みずほ銀行で2~3月にシステム障害が繰り返し起きた問題で、外部の専門家で作る第三者委員会は15日、調査報告書を公表した。障害の原因について「組織力や顧客目線の弱さがあり、(背景には)改善されない企業風土がある」と指摘した。報告書を受け、みずほ銀の親会社であるみずほフィナンシャルグループは近く、再発防止策や経営陣などの社内処分を発表する。
みずほ銀行で7日、プログラムの更新作業に伴って障害が発生し、一部の人が現金自動預け払い機(ATM)やインターネットバンキングで定期預金の預け入れができなくなった。みずほ銀では先月に大規模な障害が発生するなど、トラブルが続いている。 【動画】「新1万円札」渋沢栄一ゆかりの街…レンガの町の廃線跡 みずほ銀によると、7日朝にカードローンのプログラム更新作業を行い、午前8時頃に障害が発生した。コールセンターには数件の問い合わせがあった。支店内ATMでは待機していた行員が対応した。ネットバンキングで預け入れができなかったのは9人だったという。午後1時30分頃に復旧した。 みずほ銀では、2月28日に定期預金のデータを「デジタル通帳」へ移行する関連作業でシステム障害が発生し、ATMが最大で4318台停止。今月3日にはネットワーク機器に障害が発生し、ATM29台が最大で3時間停止した。週末に予定していた移
みずほ銀行は、2月28日のATM(現金自動出入機)の大規模な障害を受け、定期預金の既存口座をデジタル口座へ移す作業を延期する。3月上旬までに終える予定だったが、障害の原因究明が終わっていないため、3月中の作業を断念する方針だ。コスト削減のために進めてきたデジタル化の施策が障害で遅れる。 【図で解説】みずほ銀行が進めるデジタル化 みずほ幹部は5日、朝日新聞の取材に「全体の真因究明ができていないなか、データ移行だけ大丈夫というのは経営判断として甘い。拙速な対応は絶対に避けたい」と述べた。作業再開は早くても4月になる見通しという。 みずほは1月、紙の通帳を発行せずにネットで出入金の記録を確認するデジタル口座「みずほe―口座」の取り扱いを開始。1月末時点で1年以上にわたって紙の通帳に記帳がない既存の口座について、3月上旬までに自動的に「e―口座」に切り替える計画だった。
みずほ銀行で2021年2月28日に発生したシステム障害を巡り、同行は3月4日、通帳を発行しない「みずほe-口座」関連のデータ更新処理が発端になったと明らかにした。定期預金関連で定例のデータ更新のほか、1年以上記帳がない口座を自動的にみずほe-口座に変更する約45万件の不定期処理が重なり、定期預金コンポーネントでメモリー容量不足が発生した。 みずほ銀行は2021年1月18日から、みずほe-口座の取り扱いを始めていた。それに関連し、2月下旬から3月上旬にかけて、1月末時点で1年以上記帳がない口座をみずほe-口座に段階的に変更する予定だった。2月28日はこうしたみずほe-口座への変更処理の約45万件に、定期預金の積み立てなど定例の処理も含めた合計で約70万件のデータ更新を予定していた。 この約70万件の処理でメモリー容量不足が発生。その結果、定期預金関連の取引ができなくなり、さらにピーク時で7割
2月28日に発生したみずほ銀行のシステム障害は、「甘い想定」が積み重なって被害が拡大した。一つ目の甘さは、定期預金の積み立てなど通常の取引量が多い月末に、システムを増強せずに臨時のデータ移行作業を行ったこと。さらに、新しい基幹システムが持つ「自衛機能」の影響も見誤っていた。再発防止には、顧客目線でリスクを広範に捉える業務体制づくりが欠かせない。 【図解】みずほ銀行システム障害の流れ 今回のシステム障害では、みずほ銀が全国に保有する現金自動預払機(ATM)の約8割に当たる4318台が一時停止。異常な取引と判断したATMが計5244件のキャッシュカードや預金通帳を取り込み、多くの利用者が適切な対応を受けられないまま長時間待たされる事態となった。 みずほ銀は2月27、28両日、一定期間取引のない定期預金(不稼働定期預金)の口座のデータを45万件ずつ移行する作業を実施した。ただ、28日は通常の取引
2021年2月28日、みずほ銀行でシステム障害が発生し、全国で同行のATMが利用できなくなる、キャッシュカードが取り込まれたまま戻ってこないなどのトラブルが発生しました。ここでは関連する情報をまとめます。 取り込まれ戻ってこないキャッシュカード みずほ銀行サイト上に掲載されたシステム障害発生の案内障害が発生したのは2021年2月28日11時頃。障害により各地で生じた影響は以下が報じられるなどしている。なお、法人向けに提供されるサービスでは今回のシステム障害による不具合は確認されていない。*1 障害発生から30時間後に全面復旧をした。 みずほ銀行の自行ATM5,395台の内、54%にあたる2,956台が停止し(2月28日19時40分頃時点)、預金引き落とし等が出来なくなった。*2 台数はその後訂正され、最大4,318台が停止していたことが明らかにされた。 *3 障害発生中は、ATMよりキャッ
システム障害について記者会見するみずほ銀行の藤原弘治頭取=東京都千代田区で2021年3月1日午後6時38分、吉田航太撮影 みずほ銀行がまた、システム障害を起こした。同行の大規模なシステム障害は今回で3度目。過去2度のトラブルを受け4000億円超を投資してシステムを刷新したにもかかわらず、またも信頼が揺らぐ事態となった。利用者への対応も後手に回り、インフラを担う金融機関として危機管理の甘さを露呈した。 なぜ、みずほ銀だけが大規模なシステム障害を繰り返すのか――。1日に開かれた記者会見では記者からそんな質問が相次いだが、藤原弘治頭取は「ハード面のみならず…
