全国初(*)となる窓口での手数料QRコード決済、採用時のWEB面接(前年度比約30倍の応募)、LINE@を使った道路の損傷通報システムなど、先進的な取り組みが注目される大阪府四條畷市。同市の改革を牽引するのが、市長である東修平さん(30)と、2017年10月に副市長に着任した林有理さん(38)だ。「まずは市役所の組織変革から」ーー林副市長、着任1年半を追った。
日本の現代美術にとって、1980年代とはどんな時代だったのか。観念的な1970年代、サブカルチャー的な表現が隆盛した1990年代といったイメージに比べると、その狭間の時代はどこか掴みづらい。しかしこの時代にこそ、現在の美術の源流があるのでは? そんな問いを掲げる『起点としての80年代』展が、金沢21世紀美術館で開催されている。 1980年代に本格的に活動を始めた世代を中心に、19作家が出品。「時代」という切り口ゆえに実現した異質な作家たちの並びに、当時のシーンへの想像力が自然と膨らむ。 この展覧会の冒頭で、1981年に開催されたデビュー個展を再現しているのが造形作家の岡﨑乾二郎。岡﨑といえば、絵画から彫刻、建築、絵本までを手がけ、旺盛な批評活動でも知られる現代の総合芸術家と呼ぶべき存在だ。今回は、金沢21世紀美術館館長・島敦彦にも同席してもらい、岡﨑に当時の関心や1980年代の美術がもたら
2007年、愛媛県松山市で「日本を救え!農業で救え!」と一人の男が立ち上がった。楽天農業(株)代表取締役社長で楽天ファームの生みの親、遠藤忍(えんどうしのぶ)である。今回はその誕生秘話をお伝えしたい。 「ネットゲームで野菜を作る」 こんなバカなことを考え始めたのは、過疎に苦しむ地域の厳しい生活を目の当たりにしたことがきっかけでした。 検査技師として医療業界に勤め、検診で中山間地(ちゅうさんかんち)を訪れていた私は、痛い足腰を引きずりながら、ご先祖から受け継いだ大切な農地を一生懸命に耕していらっしゃる70歳~80歳の姿を見かけては「何とか出来んのか…」と、自分自身に叫んだものでした。 老人の孤独死が増え、学校は廃校になり、若者はますます減っていく… これではいけない。田舎の過疎地に何らかの産業を作らなくては! 若者がやりたくなるような産業を作って、農村地域にお金を生める仕組みをを作れないか?
【第68期王将戦1次予選2回戦】感想戦で対局を振り返る藤井聡太六段(左)と杉本昌隆七段=大阪市福島区で2018年3月8日、貝塚太一撮影 将棋の史上最年少プロ棋士で、愛知県瀬戸市出身の藤井聡太六段(15)は、今最も注目される10代の一人だ。東海地方の学生記者は師匠の杉本昌隆七段にインタビューし、藤井六段の強さの理由や「プロ」の生き方を聞いた。 東海キャンパるの学生記者がインタビュー 学生記者 3月8日にあった師弟対決の感想と、メディアから非常に注目された感想を教えてください。 杉本七段 非常に多くのメディアで報道していただきまして、注目される勝負というのはやはり私たちにとってやりがい、指しがいがあるものですから棋士冥利に尽きる対局でした。そして、藤井六段という自分の弟子が成長してくれて、公式戦で対局できるというのも感慨深いものがありました。同時に自分は現役の棋士。勝負にこだわりますから、悔し
昨年ソロデビュー10周年を迎え、いまや日本を代表する実力派シンガーの一人となった三浦大知。一方、関西のアンダーグラウンドシーンでの活動を経て、昨年Sugar's Campaignとしてメジャーデビューを果たし、5月にはソロでの海外リリースも控えるビートメイカーのSeiho。ここに三浦の長年のパートナーであり、国内有数のヒットメイカーであるUTAを加え、日本のアンダーグラウンドシーンからオーバーグラウンドシーンを一気につなぐ、異例のコラボレーションが実現した。三人による共作で生まれた『Cry & Fight』は、日本の音楽シーンに新たな風を吹き込み、リスナーとクリエイターの双方を刺激するであろう重要作。三浦とSeihoの対談からも、「純国産ダンスミュージック」の新たな季節のはじまりがたしかに感じられた。 「三浦大知くんとなら、シーンをガラッと変えられそうだ」と思っていて、いつかちゃんと伝えた
