「石垣」組織を目指す 多様な形を組み上げて 自由に副業させたら…自社製品が売れた!? 「こんな風に働きたい」主張するトレーニングを 「我慢しないで、わがままを言うトレーニングをしないといけない」。働き方改革が叫ばれるなか、「100人100通りの働き方」を掲げるサイボウズの青野慶久社長はそう言い切ります。5月、都内であったイベントで、「生きづらい人は声を上げて、一緒に社会を良くしていこう」と訴えた青野さん。なぜ社会を変えるのに「わがまま」が必要なのでしょうか? イベントは5月31日、withnewsでの連載をまとめた『平成家族』(朝日新聞出版)の出版を記念して開かれました。 連載「平成家族」では、多様な生き方や働き方が広がる中で、昭和の価値観と平成の生き方のギャップに悩む人びとを紹介してきました。 経営者として発信し、育休を3回とって、選択的夫婦別姓の訴訟原告としても活動する青野さん。会場に