まちを歩くと、なにかとめにつく「HG創英角ポップ体」。ポスターや看板などあらゆる場所でみかける。 たまに、シリアスな注意書きの看板に、にぎやかでたのしげな雰囲気のポップ体がつかわれたりして、おもしろ写真としてネットで話題になったりする。 そんな「HG創英角ポップ体」をつくったひとはどんなひとなんだろう?
Massive Attack、Portisheadなどの世界的なアーティストを輩出してきたイギリスの港湾都市ブリストル。ブリストル・サウンドとも言われる彼らの音楽は、果たしてどのように誕生したのでしょうか?ここでは、ダークで独自性の強いブリストルサウンドの歴史に迫ってみたいと思います。 ブリストルに影響を与えたジャマイカン・カルチャー 1950年代から60年代にかけて、カリブ諸国からイギリスへ最初の集団移入が始まった時、新しい国で散り散りとなったコミュニティーをつないだのがサウンドシステム・カルチャーでした。サウンドシステム・カルチャーは、ロンドンを始め各地方都市で広がっていきましたが、Enterprise Imperial Hi FiやFroggy(Excalibur)などのシステムが誕生したブリストルのジャマイカン・コミュニティーで大きく発展を遂げました。 出典:The Vinyl F
東京五輪のエンブレムをめぐる「パクリ疑惑」が今夏、国内外の関心を集めた。担当デザイナーに対して、ネットユーザーたちによる過去の作品を含めた「パクリ疑惑」指摘が続いた結果、「取り下げ」という異例の事態に発展した。 ネットユーザーたちがなぜ、これほどまでに「パクリ」追及に奔走したのか、そもそも「パクリ」とは社会的に見てどのようなものだったのか。文化的な生産物の「オリジナリティ」「模倣」について考えるため、学生たちに『完全な「パクリ」レポート作成』をあえて課題に出している大阪市立大学大学院文学研究科の増田聡准教授に、今回の問題の背景について分析してもらった。 東京五輪エンブレム問題については、すでに多くの議論・意見がある。私はそれに付け加える意見をもたないが、ひとつだけ気になっていることがある。それは「パクリ」という言葉の氾濫とその効力の増大だ。 私はここ数年、大学における授業で、特定のテーマに
BlackBerryの元CEOは、ジョブズがiPhoneを出してきたとき愕然とした2015.06.01 20:0016,838 今だからこそ語られる、2007年の衝撃…。 2007年1月のある日、BlackBerryの創業者であるマイク・ラザリディス(Mike Lazaridis)は、自宅でエアロバイクを漕ぎながらアップルの新製品発表会を見ていました。でも、すぐにエクササイズのことを忘れてしまったのです。その時、サンフランシスコのステージに立っていたのはスティーブ・ジョブズ。ジョブズは「iPhone」というちっちゃいガラスの製品を持っていて、デバイス上で地図や動画や音楽を次々とダウンロードしていました。ラザリディスは困惑しました。あいつらどうやってやったんだよと。 彼の好奇心はやがて驚愕に変わります。米国の大手キャリアだったCingular Wirelessの執行役員がジョブズと同じ壇上に
『パラッパ』以前にもリズムアクションは存在した? まずは『パラッパラッパー』の制作当時を振り返ってのトークが展開された。1996年12月に発売された本作は、まさにリズムアクションゲームの元祖と言える作品。ただし松浦氏によると、音楽のタイミングに合わせてボタンを押す“ゲームのようなもの”は、『パラッパラッパー』以前にも存在しており、実際に遊んだこともあったのだそうだ。しかしそうした“ゲームのようなもの”は、「圧倒的につまらなかったんですよ(笑)」(松浦氏)。というのは、それらはおもにアメリカで、教育目的で作られたものであって、純粋なエンターテインメントとして作られたものではなかったことによる。結さんも幼少期にそうしたソフトに触れたことがあるそうだが、「子ども向けに作られていることが、子ども心にもわかりました」(結さん)というほど、子どもだましのものに過ぎなかった。『パラッパラッパー』が革命的
こんにちは。近代芸能史を彩る美女達ををご紹介しております星野と申します。前々回の記事 「あなたはどっち派?ビートルズの女VSストーンズの女・超絶美少女対決」 では、60年代ロックミュージシャンを翻弄した可憐な美少女、パティ・ボイドとマリアンヌ・フェイスフルをご紹介しました。 “女性が女性らしく一番美しかった”と言われる60年代。ストーンズ・ビートルズを取り巻く才色兼備な美女軍団の中でも、ガーリーでドーリーなこの二人の容姿は、特に日本人受けが良さそうです。 ■ 日本人受けする欧米美女の特徴って? 同じ美女でも、日本で受けるかどうかの境界線は“もののあはれ”に通じるような“儚さ・脆さ・いたいけさ”ではないでしょうか? 長い間肉食ではなかった文化の中で、クーガーのように強く美しいタイプより、ウサギのように愛らしいものを好む傾向がありそうですね。 Edie Edith Minturn "Edie"
