビを見ながら家族と話しているときに、突然『胸が痛い』と言って救急車で搬送されたそうです。2017年に倒れたときはドクターヘリで運ばれて一命をとりとめたのですが、今回は残念ながら……。ご家族は大変動揺していて、いまも心の整理がついていない状況だといいます」(畑正憲さんの秘書) 若い頃から世界中の秘境を巡り、珍しい動物に会うためならどんな場所にも飛んで行った畑さん。晩年は「筋力が3分の1になってしまった」と体力の低下を訴え、一日の大半を北海道中標津町にあるログハウスの自宅で過ごした。 「数年前
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