去年からネットで広がっている「ワクチン接種で不妊になる」という、科学的根拠がないとして多くの専門家が否定している情報は、誰が広め、なぜ拡散し続けているのか。 私たちが専門家と協力してSNSのビッグデータを分析したところ、誤った情報の「拡散者」の存在と、そこにごく一部の現役の医療関係者たちが加わっていることも見えてきました。 感染拡大の不安が広がるなかで、誤った情報に惑わされないためにはどうしたらいいのでしょうか。 (フェイク・バスターズ 新型コロナワクチンと誤情報 取材班 / 総合テレビ 8月10日 午後10時 放送予定) https://www.nhk.jp/p/ts/XKNJM21974/ “ワクチンで不妊” 20万件の投稿を分析すると 私たちはまずツイッターで「ワクチン」と「不妊」という言葉が含まれる投稿を分析しました。 対象は去年12月から6月までの投稿で、リツイートを含めて約20
【速報】 菅首相は会見で、7月末までに希望する高齢者全員にワクチン接種を完了するとした目標について「達成することができた」と述べた https://t.co/PZVtYgzOBL
松宮「今回の問題をめぐっては、いくつかの犯罪が行われている疑いがあります。代表的なのは、自由民主党の国会議員による、学術会議が中国と軍事研究を共同しているというデマをツイッターで述べたということです。これは明らかに犯罪です。 それから、内閣総理大臣が任命する根拠となる学術会議の
日本学術会議が2015年に中国科学技術協会と交わした協力覚書について、大西隆元会長が「覚書を交わしたが活動実績はない」と説明した。この説明に対して、「その覚書どおりに中国科学技術協会と大阪大学、東京大学、東京工業大学、名古屋大学が共同ユニットを度々開催している」という情報が、まとめサイトに投稿され、ツイッターで拡散されている。しかし、日本学術会議に問い合わせたが、これらは覚書に基づく事業ではなく、出典として示された中国語の案内には中国科学技術協会とは別のNPO法人名が記されていることから、この情報は誤りだ。【木許はるみ、浦松丈二/統合デジタル取材センター】 問題の情報は、16日にまとめサイト「anonymous post」から投稿されたもので、約2000回リツイートされ、3700以上の「いいね」が付いている。 記事本文は、産経新聞の記事を引用し、大西さんが15日の野党ヒアリングで、中国の研
「日本学術会議が中国の軍事研究『千人計画』に積極的に参加している」という真偽不明の情報がネット上で広がっている。日本の軍事研究には批判的なのに中国には協力するというのは矛盾しているという趣旨だ。日本学術会議は「千人計画への参加は決定していない」と否定したが、委員会質問をした自民党議員やテレビ番組で立川志らくさんらが次々とこの情報を引用する事態に発展している。「千人計画」に参加して中国で研究を続ける日本人研究者は、こうした日本の状況をどのように感じているのか。匿名を条件に参加条件や待遇などを赤裸々に語ってもらった。【木許はるみ/統合デジタル取材センター】 目次 ・甘利議員は「積極的に協力」から「間接的に協力」にブログを修正 ・当事者が何度否定しても広がっていく ・千人計画とは、主に海外の中国人研究者を呼び戻す中国の優遇措置 ・「学術会議と千人計画が無関係とファクトチェックできたら」 ・「影響
任命問題で注目されている日本学術会議が「日本の防衛研究は認めないが、中国の軍事研究には参加する」という情報が広がっている。 これは、軍事転用への懸念などがアメリカで示されている中国政府による「千人計画」に対して、学術会議が協力している、という根拠のはっきりしない話が拡大解釈されたものだ。 自民党の甘利明・元経済再生担当相も同様の趣旨の指摘をしているが、学術会議は「軍事研究」への参加も、「千人計画」への協力を否定している。BuzzFeed Newsは、ファクトチェックを実施した。 ネット上で広がっているのは、以下のようなツイートだ。 日本学術会議。「防衛研究は認めないが、中国の軍事研究には参加する」という結構な反日組織になっており、今回の官邸側の動きは十分理解できる。「中国との戦争はもう始まっている」と痛感させられた。「戦争の結果は戦争する前に決まっている」ので、こういう地道な改善は重要。
6月14日、菅義偉官房長官(写真)は閣議後の会見で、安倍晋三首相のイラン訪問について、イラン側も高く評価しているとの認識を示した。写真は都内で2017年8月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai) [東京 14日 ロイター] - 菅義偉官房長官は14日閣議後の会見で、安倍晋三首相のイラン訪問について、イラン側も高く評価しているとの認識を示した。同国のロウハニ大統領から戦争は望まないとの明確な発言、最高指導者ハメネイ師からは平和への信念、核兵器を製造も所有もしないとの発言があったことは、中東地域の平和と安定確保に向けて大きな前進だと述べた。 トランプ米大統領が安倍首相のイラン訪問に感謝を示す一方でイランとの対話には時期尚早としていることについては、コメントは控えた。今回の訪問の成果に関しての安倍首相と米大統領との電話会談は現在調整中という。 ホルムズ海峡に近いオマーン沖で13日、日
シリアで反政府武装勢力に拘束されていた、ジャーナリストの安田純平さんが解放されたようだ。カタール政府が日本政府側に伝えたとのことなので、おそらく本当なのだろう。非常に喜ばしいことだ。筆者も安田さんとは、イラク戦争等の取材でお世話になったし、共通の友人の家で一緒に会食したりした縁もあり、安田さん解放の報は嬉しい限りである。安田さんの件について、筆者にもメディア関係者から問い合わせがいくつか来ているので、現在、語れる範囲で、自分なりの所感を述べたい。 〇安田さん解放をめぐる動き 昨晩遅く、安田さんが解放されたらしい、という情報が入ってきたのは、筆者にとっても、意外なことであった。というのも、外務省等、日本の政府関係者が安田さん解放のため、いろいろと動いていたことは事実ではあるし、関係者の尽力には頭が下がる思いではあるものの、一方で安倍政権について安田さん解放にかなりネガティブな話も漏れ伝わって
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