東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事(78)が大会スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」(横浜市)と自身が代表を務める会社との間でコンサルタント契約を結び計約4500万円を受領していた問題で、東京地検特捜部は26日、東京都港区の電通本社にも家宅捜索に入った。 高橋氏は電通の元専務。電通は組織委のマーケティング専任代理店となっており、社員が多く組織委に出向しスポンサー選定にかかわっていた。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の高橋治之(はるゆき)元理事(78)が、大会のスポンサー企業だった紳士服大手「AOKI」を展開するAOKIホールディングス(横浜市)側から、現金を受領していた疑いがあることが20日、関係者への取材で分かった。組織委の理事は「みなし公務員」に該当するため、金品を受領すれば収賄罪に抵触する可能性もある。東京地検特捜部もこうした経緯を把握、慎重に捜査を進めている。 組織委は平成26年1月に設立され、スポンサー企業の選定などで幅広い権限を持っていた。高橋氏は大手広告会社「電通」の元専務で、同社顧問を退任後の同年6月、組織委の理事に就任。高橋氏はサッカーのワールドカップ(W杯)をはじめ、国際的なスポーツビジネスに深くかかわった経験を持つ。 AOKIホールディングスは30年10月、「ビジネス&フォーマルウエア」カテゴリーで、大会の複数あるスポンサー企業の一つである「オ
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元理事が代表を務める会社が、大会スポンサーだった紳士服大手のAOKIホールディングス側から数千万円を受け取っていたとされる問題で、東京地検特捜部が20日までに創業者の青木前会長から任意で事情を聴いていたことが関係者への取材で分かりました。 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の高橋治之元理事(78)が代表を務める都内の会社は、紳士服大手の「AOKIホールディングス」側とコンサルティング契約を結び、理事在任中に数千万円を受け取っていたとみられることが関係者への取材で分かっています。 「AOKIホールディングス」は、2018年に組織委員会とスポンサー契約を結んだうえで、エンブレムの入ったスーツなどを公式ライセンス商品として販売していました。 この問題で東京地検特捜部が、20日までに創業者の青木拡憲前会長(83)から任意で事情を聴いていたことが分
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