金融庁は1日、現金自動預払機(ATM)などが利用できなくなる障害が発生したみずほ銀行に対し、銀行法に基づく報告命令を出す方針を固めた。全国で預金が引き出せなくなったことに加え、ATMからキャッシュカードや預金通帳が取り出せなくなった事態を重くみている。同庁は万全な顧客対応を要求するとともに、障害発生の経緯や原因について詳しく報告を求める。 2月28日に発生した障害では、ATMで預金を引き出せなくなったほか、インターネットバンキングも一時停止した。金融庁はキャッシュカードなどを取り出せなくなった顧客が数時間、店頭で待たされるなど「現場でとても困った顧客がいる」(幹部)ことを問題視。業務改善命令などの行政処分も視野に、慎重に対応を検討するとみられる。
システム障害によって28日全国各地のATM=現金自動預け払い機の利用ができなくなった「みずほ銀行」は、28日夜のうちに復旧作業を終え、1日朝から全国すべての店舗でATMを稼働させました。店舗外に設置しているATMも順次稼働しているということですが、銀行によりますと、これまでのところトラブルは起きていないということです。 東京・渋谷にある、みずほ銀行の支店では、午前7時に通常どおりATMの稼働が始まると、利用客が次々と訪れていました。 預金残高の確認に訪れたという60代の男性は「トラブルがあったことは知らなかったが、利用者としては困る。みずほ銀行はトラブルが多い印象なので改善してほしい」と話していました。 今回のシステム障害では、利用客から「対応が遅い」などという批判が出ており、みずほ銀行は1日午後、事実関係や今後の対応などを説明することにしています。
みずほ銀行で28日、システム障害により、全国的に現金自動預払機(ATM)で出金などができなくなった。一時は5千台を超える自行ATMのうち過半の約3千台が停止。利用者の操作中に止まってキャッシュカードや通帳が戻らず、顧客が足止めを強いられる混乱が多発した。インターネットバンキングも一部の取引で障害が発生した。 【写真】みずほ銀行頭取に加藤勝彦氏 事業改革を加速 28日朝までに行った定期預金取引のデータ更新作業で不具合が生じたと分かり、この問題は解消。ATMを再稼働し始めたが、日曜の稼働終了時刻の午後9時までに完了しなかった。月曜朝の通常の再開時刻である3月1日午前7時までの完全復旧を目指し、作業を急いだ。
カメラを見つめ微笑む女。 勤め先の銀行から約5200万円の現金を引き出して盗んだ疑いで逮捕された一関晴代容疑者(40)だ。 【画像】逮捕された一関晴代容疑者 事件は東京港区にある、みずほ銀行広尾支店で起きた。 この支店でローン契約や貸し付けなどの業務を担当していた一関容疑者は、その立場を悪用。 2017年12月から2019年4月までの間、実際の顧客名義で偽の融資申込書類などを作成し、上司の承諾を得たうえで、十数回に渡って現金約5200万円を盗み出したとみられている。 犯行発覚のきっかけは不審な貸付を見つけた銀行による内部調査だった。 明らかになった不正行為により、一関容疑者は2019年10月に懲戒解雇された。 「ストレスで洋服や海外旅行に」警視庁の調べに対し「私一人でやったことは確かです」などと話し、おおむね容疑を認めている一関容疑者。 盗み出した金の使い道については、「当時はストレスで洋
2019年10月。社外兼業・副業を認める新人事制度を導入したみずほフィナンシャルグループ(FG)。背景には、社外でさまざまな経験を積むことで、社員の成長を後押しする狙いはもとより、金融界を取り巻く変化を捉えた新たなビジネスモデルを創造する上で、これまでとは異なる人材像が求められる事情がある。 お堅い金融機関がなぜ 産業界で副業解禁が広がる中、こうした動きから最も縁遠いとみられていたメガバンクが思い切った制度改革に踏み切ったことは、驚きを持って受け止められた。しかし、同社にとって今回の取り組みは、単なる人事制度の見直しにとどまらず、今後5年を見据えた経営戦略を支える施策のひとつであり、ITをはじめとする異業種との融合による新たな金融サービスの原動力として人材戦略を位置づける意味合いがある。制度づくりに携わってきたグローバル人事業務部企画チームの久保田祥一参事役はこう語る。「人事の中だけの議論
勘定系システムの完全統合と全面刷新――。16年前の発足時からの懸案解決に向け、みずほ銀行が動き出す。6月からいよいよ、構築を終えた新勘定系への切り替え作業に取り掛かる。総額4000億円を超える世界最大のプロジェクトは最後の山場を乗り越え、「3度目」の大規模システム障害を回避できるか。
1:風吹けば名無し@\(^o^)/ 2016/07/21(木) 23:39:19.10 ID:YDakgWA30.net 職 種 システムエンジニア(インフラ)正社員 企業名 みずほ情報総研株式会社 みずほ銀行次期システムおよび公共分野の基盤を支えるインフラの 設計・構築から運用、DBの設計・開発等、幅広い業務をお任せします。 ≪具体的な業務≫ ◆銀行次期システムおよび公共分野のインフラ設計・構築 ◆プロジェクトマネジメント、システムの企画提案・調整、品質管理、委託先管理等 ◆ネットワーク、運用基盤、データベースの設計、開発、チューニング等 https://mynavi.agentsearch.jp/jobDetail/?jobId=30348254 関連:【悲報】みずほ銀行の次期システム、デスマプロジェクトが破綻か。完成のメドなく4000億円がパー
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