西武の飯田光男球団本部長が14日、国内フリーエージェント(FA)権の行使を宣言している山川穂高内野手について、「何も連絡きていないです。こっちから『どうですか』ということはありません」と進捗がないことを強調した。返答の期限は設けておらず、「待つしかないですね、こればかりは仕方ない」と語った。 【動画】イスを蹴とばし広報もあたふた…契約更改でブチギレ 3度の本塁打王を誇る山川は5月に強制性交等の疑いで書類送検されたことが報じられ、8月に不起訴処分となったが、9月4日に球団から無期限の公式試合出場停止処分を科された。処分の対象外となったフェニックス・リーグで実戦復帰を果たしていたが、飯田本部長は処分について「現状はそのままです」と継続しているとした。 山川は11月14日にFA権行使を発表。「ライオンズに居続けることが、ファンの皆様、球団の皆様に対する感謝の形、謝罪の形、誠意であるということも考
広島鈴木清明球団本部長(69)が11日、西川龍馬外野手がFAで移籍したオリックスから人的補償に関するプロテクト名簿が届いたことを明らかにした。 【表】広島の過去のFA人的補償選手一覧 「検討中。(人的補償を選択するのか、金銭補償を選択するのかは)まだ決めていない。個々を見て、将来を見て考えるか、今のスタッフで考えるのか。そういう考え方しかないかなと思う」。期限は40日以内とされているが、現場の意向も聞きながら検討を重ねていく。
去就が注目される山川穂高。獲得が噂されるソフトバンクのファンは拒否反応を示しているが…=10月8日、宮崎県日南市(渋井君夫撮影) 何事も起こらなければ、きょう1日に公示される西武の「契約保留選手名簿」に、山川穂高内野手(32)の名が記される。球団から1、2軍公式戦出場停止処分を科されたまま、11月14日の申請期間ギリギリにフリーエージェント(FA)宣言を行った〝渦中の大砲〟は、いまだに去就が定まらないまま、暦は師走を迎えた。 【写真】西武からFA宣言した山川穂高。来季は小久保裕紀氏が率いるソフトバンクのユニホームに袖を通すのか ■「すべて調査する」 当初、受け皿とみられていたソフトバンクは11月27日、後藤芳光球団社長兼オーナー代行が山川の獲得について「いろいろ議論がされそうなテーマについて、会社としてはすべて調査することが大事」と話した。三笠杉彦ゼネラルマネジャー(GM)も「不起訴になっ
今オフに「FA移籍の目玉」として去就が注目されていたオリックス・山崎福也。残留を含めて6球団の争奪戦を制したのが、日本ハムだった。 【写真】「2億円」が「400万円」に急降下 球史に残る“大減俸”を味わった選手がこちら スポーツ紙デスクは「意外でした。獲得に名乗りを上げた他球団の中で、日本ハムが最も移籍の可能性が低いと思っていましたから」と驚きを隠せない。 「山崎福は埼玉県出身ということもあり、在京球団に移籍するとみられていました。実際に巨人、ヤクルト、DeNAが獲得に動いている。打撃センスも抜群なので投手が打席に立つセ・リーグというのも有力視された理由の一つです。条件面で他球団を圧倒していると言われていたのがソフトバンクでした。一方で、日本ハムはソフトバンクのように圧倒できる資金力があるわけではなく、パ・リーグで、在京球団でもない。縁が薄い球団だと思われていただけに今回の決断はビックリし
巨人の中田翔内野手(34)が保留選手名簿から外れ、12月1日に自由契約選手として公示される。他球団との交渉が解禁となり、獲得に向け中日が2年契約で年俸3億円程度を提示する準備を進めていることが分かった。中日は即、中田サイドに連絡を取り、本格的な交渉をスタートさせる。 ◆打点王3度…中田翔の年度別打撃成績【画像】 交渉解禁を迎え、ドラゴンズが中田に“超超本気”の即オファーを出す。FA宣言に備え調査を進めてきたが、巨人退団が決まり本格的な獲得調査に乗り出していた。その結果、通算303本塁打を誇る中田の存在は得点力不足解消を目指す上で欠かせないと判断。中田サイドに連絡を取り、近く本格的な交渉に入りたい考えだ。 条件面に「本気」がにじみ出る。中田は昨オフに巨人と3年契約を結んだが、オプトアウト権を行使し、来季以降の2年間の契約を破棄した。中日は、中田が破棄した残りの2年間の契約と同程度の条件でオフ
今オフにFAを宣言した7選手のうち28日までに3選手の去就が決定、残るは4人となった。西武の山川穂高(32)と共に、その動向が注目されているのが横浜DeNAの左腕、石田健大(30)だ。推定年俸6200万円のCランク。オリックスから日ハムへの移籍が決まった山崎福也(31)の争奪戦に乗り出していたソフトバンク、ヤクルト、巨人は動くのか。本当に石田を獲得すべき球団はどこなのか。 【画像】 あの美人格闘家が刺激的なへそ出しコーデでパキパキの腹筋披露 残るFA選手は石田、山川、平井、松井の4人 2023年にFA権を行使したのは7人。ここまで広島の西川龍馬がオリックス、ロッテの田村龍弘が残留、オリックスの山崎が日ハムへの移籍が決定した。残るは、西武の山川、平井克典、横浜DeNAの石田、楽天の松井裕樹の4人。平井は残留が濃厚で、松井はメジャー希望。山川はソフトバンク以外が名乗りをあげていない状況の中で注
