ソフトウエア最大手、米マイクロソフト(MS)は12日、高機能携帯電話とノートブック型パソコンの中間に位置付けられる小型電子端末について東芝やソニー、米コンピューター大手デルなど21社が開発中で、年内にも発売を予定していることを明らかにした。いずれもMSの基本ソフト(OS)「ウィンドウズ7」に対応している。 この分野では、米電子機器大手アップルの新型マルチメディア端末「iPad(アイパッド)」が4月に米国で発売され、日本でも人気となっており、一気に競争が激化することになる。 ワシントンで同日開いた会合でMSのスティーブ・バルマー最高経営責任者(CEO)は「素晴らしい小型端末が今後数カ月間のうちに登場する」と述べた。iPadと同様に、キーボードがない機種も多いという。 (共同)