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大和総研 / 新たな発展が期待されるロボット産業
日本のロボット産業では、サービスロボットの普及に牽引される新たな発展が期待されている。少子高齢化が進み、労働力不足が懸念されるなか、人力では難しい作業や単純労働などの解決策として、ロボットが大きな役割を果たしていく。既に使われている製造業向けの産業用ロボットに加えて、今後、生活支援用のサービスロボットが段階的に普及すると考えられている。 2025年の国内市場は、現状（出荷額ベース）の10倍近くに相当する6.2兆円にまで達すると試算されている。産業用ロボットの市場が2倍強に拡大する一方で、サービスロボットが本格的に普及し、市場全体の8割近くを占めるようになると予測されている。 アイボという主役を失った家庭用ロボットでは、次の主役争いが始まっている。自走式掃除ロボットが登場し始めているが、一般家庭の清掃を自律的に行わせるには技術的にまだ難しい。したがって、家庭用としては情報提供や会話などで構成
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