11月23日に、兵庫県と大阪府でおこなわれたオリックスと阪神の優勝記念パレード。オリックスからFA宣言した山崎投手には、ファンから「巨人あかんぞ!」との声が……(写真・馬詰雅浩) FAを取得すれば、巨人に移籍する――。そんな時代は、もはや終焉したようだ。 11月22日、オリックスは広島からFA宣言をしていた西川龍馬外野手の獲得を発表した。今季3割0分5厘で、セ・リーグ2位の打率を残した西川は「パ・リーグでやってみたい。パの野球に興味があった。野球人として幅を広げたい」とコメントしている。 「昔はFA宣言をすれば、かなりの確率で巨人に行く選手が多かった。しかし、西川の頭には初めから巨人という選択肢はなかった。もし、巨人移籍を望むような情報があれば、読売は飛びついていますよ。外野手は丸佳浩も衰えていますし、外国人は計算が立たない。阿部慎之助監督が『外野のレギュラーは決まっていない』と言っている
オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した山崎福也投手(31)が日本ハム入りを決断したことが24日、分かった。宣言残留を認めるオリックスを含む6球団による争奪戦に発展していたが、日本ハムからエースとしての評価を伝えられたことが、心に響いた模様だ。日本ハムがFAで投手を獲得するのは初めて。就任3年目に勝負をかける新庄監督にとって、力強い補強となった。 【写真】巨人、日本ハム…プロ野球選手だった父との2ショット 山崎福が決断した。6球団によるFA争奪戦の末、新天地として選んだのは、同じパ・リーグの日本ハムだった。 日本ハムは20日に大トリで初交渉し、4年総額8億円以上とみられる条件を提示した。今季は2年連続の最下位に沈み、チーム最多9勝の上沢がポスティング制度での米大リーグ挑戦を表明。先発陣の強化がテーマで、今季11勝を挙げた山崎福の獲得に乗り出した。山崎福はかねて「先発として投げら
広島からオリックスへの移籍が決まった西川龍馬外野手(28)が23日、マツダスタジアムで開催された「カープファン感謝デー2023」に参加。広島では最後のユニホーム姿を披露し、新井貴浩監督(46)の計らいで異例のスピーチを行った。 【写真】「カープに来て良かった」新井監督の計らいでスピーチをする広島・西川 「来シーズンはパ・リーグで優勝し、セ・リーグはカープが優勝し、日本シリーズで戦いたいと思います。それを目標にして頑張りたい。8年間本当にお世話になりました。カープに来てよかったです」 熱い言葉で締めくくると、スタンドから大きな拍手を浴びた。新井監督からは「寂しいけど頑張ってこいよ」とFA移籍する選手に対しては異例のエールを受けるなど温かく送り出してもらった。感謝の一日。午前中の選手のカラオケ大会では後輩の宇草が移籍先のオリックスの応援歌「SKY」を選曲して歌い、会場を盛り上げた。西川は広島で
国内FA権を行使しているオリックスの山崎福也(31)が23日、大阪・御堂筋からのリーグ優勝パレードに参加。沿道を埋めたファンに笑顔で手を振った。 中田翔自ら“契約破棄”も巨人は痛くもかゆくもなし…阿部新監督が「構想外」を突きつけた 山﨑福は宣言残留を認めているオリックスの他、ヤクルト、DeNA、ソフトバンク、日本ハム、巨人の計6球団と交渉。そんな大争奪戦の中、破格の条件を提示しているのが、4年総額10億円以上の巨人と4年総額12億円超のソフトバンクである。 巨人の山口寿一オーナーは、「(補強は)まだ終わったわけではない。今年、弱点ははっきりしましたから、そのままにして来季というわけにもいかない」ときっぱり言った。オーナーが補強を厳命している以上、「巨人は10億円からさらに条件を引き上げるのではないか」との情報も飛び交う。ただ、山﨑福は「先発として投げられるかが一番」と語っている。 巨人OB
去る22日、広島から国内FA権を行使した西川龍馬(28)の獲得を発表したのがオリックスだ。 トライアウトで改めてわかった育成選手の厳しさ…ドラフト出身の“平均寿命”は2.8年 福良GMは補強の理由について、「外野のポジションが決まらなかったことと、得点力を上げたかったことが大きい」という。なるほど先日の日本シリーズでは捕手の森が右翼を守ったし、2位のロッテに15.5ゲーム差をつけながら今季のチーム総得点508はリーグ3位だった。 オリックスはドラフトと育成を重視したチームづくりをしている。今年のドラフトが象徴的だったように、他球団が大学生や社会人に目を向けがちな中、素質ある高校生を指名して育成。その成果がリーグ3連覇につながった。 ■若手に絶対、無理をさせない そもそも育成上手な球団が、狙った選手をピンポイントで補強する。吉田正尚が抜けた昨オフは森友哉を4年18億円、今年は5年15億円超で