中田ヤスタカが、10月15日公開の映画『何者』の主題歌「NANIMONO(feat.米津玄師)」を含む2枚組アルバム『NANIMONO EP/何者(オリジナル・サウンドトラック)』を発売する。今回、中田ヤスタカは映画の劇中音楽を全て手掛け、アルバムには全曲書き下ろしのサウンドトラックも収録。主題歌では米津玄師が作詞とボーカルを担当し、両者による初のコラボも実現した。中田ヤスタカ、米津玄師の両者にとって「新たな挑戦」となった今回の主題歌と劇中音楽の完成を機に、2人の対談が実現。制作の裏側、そしてクリエイターとしての信条を語ってもらった。 ⇒中田と米津による主題歌「NANIMONO(feat. 米津玄師)」が聴ける映画『何者』予告 主人公の拓人に共感「自分の中にもすごくある感じだと思った」(米津) ――映画『何者』の劇中音楽では、これまでの中田ヤスタカさんのイメージを覆すようなサウンドが展開さ
情熱クロスロード~プロフェッショナルの決断 音楽、スポーツ、文学、科学――。これらの世界には、高い才能を持つマエストロたちがいる。ジャンルを問わず彼らに共通するのは、他人にはマネのできない深い「情熱」である。常に新しい時代を創り出し、世の中をリードし続ける彼らは、日々何を見つめ、どんなことを考えているのか。知られざる「異才の素顔」にスポットを当てる。 バックナンバー一覧 リオ五輪卓球女子団体準決勝「日本×ドイツ」最終戦最終ゲーム。「エッジボール」で銀メダル以上を決めて喜ぶドイツ選手と、茫然と立ち尽くす福原愛選手 Photo:日刊スポーツ/アフロ 卓球女子団体準決勝「日本×ドイツ」最終戦。その幕切れは、リオ五輪でもっとも印象深いシーンのひとつだろう。フルセットの最終ゲーム、3-7という劣勢から、6ポイント連取で9-7と逆転した福原愛選手。しかし、そこから3連続ポイントを取られ、9-10、そし
http://yumiadachi.com/ ライターのカツセマサヒコです。 ひとつ聞かせてください。 皆さんの人生で、初めて好意を抱いた異性の芸能人って、誰ですか? 僕は、 圧倒的に、 安達祐実でした。 まだ5歳にもなってないくらいだと思うんですけど、子役として大活躍していた安達祐実の雰囲気が、好きで好きでたまらなかったんです。だって、彼女のあの、目、鼻、口、耳、全体のアンニュイな雰囲気、もう、最高。最高以外、表せられないじゃないですか。 そんな安達祐実さんが、先日ネット上に、オフィシャルフォトギャラリーを公開したのですが...... http://yumiadachi.com/ これが http://yumiadachi.com/ 本当に http://yumiadachi.com/ かわいすぎて http://yumiadachi.com/ 死んじゃう!!!! http://yumi
ポケモンGOを積極活用している自治体の代表格と言えば鳥取県だろう。日本で配信が始まった3日後の7月25日、県は砂(スナ)とスマートフォン(スマホ)を掛け合わせた造語を交え、「鳥取砂丘スナホ・ゲーム解放区宣言」を公表。ポケモンGOユーザーを歓迎すると表明した。これを多くのメディアが取り上げたことで知名度が上がり、砂丘は全国でも有数のポケモンGOスポットとなっている。 こうした取り組みを、ポケモンGOを配信する米ナイアンティックや、開発に協力したポケモン(東京都港区)も評価。今後、一緒に砂丘でどんな取り組みができるか、協業に向けた話し合いも始まっているという。 一連の施策の陣頭指揮を執る平井伸治・県知事に、「ポケモンGO活用術」を聞いた。 (聞き手は井上理) *当連載は、日経ビジネス2016年8月22日号特集「世界を変えるポケモンGO これから起こる革新の本質」との連動企画です。
さて、日本でもとうとう「ポケモンGO」がローンチされました。皆さんも恐らくご存知の通り、一足先にリリースされたアメリカではもはや社会現象になっています。ローンチからたった一週間ですでにモバイルゲーム歴代最高のユーザー数を獲得し(!)、アクティブユーザー数ではTwitterを追い越しました。僕が住む比較的郊外でさえ、道を歩けばポケモンGOをプレイしている人と何度もすれ違います。アメリカに住んで12年、こんなことは初めてです。とにかく話題で持ちきりのポケモンGO、このゲームを任天堂と共同で開発している会社がサンフランシスコにあるNiantic, Inc.です。 Niantic, Inc.は元々Googleの社内スタートアップとして始まり、これまでにIngressというモバイルゲームを開発してきました。Ingressのゲームコンセプトは陣取りゲーム。ゲームフィールドは私たちが住む現実の世界そのも
まちを歩くと、なにかとめにつく「HG創英角ポップ体」。ポスターや看板などあらゆる場所でみかける。 たまに、シリアスな注意書きの看板に、にぎやかでたのしげな雰囲気のポップ体がつかわれたりして、おもしろ写真としてネットで話題になったりする。 そんな「HG創英角ポップ体」をつくったひとはどんなひとなんだろう?
