木村議員はゴミ!?の現場を視察する担当者が池田統括官であることをいち早く見抜いた。=3日、衆院会館 撮影:筆者= マスコミがめっきり報道しなくなった森友問題。疑惑を明るみに出した豊中市議会の木村真議員が、証人隠しは認められないとクギを刺した。 国有地をタダ同然で森友学園に叩き売った人物が、民事裁判への出廷を拒んでいる。籠池理事長と値引きの交渉にあたるなどしてきた近畿財務局の池田靖統括官だ。 売却額を当初非開示とした国の処分は違法として地元の豊中市議会議員らが損害賠償を求めている裁判で、裁判長が当初、原告側の申請を認めたため、池田氏は証人として法廷に立つことになっていた。9月のことだ。 池田氏は疑惑の核心を握る。法廷でウソの証言をすれば、偽証罪に問われる。真実が明るみに出るのではないかと、かすかな期待を寄せた向きも少なくないだろう。 11月になると池田氏は体調不良を理由に出廷を拒否。裁判所は