オリックスは22日、広島から国内FA権を行使していた西川龍馬外野手(28)を獲得すると発表した。契約金は最長で5年総額で15億円以上とみられる(金額は推定)。 【イラスト】西川龍馬の年俸は…FA宣言選手の補償ランク一覧 オリックスは西川がFA行使を宣言してから、最大限の誠意でアタックを続けてきた。西川が打者としての成長を求めてパ・リーグ移籍を模索していたこともあり、両者の思いが合致。熱意が実った形となった。 昨季FA権を取得した西川は、今季行使することを悩み抜いて決断した。「パ・リーグでやってみたい。野球人として幅を広げたい。もっと良くなるかもしれないし、悪くなっても、自分の実力不足。やらない後悔よりも、やってから後悔した方がいい」。愛着のある広島から好条件で引き留められたが、新たなリーグへ挑戦し自分の可能性を広げたいという思いが強かった。 今季、右脇腹痛による離脱はあったものの、2年ぶり
広島から国内FA権を行使した西川龍馬外野手がオリックス入りを決断、4年総額12億円以上の大型契約を結んだと伝えられている。 今季リーグ2位の打率を残し、走攻守に優れた好打者が常勝軍団に加わることが明らかになった。チームにとっても主砲・吉田正尚(現レッドソックス)が抜けた後、今季は頓宮裕真が首位打者に輝くなど新たな力が育っているものの、天才的なバットコントロールを持つとされる西川が加わることでまた一段と打線に厚みが増しそうだ。 また西川が新天地を求めた背景には、パ・リーグの野球に自分が通用するか試したかったと語っており、すでにセ・リーグではリーグ屈指の好打者として存在感を示していたが、プレーヤーとしてさらなる高みを目指す気持ちが大きな決断につながったようだ。 また、西川にとってチームには縁のある選手も多く在籍していることも大きい。名門・敦賀気比(福井)出身、投手陣では勝利の方程式の一員の山崎
4年総額12億円超――。 オリックスからFA宣言し、6球団の大争奪戦となっている山﨑福也(31)に案の定、ソフトバンクが破格の条件を出してきた。工藤公康(元監督)、杉内俊哉(現巨人投手コーチ)らエース左腕が現役時代につけた背番号「47」も提示するなど本気度がうかがえる。 阪神・オリ優勝パレード費用「5億円」寄付が伸び悩み…そして結局“中抜き”に消える? 18日までにヤクルト、DeNAが4年総額8億円規模、その後に巨人が4年総額10億円以上といわれる条件を提示したが、巨人をも軽々と超えた格好だ。20日には日本ハムとも交渉。こちらも4年8億円規模の条件を用意しているとみられ、これで山崎福は一通りのFA交渉を終えた。 「DH制がなく、投手も打席に立つセ・リーグが希望」との情報もあり、阿部慎之助新監督(44)が「思いを伝えさせていただいた」と直接出馬した巨人は、山﨑の父・章弘氏(62)が昨季までコ
広島から国内FA権を行使した西川龍馬外野手(28)がオリックス入りを決断したことが21日、分かった。16日に初交渉を行い、出来高も含めて、最大で5年総額15億円以上の大型契約を提示されたとみられる。オリックスから近日中に発表される。 【写真】金髪に変身!イケメンぶり際立つ西川 自由だった天才 リーグ3連覇を果たしたオリックスに大きな戦力が加わる。西川は天才的な打撃センスを誇り、プロ8年間で通算打率・299。オリックスは昨オフから熱心に調査を続けており、ついに念願がかなった。 西川はFA権行使を表明した会見で「パはメジャーっぽいというかパワー野球。真っすぐでどんどん勝負してくるイメージなので、僕の野球が通用するのか興味があった」と話していた。広島への愛着から熟考していたが、12月で29歳。野球人生の分岐点で大きな決断を下した。 小、中学時代は大阪市港区で過ごしており、地元球団のユニホームへ袖
広島から国内FA宣言した西川龍馬外野手(28)がオリックスに入団することが21日、分かった。4年総額12億円以上の条件で、この日までに契約合意。近日中に入団が発表される見通しだ。 【スタメン予想】オリックス来季の予想オーダー 天才打者が地元・大阪で新たなスタートを切ることが決まった。広島への愛着があったが「パ・リーグの野球に僕が通用するのか興味があった」とFA宣言。交渉が解禁された16日、オリックスが速攻アタックした。今季年俸1億2000万円からの大幅増と長期契約を提示。背番号も、西川にとって敦賀気比高(福井)の1年先輩にあたる吉田正尚(Rソックス)から受け継ぐ「7」を託していた。ソフトバンクも西川を調査していたが、野手のFA補強は西武・山川に一本化。オリックスと西川は相思相愛となっていた。 オリックスはリーグ3連覇を果たしたが、外野手で規定打席をクリアしたのは、中川圭1人。西川はレフトの
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