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2020年11月23日以降、桜を見る会に関する安倍晋三 前総理の国会答弁が虚偽であったことを示す報道が相次いだことを受けて、2020年11月25日の参議院予算委員会で共産党・田村智子議員は約11分間にわたって桜を見る会について菅義偉総理に質問。本記事では、その質疑の全文を書き起こす。 *田村議員は約1年前の2019年11月8日に桜を見る会が注目を集めるきっかけとなった質疑を行った議員でもある。 <表記の注意事項> ・発言内容は「えー」などの言い澱みを含めて、そのまま書き起こす。読解が困難な言い間違いが頻発した場合であっても、発言のまま書き起こす。 ・発言者名は【 】で囲んで記載する ・筆者が重要と判断した箇所は太字で記載する ・用語や背景知識は*で補足説明する ・委員会室の様子、発言の補足は( )で記載する 概要 質疑【共産党・田村智子議員】 今日ですね、桜を見る会について質問しないわけに
2019年9月20日、横浜市会でカジノ補正予算が自民・公明の市議全員の賛成によって、賛成が過半数を上回り、可決された。 この議決前、無所属・井上さくら市議はカジノ反対の立場で討論。井上市議は5年前(2014年)から議会でカジノ誘致の問題を取り上げ、今回のカジノ補正予算を審査する政策・総務・財政委員会の委員でもあったため、カジノ誘致に関する多くの問題点が15分間の反対討論には盛り込まれていた。 本記事では、この反対討論を文字起こしする。 *当日のノーカット全編の映像をYoutubeで公開中 <表記の注意事項> ・井上さくら市議の発言をそのまま書き起こす ・太字は筆者が重要と判断した箇所 ・用語解説や背景知識が必要な場合は * で補足説明する ・議場の様子や井上市議の様子は適宜( )で補足説明する はじめに井上さくらでございます。 わたくしは、今回、林市長により提案された9月補正予算案のうち、
2019年7月22日、吉本興業 岡本昭彦社長らは所属タレントの闇営業問題について記者会見で5時間以上にわたって説明。 2日前に渦中の宮迫博之さんと田村亮さんが独自で記者会見を開き、岡本社長からの圧力を訴える発言をしたことで大きな注目を集めていた。 本記事では、これまで国会答弁を視覚化してきた「信号無視話法」の分析手法で記者会見の質疑の一部を視覚化する。 ✳︎信号無視話法の分析事例は筆者のハーバービジネスオンライン記事、3カ国語で発信中のYoutubeチャンネル「赤黄青で国会ウォッチ」(日本語版 / 英語版 / フランス語版 )を参照 信号無視話法のルール説明信号無視話法分析では回答者の質問内容を以下の配色ルールに沿って、直感的に視覚化していく。具体的には、信号機のように3色(青はOK、黄は注意、赤はダメ)で色分けする。これによって、回答者は本当に質問に答えたのかが一目でわかる。 前提条件・
2019年3月1日衆議院本会議にて根本厚生労働大臣の不信任決議案が提出され、立憲民主党・小川淳也議員が約1時間49分に及ぶ趣旨弁明を行った。 本記事では、当日夜のNHKニュースウォッチ9によるこの趣旨弁明の放送内容がいかに事実と乖離していたかを視覚化する。 趣旨弁明の内容 小川議員の1時間49分(全18482字)にのぼる趣旨弁明の全体像は上表の通り。 ✳︎概要の名称や10項目の区切り方は筆者の判断 ✳︎文字数は上西氏の文字起こしを活用して算出 趣旨弁明の詳細は上西充子氏のnoteで掲載中の文字起こしを参照いただきたい。 また、NHKの当日の放送内容は以下サイトで確認できる。 (最終アクセス日時:2019/3/4 22:58) http://www.asyura2.com/19/senkyo258/msg/139.html NHKの真っ赤な嘘 「小川議員の弁明内容の構成」NHKニュースウォッ
