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ブックマーク / note.com/old_moon (7)

  • 【コラム】キズナアイ、スリープの明日を見つめて①――すべては分人から繋がるために|古月

    2016年以降、バーチャルYouTuber・キズナアイは私たちに少なくない衝撃をもたらした。 彼女が名乗った「バーチャルYouTuber」は「VTuber」と語を変え、模倣され、世界中に広まり、今や日発の新たな巨大カルチャーへと変貌している。 しかし、パイオニアであるキズナアイは2022年2月に眠りに入った(無期限活動休止)。しかし、現在までその長い眠りから目覚めていない。 彼女が深い眠りにある中、キズナアイの産み親であるActiv8株式会社、傘下であるキズナアイの運営・キズナアイ株式会社は様々な施策を行ってきた。 特に”キズナアイのアニメ化”と発表された「絆のアリル」は、発表時話題になったが、その内容まで把握している人物はそう多くない。 そして、見方によってはネガティブにも受け取れるニュースが2024年連続して起こった。ひとつはキズナアイのアドバイザー/ボイス提供者の春日望さんがアドバ

    【コラム】キズナアイ、スリープの明日を見つめて①――すべては分人から繋がるために|古月
    msdbkm
    msdbkm 2024/05/06
  • 【インタビュー】VTuberの時代と歴史区分——『青春ヘラ』ver.7より|古月

    稿は、大阪大学感傷マゾ研究会が発行した同人誌『青春ヘラ』ver.7『VTuber新時代」にて掲載されたインタビュー「Vの考古学*VTuberの時代と歴史区分」を転載したものである。 2013年~2014頃からすでにVTuberに近しい存在を見ていた、当アカウントの主・古月がインタビューに答えている。 今回、掲載から1年経過したことを機に、特別に許諾を経てnoteに掲載することができた。 1万字以上にもおよぶ、約10年とバーチャルな存在を見てきており、VTuber事務所を手掛け、ライターとして活動する人物が答える貴重な資料になっている。ぜひ最後までご覧いただきたい。 (冒頭文 文責: 古月、文文責: 大阪大学感傷マゾ研究会 取材は2023年3月16日に行われた。一部は当時の考えなどに基づいているものであり、現在とは異なる可能性があることに留意いただきたい。) 普段の活動──今日は、VT

    【インタビュー】VTuberの時代と歴史区分——『青春ヘラ』ver.7より|古月
  • VTuberに対して「バーチャル」「リアル」という表現をやめたという話|古月

    私はVTuberのファン/ライターの中でも、「バーチャル」だとか「リアル」だとかいう表現に敏感だと思う。 VTuberがより実写に体を晒せばファンの中には発狂する人間もいる。 だが、おめがシスターズなど様々なVTuberが体のあり方をより実写主義※になっている。 ※実写主義→写実主義とは異なって、実写に動画やライブ配信を実施することをよしとするVTuberを指す便宜上の言葉で特段定義づけはしない そういった視点は「VTuberアバター存在論」(今読むと大幅に書き直したい……。)やKAI-YOUさん、PANORAさんで書いてきた記事の中にも色濃く視点として残っていると思う。 今の私のポジションは、ある程度幅広くVTuberの情報を持ち、解析し、それを広めるべくいなくてはならない状況にある。 それは「Project Virtual History」というVTuber情報コミュニティの運営やライ

    VTuberに対して「バーチャル」「リアル」という表現をやめたという話|古月
  • VTuberの歴史保存の必要性とはなにか? 消えゆくバーチャルの波に問う|古月|note

    私はこの1年VTuber歴史保存の必要性について訴えてきた。 しかし、この頃その必要性について「果たして当に必要なのだろうか?」と自問自答を繰り返してきた。 文では、VTuber歴史保存とは一体何か、歴史保存は当に必要なのか考察する。 先行記事: VTuberを記録することの意義VTuberは消える 「VTuberはいつかは消えてしまうもの」。誰も声には出さないが、誰もが思うことだろう。 この4年の間で著名なVTuberが突如として引退や活動終了を発表したことは何度もある。私たちはそのたびに愕然している。 多数のVTuberは引退や活動終了をするとともにTwitterやYouTubeなどで活動した痕跡を消してしまう。 突如消えることが発表され、間髪なくその痕跡が消えてしまえば、残るのは人の記憶とメディアやブログでの記録のみとなる。 つまり、日常的にVTuberがどのように活動して

    VTuberの歴史保存の必要性とはなにか? 消えゆくバーチャルの波に問う|古月|note
  • VTuberアバター存在論 2021――VTuberのあらゆる形・姿|古月

    バーチャルリアリティのバーチャルが仮想とか虚構あるいは擬似と訳されているようであるが,これらは明らかに誤りである.バーチャル (virtual) とは,The American Heritage Dictionary によれば,「Existing in essence or effect though not in actual fact or form」と定義されている.つまり,「みかけや形は原物そのものではないが,質的あるいは効果としては現実であり原物であること」であり,これはそのままバーチャルリアリティの定義を与える. バーチャルの反意語は,ノミナル(nominal)すなわち「名目上の」という言葉であって,バーチャルは決して リアル(real)と対をなす言葉ではない.虚は imaginaryに対応し虚数 (imaginary number) などの訳に適している.因みに,虚像はvi

    VTuberアバター存在論 2021――VTuberのあらゆる形・姿|古月
  • バーチャルYouTuberの死とは何か?|古月

    Project:;COLDの登場により、「バーチャルYouTuber(VTuber)の死」という概念が去年注目され、様々な議論を呼んだ。Project:;COLDのあらすじは以下の動画を見ていただくとして、さっそく題に移りたい。 そもそもバーチャルの定義が出来ていない問題「バーチャルYouTuberって死ぬんだ」だといった短観的な反応から、「演者が死んだんだろ それってどうなんだよ」といった勘違いなど様々な反応を見せた件。ここまでバーチャルYouTuberの死について議論を呼んだのは各々にとってのバーチャルYouTuberの定義が異なるからだろう。 現在バーチャルYouTuberには様々な定義がされているが、私が先日編集したWikipediaでの定義では以下のように定義している。 バーチャルYouTuberは、2016年12月に活動を開始したキズナアイがYouTuber活動を行う際に自

    バーチャルYouTuberの死とは何か?|古月
    msdbkm
    msdbkm 2021/02/08
    おめシスさんが生前葬みたいのをやったことありませんでしたっけか(うろおぼえ
  • VTuberファンとして7年 古代と黎明期を振り返る|古月

    バーチャルYouTuberのコミュニティの拡大は今でも広がりを続け、次々と新たなファンがこの界隈を訪れ、様々なコンテンツを供給しています。 私は、ウェザーロイドが登場したときから数え、7年。 そのころからキャラクターとリアリティーの関わり方、あり方を観測し続けました。今回はその7年の間とその前から観測してきた様子を振り返ろうと思います。 ちゆ12歳とバーチャルネットアイドルちゆ12歳は後に実際にバーチャルYouTuberとして活動をはじめますが、元は2001年2月14日に解説された個人用のウェブサイトでした。 この頃のインターネットはYouTubeやニコニコ動画といった動画サイトはなく、2ちゃんねるを筆頭とする掲示板サイトと個人のウェブサイトがメインコンテンツでした。 その中でもちゆ12歳は、サイト管理者がそのキャラクター人であることを謡ったサイトジャンル「バーチャルネットアイドル」の元

    VTuberファンとして7年 古代と黎明期を振り返る|古月
    msdbkm
    msdbkm 2020/09/06
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