nikkeibp.jpの連載コラム「あいはらひろゆきの家族ブランディング」の最新記事があの三浦氏との対談だった。 もともとこのコラム自体、正直薄気味悪いと思いながら読んでいた。父親達が仕事の場から家族に自分の居場所を求めて、そして家族の「ブランド力」を上げていこうとしている、という主旨で、今年になって複数創刊された父親向け家族雑誌などについて書かれていたが、何かその見方が「下流社会」著者の三浦氏に通じる薄っぺらさがあるような気がしていた。と思っていたら、なんとその張本人との対談をやっていたのだった。 ベストセラー『下流社会』著者、三浦 展氏に聞く(前編) 読後感としては、予想通りと言うか、「なんて下品な言説なんだろう」という気分だ。 お金と他人からの視線をもとにしてしか自己評価できないようにしか見えないのだ。いやもちろんそういう人達はいるだろう。しかしそれで世の中のすべてを語れるわけでもな