高度プロフェッショナル制度を含む働き方改革関連法案。 安倍政権は2018年5月23日に同法案の強行採決を狙うのではと目されていたため、同日の衆議院 厚生労働委員会には過労死家族の会から15人以上が傍聴に訪れていた。 質問に立った国民民主党・柚木道義委員は安倍総理に対し、「この質疑の後で過労死家族の会の方々に10分でもいいから面会してもらえないか」と強く要望。 しかし、これに対して安倍総理ではなく加藤大臣が答弁したため、加藤大臣の答弁中に柚木委員は耳をつんざくほどの大声で抗議し続けたが、加藤大臣はその抗議を無視して答弁を続けて議場は騒然となった。 これは筆者が今までに見た国会質疑の中で、最も異常で最もショッキングな質疑であったと言える。 さらに、後日に公開された議事録では柚木委員の抗議の声が全く記載されておらず、あたかも加藤大臣が何事もなく答弁したかのようになっている。 本記事ではこの議事録
✳︎本記事は演説内容をより早く広めるために演説当日の7月20日から無料公開してきましたが、書籍「緊急出版!枝野幸男、魂の3時間大演説 『安倍政権が不信任に足る7つの理由』」の発売にあたって、8月6日23時より不信任理由2以降は有料公開に切り替えました。 全文を読みたい方は、脚注や解説も付いて演説内容をより深く理解できる書籍の購入をオススメします。 事実上の会期末を迎えた2018年7月20日、野党は安倍内閣不信任決議案を提出し、否決された。この趣旨弁明で立憲民主党・枝野代表は不信任理由を7項目に分けて、2時間43分にわたって演説した。これは今年5月25日に同党・西村ちなみ議員が厚生労働大臣不信任決議案の趣旨弁明で記録した2時間6分を上回る最長記録である。 しかも、簡単なレジュメはあったようだが、原稿を事前に用意しておらず、ほぼ即興でこの長時間をしゃべり切った。 本記事では、この趣旨弁明を文字
2018年1月31日の参議院 予算委員会にて、高度プロフェッショナル制度のニーズの労働者へのヒアリング結果について、浜野喜史議員が加藤勝信 厚生労働大臣(以下、加藤大臣)に問う場面があった。 この答弁で加藤大臣は、これ・その等の指示代名詞の曖昧さを利用したこそあど論法(法政大学教授・上西充子氏が考案)で意図的に聞き手をミスリードさせた疑いが強い。 本記事では、以下2点を対比させることで、そのミスリードの手法を視覚化していく。 ・聞き手の一般的な解釈 ・加藤大臣が後日の答弁で主張した解釈 また、本記事は上西充子氏の以下2記事およびtwitter投稿を参考に作成している。 高プロのニーズ聞き取りについて、加藤厚生労働大臣が1月31日に虚偽答弁を行っていたことが判明 https://news.yahoo.co.jp/byline/uenishimitsuko/20180608-00086165/
2018年5月30日に行われた、安倍総理と野党4党首の党首討論。 本記事では、立憲民主党・枝野代表との討論を取り上げ、質問と答弁を信号機で直感的に視覚化していく。具体的には、信号機のように3色(青はOK、黄は注意、赤はダメ)で視覚化する。 また、聞かれていないことを話し続け(=赤信号・黄信号でも車を走らせ続け)、議論相手や聴衆(=周りのドライバーや通行人)に迷惑をかけ、時間を浪費させる答弁を 信号無視話法と筆者は命名する。 (2018/6/1に筆者 命名) 全体まとめ 上記グラフは、枝野代表の質問 1837字、安倍総理の答弁 4161字を分析した結果である。 総理答弁の回答はわずか6%にとどまる上、中身はゼロ回答であった (例)事務所に回して頂ければ答えた、政府はコメントする立場にない 一方、枝野代表は青信号(33%)よりも、黄信号(65%)が多く、肝心の質問に入るまでにやや時間がかかって
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