今月25日、韓国の著名な映画監督の金趙光秀(キム・ジョグァンス)さんと長年のパートナーの金承煥(キム・スンファン)さんが、同性婚の法的権利を求めた訴訟で、韓国の地方裁判所が訴えを退ける判断を下しました。「結婚をめぐる状況は変化した。だが別個の法制化がなされない限り、同性同士のパートナーは現行の法制度の下では婚姻関係として認識されない」と述べたソウル西部地方裁判所。2人は韓国で最も知名度の高い同性カップルで、同性カップルの結婚許可証を求めて訴訟が起こされたのは今回が初めてでした。 このように近年、日本以外でも法的に同性婚が認められていない各国で、同性カップルが婚姻を認めるべきだと主張しています。ほんの数年前までは偏見や差別の目で見られることが多かった同性愛者ですが、現在では公に結婚式を挙げたり、デモを起こしたりとアクティブになり、それを受けて渋谷区や世田谷区ではパートナーシップ証明書を発行し