抗議が殺到して僅か2ヶ月で絶版となった『ヒトラー選挙戦略』(永田書房) なんと現役閣僚も推薦文を寄せていた! 安倍改造内閣に入閣した高市早苗総務大臣や、稲田朋美政調会長ら自民党議員3名が、ネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことが国内外で波紋を呼んでいる。団体の名称は「国家社会主義日本労働者党」。公式サイトに国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の「かぎ十字」(ハーケンクロイツ)を掲げ、「日本民族の優秀性を確認し血の純潔を保持」「民族浄化を推進せよ!国家社会主義闘争に立ち上がれ!」などと主張する組織である。 高市総務大臣は12日の会見で、「不可抗力だった」「思想信条が分かっていたら、会いもしなかったし、写真も撮らなかった」などと釈明した。しかし、本当にそうだろうか。少なくとも高市はナチスになんら拒否感や批判的視点をもっておらず、それどころか学ぶべきものがあるとさえ考えていたのではな
ネオナチ団体の代表と記念撮影をした写真で海外から批判の嵐に晒されている高市早苗総務相ですが、20年前に自民党広報部長が出版し、その後絶版、回収となったヒトラーを賛美する書籍に推薦文を書いていたことが明らかになりました。 先日発足したばかりの第2次安倍改造内閣の高市早苗総務相、稲田朋美政調会長、西田昌司参議院議員がネオナチ団体である国家社会主義日本労働者党の代表と記念写真を撮影していたことが発覚、複数の海外有力紙に批判的に報道され、現在国内メディアも報道を始めています。 極右代表と撮影 高市氏と稲田氏ら、欧州メディアが批判 - 毎日新聞 総務相・高市議員らと極右団体代表との写真がホームページに一時公開 - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ) 取材に対して高市氏、稲田氏、西田氏の事務所は本件についてそれぞれ「その男性がどういう人物か知らなかった」と回答していますが、高市早苗総務相は
東京・恵比寿の街並みは、クリスマス前の華やぎに包まれている。だが一角にある研究室には重い空気が流れているように思えた。ドイツ現代史(ナチス研究)が専門の芝健介・東京女子大名誉教授(72)は「桜を見る会」を巡る安倍晋三首相の対応を「ご都合主義ではないでしょうか」として、こう評した。「都合の悪いものはなかったことに。そんななりふり構わない政権、それを守ろうとする永田町や霞が関の現状がまるで1930年代のドイツの民主主義衰退の過程と重なってみえます」 芝さんは、ナチスの人権弾圧に抵抗したミュンヘン大学の学生らによる「白バラ」運動(40年代)のビラの一節をかみしめる。<ナチズム運動は、その最初の萌芽(ほうが)から国民同胞を欺くことを必須としていた。すでに当時から、いちばん芯の部分が腐敗していて、たえざるうそによってしか生き延び得ない存在だった>。刺激的な対比だ。「国民は『桜を見る会』の疑惑が報じら
うその答弁に文書の改ざん、言いのがれ、開き直り――。民主主義をなり立たせる最低限のルールも倫理もない、異常な国会が幕を閉じて1週間になる。 豪雨被害、そして酷暑に人々の関心は移り、不都合なもろもろを、このままなかったことにしてしまおうという為政者の思惑が、少しずつ、しかし着実に世の中を覆っていく。 私たちの日本社会はいま、危うく、きわどい地点にさしかかっているのではないか。 ■忠誠が生み出す罪悪 来月3日まで東京・岩波ホールで公開されている映画「ゲッベルスと私」の主人公ブルンヒルデ・ポムゼルは、第2次大戦当時、ユダヤ人虐殺を進めたナチスの宣伝相ゲッベルスの秘書として働いた。顔に深いしわが刻まれた103歳が語る。 「私は、言われたことを忠実にやっていた」 彼女が担った役割は、ナチスの犯罪のごく末端にすぎない。だがそうした小さな悪の集積が大きなうねりとなり、当時のドイツを破滅に追いやった。 「
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