1980年代に流行した「ブームボックス」と呼ばれる持ち運びできるラジカセを模した、Raspberry Pi Zero搭載の薄型「ラジカセ」ガジェットを、Raspberry Pi公式ブログが紹介している。 このガジェットは、プリント基板にアクティブ電子回路を搭載したポータブルサウンドシステムだ。アーティスティックなデザインを施した本体の大きさは360×560×11mmで、90デシベル以上の音量で音楽再生が可能だ。 ハードウェアはRaspberry Pi Zero 2 Wと、TDKの超薄型圧電(ピエゾ)スピーカー「PiezoListen」で構成。PiezoListenは薄型ながら90デシベル以上の出力が可能で、スピーカードライバーとしてTexas Instrumentsの「LM48580」を2個使用している。