ロシアのプーチン大統領は12日、国の祝日にあわせて行った演説で、北方領土を含む島々もあわせてロシアの領土だと強調しました。プーチン大統領が重視する憲法改正の是非を問う全国投票が来月行われるのを前に、国民の愛国心に訴えかけるねらいがあるとみられます。 この中で「私たち一人一人にとって、カリーニングラードからカムチャツカやクリル諸島などに至る祖国は、家族であり家なのだ」と述べ、ポーランドなどと接する飛び地のカリーニングラードから北方領土を含む島々もあわせてロシアの領土だと強調しました。 そのうえで「母親に対する愛情と同じとも言える祖国への愛が、私たちに力と希望を与えてくれる」と述べ、広大な領土を持つ祖国を愛する気持ちが国家の発展につながると訴えました。 プーチン大統領は、新型コロナウイルスの感染が深刻な状況にもかかわらず、来月1日、憲法改正の是非を問う全国投票を行うことにしています。 憲法改正
中国を中心に新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、ロシアの外務省報道官は20日、ロシアへの入国管理などについて「今後の情報次第で必要な措置を取る」と述べた。 ロシア政府は20日から中国人の留学や観光、就労などを目的とした入国とビザの発給手続きを一時停止している。 ロシア外務省のザハロワ報道官は20日の会見で、日本に対しても同様の入国制限を行う予定があるかを記者から問われると、「今後新たに入る情報によっては関係部門の担当者や公衆衛生の専門家も含めた会議での決定を経て必要な措置を取る」と述べるにとどまった。 その上で報道官は「政治的な意図ではなく、安全面、医療面で専門家が判断して決定するものだ」と強調している。
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