2016年、「単独では維持困難な線区」を公表する方針のJR北海道。もしそれら線区が廃止されると、JR北海道の路線は営業キロが現在の半分近くになる計算です。いま、厳しい状況に置かれている北海道の鉄道網ですが、およそ半世紀前は現在と大きく異なっていました。 50年前は約4000kmあった北海道の鉄道網 JR北海道が2016年7月、「単独では維持が困難な線区」をのちに公表し、沿線の自治体などと今後のあり方を協議する方針であることを発表しました。 現在、JR北海道の路線延長は2500kmほどありますが、今年12月には留萌本線の留萌~増毛間16.7kmが廃止される予定。また石勝線の新夕張~夕張間16.1kmも、地元の夕張市が廃止に合意しています。 1964年当時の北海道における国鉄路線網(乗りものニュース編集部作成)。