こんにちは。ヨッピーです。 突然ですが、みなさんは「テキストサイト」をご存じでしょうか。 Yahoo!検索で、「テキストサイト」を検索! 昨今はTwitterやFacebookなどのSNS流行の影響か、ブログすら書かない人が増えてきました。そのブログも存在しなかったかつてのインターネットでは、画像でも動画でもなく、「テキスト」をメインコンテンツに据えたサイト群が一世を風靡(ふうび)しており、それらを総称して「テキストサイト」と呼んでいたのです。 そのへんの歴史みたいな部分については、手前味噌(みそ)ですが僕が以前に書いた下記の記事が参考になるかもしれません。 あれだけ流行ったテキストサイトが何故廃れたのか考えてみる(外部サイト) ちなみにこちらの記事は、URL変更のためSNSの数値がリセットされていますが、はてなブックマークが1200件もつくなど大変話題になりました。 そんな、「古き良き時
Googleが公開しているデータベース「Freebase」にはさまざまなデータが保存されており、誰でも無料で閲覧できます。そのFreebaseに登録されている歴史上の人物や社会に功績を残した人たちの「生まれた場所」と「亡くなった場所」のデータを解析し、どのようにして人が文化や知識を世界に広めていったのか、世界地図上で可視化したアニメーションが「Charting culture」です。 Humanity's cultural history captured in 5-minute film : Nature News & Comment http://www.nature.com/news/humanity-s-cultural-history-captured-in-5-minute-film-1.15650#/b1 Charting culture - YouTube イタリアのルネサ
JPNICの成り立ち JPNICの成り立ちについて解説しています。 沿革 JPNICの前身であるJNIC発足から現在までの、 年表形式でのJPNICの変遷です。 JPNIC20年の歩み 日本のインターネットとともに 1993年4月にJNICから任意団体JPNICへと改組が行われてから、 20年が過ぎました。 これを契機に2013年9月、 日本におけるIPアドレスやドメイン名管理の経緯や沿革について、 JPNICを中心としてまとめた小冊子を作成しました。 以下にそのPDFを掲載します。 見開き版(2.83MB) ページ独立版(2.93MB) また、この小冊子をベースに大幅に加筆し、 参考資料のリファレンスを追加した 「日本におけるインターネット資源管理の歴史」 を2014年11月17日に公開しました。 JNICからJPNICへ 10年の歩み JPNICの前身であるJNICが発足してから10年
先日文明塾の修了生のみなさまとお話したときのこと(コミュニティとしての大学 - 未来のいつか/hyoshiokの日記参照)。ハッカー文化とかオープンソースのことをあれやこれやお話したのだけど、その中で現役の学生さんから「ゼミでIT係を担ってからよくソースコードを何気なく閲覧してしいました。しかし、自由にソースコードが見れる環境が衝撃的で素晴らしいことであることに吉岡さんのお話を聞いて学ばせていただきました。」という感想をいただいた。 そうだ。すっかり忘れていた。オープンソースが当たり前じゃない時代があった。とてつもない衝撃を受けた自分がいたことをすっかり忘れていた。 1998年1月。Netscapeが自社のブラウザのソースコードを公開するということを発表した。当時のシリコンバレー日記にそのことを書いている。http://web.archive.org/web/19990423102903/
新着情報 第41回謝恩価格本フェアの参加出版社募集中です。 詳細はこちらから 会員ページ「インボイス関連」を更新しました。(2024年2月22日) 2024年度新入社員研修会、4月12日18日19日オンラインで開催、参加者募集中! 詳細はこちらから お申込みExcel表のダウンロードはこちら 第57回造本装幀コンクールの作品募集が始まりました!(応募締切4/31) ご応募お待ちしております。 詳細は、造本装幀コンクールサイト・応募ページ 書店イベント紹介サイト「Book Event Navi」 12/1グランドオープンしました(12/1) 「これから出る本」休刊のお知らせ 近刊図書情報誌「これから出る本」は創刊から47年、長い間、読者の皆さまに親しまれてまいりましたが、2023年12月下期号(書店店頭配布:12月1日)をもちまして休刊することとなりました。長きにわたりご協力、ご支援下さいま
フランスを代表する知識人、エマニュエル・トッド氏は、前回のインタビューで、「ユーロを生みだしたフランス経済は、ユーロによって破壊された」と述べた。経済だけでなく、政治的にもドイツに頭が上がらない。 だが、唯一、うまくいっている分野がある。出生率だ。フランスでは政府の教育費無料化などの施策によって所得階層のすべてで出生率が上昇している。フランスと対照的なのが日本。歴史人口学者として、きつい警告を日本政府に発する。 (聞き手は黒沢正俊=出版局編集委員) エマニュエル・トッド氏 フランス国立人口統計学研究所(INED)の研究員。歴史人口学者、家族人類学者。1951年生まれ。祖父は作家のポール・ニザン。1976年に出版した処女作『最後の転落』でソ連崩壊を予言して衝撃を与える。2002年の『帝国以後』で米国の衰退を予言、世界25カ国に翻訳されるベストセラーとなった。他の著書に『世界の多様性』、『新ヨ
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