新型コロナウイルス感染症で、厚生労働省は7日、感染症法上の5類移行後も死者数を迅速に把握するため導入した新たな手法による集計結果を初めて公表した。今年4月分で、死亡診断書に直接の死因などが新型コロナと記載されたのは計550人。間接的にコロナが影響した例も含めると計1406人だった。感染が拡大してい…
東京五輪の開会式が行われたこの日、国立感染症研究所が国内初となるラムダ株を確認した=国立競技場で2021年7月23日午後10時38分、宮間俊樹撮影 南米ペルー由来とされる新型コロナウイルスの変異株「ラムダ株」を巡る、政府の公表の経緯に批判が強まっている。日本国内で初確認されてから厚生労働省が明らかにするまでに2週間もかかったためだ。この間は東京オリンピックの開催期間と重なり「五輪に水を差さないためのそんたく」との臆測も広がる。公表を巡る問題点は何か、ラムダ株からどう身を守るべきか。専門家と考えた。【上東麻子/デジタル報道センター】 五輪期間中の未公表「隠蔽では」 まずは経緯をおさらいしたい。厚労省や国立感染症研究所(感染研)などによると、日本国内で初めて見つかったのは7月20日、羽田空港に到着した30代女性からだった。女性はペルーに滞在歴があり、空港の検疫で新型コロナ陽性が判明。感染研が詳
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