金融そして時々山 山好き金融マンのホームページ 余り日本のマスコミが取り上げない視点から経済と金融を語るページです そして時々山やアウトドア・町歩きを語ります この話題は昨日ロイター・ニュースで読んだので、昨日エントリーしたかったのだが、プロバイダーのサーバー停止で掲載する機会がなかった。 さて本題である。格付機関S&Pは月曜日に世界のトップ45の銀行について、Risk-adjusted capital (RAC) ratioを発表した。これはS&Pが独自の基準で銀行の資本や負債の調整を行った「自己資本比率」で、来年早々にも導入が予定されている新自己資本規制の先駆けをなすものだ。 S&Pによると45行の平均RACベースの自己資本比率は6.7%で、3分の2の銀行は平均以下だ。自己資本比率の低さが目立つ銀行はCiti(2.1%)、UBS(2.2%)、一番自己資本が低い銀行はみずほで2%である。