経済産業省は、通商政策の体制を一段と強化するとして、元総理大臣秘書官の柳瀬唯夫経済産業審議官を退任させる方針を固めました。柳瀬元総理大臣秘書官は、「加計学園」の獣医学部新設をめぐって3年前に愛媛県の担当者らが総理大臣官邸を訪問した際に面会していたなどとして、国会に参考人として招致されました。 関係者によりますと経済産業省は、通商政策の体制を適材適所で一段と強化するとして、柳瀬元総理大臣秘書官について、経済産業審議官を退任させ、後任には現在、商務情報政策局長の寺澤達也氏を充てる方針を固めました。 柳瀬氏は、総理大臣秘書官だった3年前に、「加計学園」の獣医学部新設をめぐって、愛媛県の担当者らが総理大臣官邸を訪問した際のやり取りを記したとされる文書に「本件は、首相案件」などと発言したと記載されていたことなどから、国会に参考人として招致されました。 政府はこの人事案を24日にも正式に決める見通しで
大阪北部地震とサッカーW杯を利用した加計孝太郎理事長による「ゲス会見」から約1週間。ようやく安倍首相がきょう開かれた参院予算委員会で会見について国会で口を開いたが、またも“汚れたお友だち関係”を全開にした。 まず、安倍首相は「加計学園による記者会見は、加計学園と愛媛県や今治市とのやりとりにかんしておこなわれたもので、政府として内容にコメントする立場にない」と言い、事実上、答弁を拒否。 誰も、安倍首相に論評など求めているわけではない。加計理事長の主張は、「加計と愛媛県、今治市のやりとりの問題」などではなく、安倍首相が「獣医大学いいね」と面談で言ったとでっち上げることで「前に進めるためにやった」というもので、安倍首相の名前を勝手にもち出して詐欺行為をはたらいたことを認めるもの。つまり、安倍首相本人と、自身が最高責任者である国家戦略特区に対する詐欺行為の告白であり、安倍首相は当事者として説明責任
加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県が国会に提出した超ド級の新公文書が安倍政権に激震を走らせている。 学園関係者から県への報告内容が記された2015年3月作成の公文書には、〈2/25に理事長が首相と面談(15分程度)〉〈首相からは「そういう新しい獣医大学の考えはいいね。」とのコメントあり〉などと記載されている。安倍首相が新設計画を知ったのは「2017年1月20日」とする国会答弁を覆す決定的な内容だ。 釈明に追われた安倍首相は22日、「2月25日に加計氏とお会いしたことはございません」と強弁。加計学園も「理事長が2015年2月に総理とお会いしたことはございません」とコメントを出した。 確かに首相動静には2人の面会は書かれていない。しかし、首相動静で報じられず、マスコミの目をくぐって首相と面会する方法はある。早大大学院教授の片山善博氏が22日の「ひるおび!」(TBS系)で、鳥取県知事や総務相
行政の信頼を損なう事案が相次いでいることについて、安倍総理大臣はフジテレビの番組で、政権が長期化することで官僚が忖度(そんたく)しているという批評は率直に受け止める必要があるとしたうえで、組織の立て直しに努める考えを示しました。 また安倍総理大臣は、加計学園について、「10数年間、加計学園だけが獣医学部の新設にトライをしていた。チャレンジし続けた人を、私の友人であるがゆえに批判するのはおかしい。ただ、疑いの目を向けられていた中で食事をしたことなど、もう少し慎重であればよかったというのはもちろん思う」と述べました。 さらに、安倍総理大臣は、行政の信頼を損なう事案が相次いでいることについて、「政権が長期化していることで、『役人も官邸の方だけを見る』『私のことを忖度しているのではないか』という批評があることは率直に受け止めなければならない。すべてを正直に明らかにし、うみを出し切ったうえで組織を立
石破茂・自民党元幹事長(発言録) (衆院予算委員会での柳瀬唯夫・元首相秘書官の参考人招致について)加計学園だけが特別扱いされたのでは、との疑問が完全に払拭(ふっしょく)されたかというと、そういう思いはしない。疑念を完全に払拭するとの(安倍晋三)総理の指示は、完全には達せられなかったんじゃないか。 非常に違和感を持ったのは、希望があれば誰でも会うと言われたが、総理秘書官が誰にでも会ってくれる話だと思わなかった。結果として、会ったのは加計さんだけ。誰にでも会うと強調していたので、すごく違和感を持った。なぜ加計さんだけだったのか。石破4条件を随分強調していたが、閣議決定だから安倍内閣の決定であり、その点もかなり違和感を持った。 総理に秘書官が報告しないことは普通考えられない。秘書官は個人でなく、(総理の)分身として会っていて、誰に会ったか報告するのが普通だ。全く報告していないことにも違和感は持っ
安倍晋三首相との会合を終えて首相官邸を出る元首相秘書官の柳瀬唯夫・経済産業審議官=2018年4月16日、川田雅浩撮影 学校法人「加計学園」による国家戦略特区を利用した獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)は、2015年4月2日に同学園関係者と首相官邸で会ったことを認める意向を固めた。面会をうかがわせる文書が愛媛県や農林水産省などで見つかり、否定し続けるのは難しいと判断した。与野党が国会招致で合意すれば、答弁で説明する。自民党幹部が明らかにした。 愛媛県と同県今治市職員、加計学園事務局長らが柳瀬氏と面会したという県職員作成の文書が報じられた4月10日、柳瀬氏は「記憶の限りでは、愛媛県や今治市の方にお会いしたことはありません」とのコメントを出した。文書では柳瀬氏が「本件は、首相案件」と述べたとされるが、柳瀬氏は「私が外部の方に対して、首相案件になっているといった具体的な話
昨日、えだのん @edanoyukio0531 の質疑で妨害行為した委員長の河村建夫、今治市職員訪問時に同席してるじゃん 共犯者が仕切り役じゃ公正になるはずない 邪魔するわけだわ🤔 https://t.co/ESecGTupJb
加計学園の獣医学部新設を巡り、愛媛県が作成した柳瀬唯夫首相秘書官(当時)との面会記録に、安倍晋三首相が加計孝太郎・加計学園理事長と会食した際の記述があることが、「週刊文春」の取材でわかった。 記録によれば、2015年4月2日、柳瀬秘書官は首相官邸で、愛媛県地域政策課長や今治市企画課長、加計学園事務局長らと面談し、次のように発言したという。 <加計学園から、先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、下村文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があったとのことであり、その対応策について意見を求めたところ、今後、策定する国家戦略特区の提案書と併せて課題への取組状況を整理して、文科省に説明するのがよいとの助言があった> 男たちの悪巧み(昭恵夫人フェイスブックより) 安倍首相は、昨年夏、国会で次のように答弁していた。 「(加計理事長からは)『獣医学部を作りたい』、さらには
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