ギラヴァンツ北九州柱谷監督に聞く 柱谷幸一監督 勝利後にサポーターとハイタッチをする選手たち=ギラヴァンツ北九州提供 サッカーJ2のギラヴァンツ北九州は24日のV・ファーレン長崎戦に2―1で競り勝ち、クラブ史上最高の4位を保った。通算14勝8敗6分け、勝ち点48と、昨季の16位から大幅な躍進ぶりだ。次節の京都サンガFC戦で今季を折り返し、9月から後期日程に臨む。好調の理由について柱谷幸一監督(53)に聞いた。 北九州は今季、開幕2連敗でいきなり20位に沈んだが、その後は安定した戦いを見せ、12節時点で4位浮上。以来、J1昇格圏の6位以内で推移している。 監督就任は昨季前。財政事情などで選手も8人を残し、20人が入れ替わった。今季は20人を残し、8人が入れ替わって臨んだ。「昨季も後半は勝利が増えた。今季は、昨季のチームの基礎があり、補強した新戦力もすぐにフィットした。着実に底上げが出来た」