全国の皆様の応援をいただきながら風評被害と戦っています。~「助けたい」が経済を支えようとしています。~ 私は、風評被害で福島県野菜の流通が止まっている、とよく書きますが、ブログの読者から「野菜の流通と価格の決め方自体がどのようになっているのかが分からない。」というご質問をいただきました。以下、私が把握している範囲で説明をさせていただきます。 そもそも福島県野菜を首都圏に出荷する場合、2つのケースがあります。 (ケース1)市場に出す・・・価格変動が伴う 東京で言えば、毎日「大田市場」に持ち込む場合です。二本松産きゅうりは次のような流れで消費者に届きます。 朝二本松の農園できゅうりを収穫⇒午前11頃までに近くの集積所に持ち込み ⇒他の集積所の分も集めて大型トラックで夕方東京に向け出発⇒次の日の朝大田市場到着⇒せり【ここで価格が決まります】⇒仲買人⇒小売バイヤー(デパートも含まれます)⇒店頭へ