2025年大阪・関西万博に向け、工事が進む大阪市の人工島・夢洲=大阪市此花区で2023年11月19日午後2時12分、本社ヘリから 2025年大阪・関西万博を巡り、政府は27日の参院予算委で、当初計画の1・9倍の最大2350億円(国費負担783億円)となった会場建設費とは別に、「日本館」の建設費などに少なくとも837億円の国費負担があると明らかにした。 立憲民主党の辻元清美参院議員の質問に対し、自見英子万博担当相や西村康稔経済産業相が答弁した。辻元氏は「国費負担分が倍増している」と批判し、岸田文雄首相は「全体像を示せるよう努力する」と述べた。 会場建設費以外の国費負担の内訳は、日本館関連が360億円、途上国支援が240億円、警備費199億円、万博の機運醸成38億円。 政府は日本館について、物価高などの影響で、2024年度当初予算案の概算要求などに盛り込んだ計308億円では収まらない見通しだと