◆転居することの大きな負担と千早お誕生日おめでとう@有村悠氏 んー、何かどうも読んでてげんなりとしてしまう面もある。 確かに、転居におけるリスクが相応に存在するのは事実だろう。しかし、どうもこの論調自体が「流動性の拒絶」みたいなニュアンスに受け止められる面はあるんだよなぁ、と。要するに、「何かリスクテイクしてまで幸福になる方法を模索しなければならない状況こそが、不幸である」とするパラダイムというか、鼓腹撃壌至上主義というか。それはつまり、「流動」を選択しないことが「幸福」に繋がる、という考え方であるようにも。 一方で、若干視点を変えると現代の日本の問題として、自分の中で「日本人に根強い『流動性の拒絶』が、現代においてある種のミスマッチを引き起こしていること」に関しての問題意識とかはあって、例えば雇用流動性を下げる終身雇用システムが新卒至上主義を産んでロスジェネを苦しめてる、なんてのはその典