「世界最速の人類」ウサイン・ボルトの電動キックボードシェアサービス『Bolt Mobility』の杜撰な結末 ウサイン・ボルト。今に至るまで「世界最速のホモ・サピエンス」の名を欲しいままにしている元陸上選手である。 ボルト氏が現役引退後に共同設立した『Bolt Mobility』というスタートアップが存在する。 これは電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアサービスで、日本にも上陸している。その当時は大手メディアもこぞってBolt Mobilityを取り上げていた。ボルト氏自らが記者会見を開いたからだ。 しかし、Bolt Mobilityのその後を報じている大手メディアは殆ど見受けられない。皆無と言ってもいい。 「世界最速の男のスタートアップ」は、果たしてどこへ行ってしまったのだろうか? ※イメージ画像 日本にも上陸した「電撃モビリティー」 2009年の世界陸上を、筆者は今でも覚えてい