1998年の創業から18年経った今もなお、競争の激しいインターネット業界で第一線を走り続けるサイバーエージェント。その創業者である藤田晋氏とは、どのような人物なのか。動画に舵を切った「事業」、成長しつづける「組織」、そして余暇を全力で楽しむ「ライフスタイル」を深掘りすることで、同氏の素顔に迫る(全3回)。 第2回は「組織」について。同社ではこれまで、優秀な社員を昇格推薦できる「CAバンヅケ制度」や、経営陣によるトーナメント形式の新規事業コンテスト「あした会議」など、数多くのユニークな制度を導入してきた。また、サイバーエージェントといえば”リア充”な社員が多く、容姿が美しい”キラキラ女子”を中心に採用しているというイメージも強い。藤田氏の考える「組織論」を聞いた。 「調子に乗る」と短期的に輝いて終わる ――インターネット業界で20年近く成長しつづける企業はごくわずかです。何が他社と命運をわけ
結成10周年を迎えたテクノポップユニット――。2010年、Perfumeは東京ドーム公演を開催しました。それは、僕がはじめてPerfumeの仕事に関わったライブでもあります。 もともとPerfumeのファンだった僕は、07年からライブ演出やミュージックビデオのデモ映像を作っては、「演出を手がけたい」とアプローチし続けていました。でも、なかなか声はかからなかった。僕らの手がける「メディアアート」という領域は、新しい技術を用いて表現を生み出すもの。今思えば、当時はこの技術力を押し付けすぎていたのだと思います。 それが東京ドーム公演からPerfumeの演出を担当するMIKIKOさんの技術サポートとして参加させてもらうことになりました。去年、アメリカのテキサス州で実施される世界的なイベント「サウスバイサウスウエスト(SXSW)」にPerfumeの出演が決まったときは単純に嬉しかった。どうすれば世界
2016.01.08 Fri Sponsored by 『フジキュー!!!~Fuji Cue's Music~』 音楽業界の縮図であるかのような架空の音楽学校を舞台に、若者たちの青春を描く漫画『フジキュー!!!~Fuji Cue’s Music~』(「別冊少年マガジン」で連載中)の作者・田口囁一。彼は2ピースバンド・感傷ベクトルのメンバーとして2012年にメジャーデビューを果たし、昨年には同人時代の作品もまとめた『one+works』を発表している。同人シーンの盛り上がりによって、近年音楽とビジュアルを両方手掛ける作り手は珍しくなくなったものの、月刊誌で連載を持ちながら、メジャーで音楽活動をするというのは他に例がなく、まさに現代的なメディアミックスを体現する存在と言える。 その『フジキュー!!!』の最新巻、第3巻の帯に「フジキュー(主人公・不死原求の愛称)達の音楽愛がめっちゃ充実しててぶっ
2年以上、インタビューサイトを運営する中で気がついた、Googleからインタビューコンテンツの評価が低い理由と結果の出た改善策についてまとめています。 予想を裏切り大コケしたインタビューサイト 最初に結論から言うと、『みんなのインタビュー』というサイトは、いままでもっともチカラを注ぎ、予想を裏切り大コケしたサイトです。 コンテンツ作成のために行ったインタビューは4,000以上 サイトのコンテンツとしてアップされているインタビュー数は数百ページだが、お蔵入りも含めると実は4,000以上のインタビューを行ってきています。 ただ、実際にはインタビューとは呼べないようなまるでアンケートみたいに質が低いモノも多数含まれています。これは自分がオリジナルだから大丈夫という思い込みから数を増やすことばかり重視したからですね。 かけた費用は1,500万円以上 内訳の詳細についてはとりあえず伏せさせておいてく
NHKの子ども番組「できるかな」(1970~90年)でおなじみの高見のっぽさん(81)。「ノッポさん」として、30代から50代にかけて出演しました。充実した仕事の一方で、葛藤もあったそうです。ノッポさんを見て育った子育て世代へのメッセージは。
全国の住職向けに発行されている「月刊住職」(興山舎)がインターネット上で話題だ。創刊41周年を迎えた同誌は、お坊さん業界唯一の専門誌。「お寺の盆踊りを盛んにさせる法」や「月収10万円以下の極貧寺院」などの業界事情から、寺院の関与が疑われる開運商法、僧侶の不祥事などタブーにも果敢に切り込む姿勢には、ネット上からも「攻めすぎ」との賛辞が寄せられている。「全住職の約4分の1」という圧倒的な購読者数の背景には、緻密な取材と「問題点から学ぶ」という骨太のジャーナリズム精神があった。 見出しに「じわじわくる」 《開運詐欺に複数の伝統仏教寺院や住職が加担しているのは本当か!?》 「衝撃のスクープ!」という見出しで月刊住職8月号を飾ったのは、開運商法をめぐる特集だ。記事によると、ある開運商法グループが先祖供養料名目などでカネを振り込ませていたとされ、被害弁護団や関係者などへの取材で事例を紹介。関与を噂され
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