第1回は、国立情報学研究所・鯉渕研究室を取材し、液浸冷却の今をうかがった。第2回では、長期にわたり油没させた場合、マザーボードやCPUなどはどうなるのかを見ていこう。 「A10-6800K」を油没したのは、2016年1月である。そこから第1期動作テストを2016年7月に行ない、起動を確認。環境としては寒暖の差が激しさに定評のある編集部倉庫の1角であり、また油の交換をせず、酸化も考慮した状況を継続させた形だ。鯉渕研究室でも話題にあがったが、加速試験を実施できないため実時間で見るしかない。 約1年前に油没させた「A10-6800K」一式 長期間の油没によるPCパーツへのダメージに関する資料はないに等しい。防油を必要とする工業シーンでは、付着を前提としたものもあるが、油没となると、資料を発見できなかった。 海水よりはまろやかなダメージだと思われるが、液体に沈めている以上、なにかしらのダメージを受
発売を目前に控えるAMDの新CPU「Ryzen」シリーズのベンチマークがリークしました。Intelのハイエンドモデルをしのぐ良好なスコアをたたき出しており、「Intelの半額以下で同等の性能」という圧倒的なコストパフォーマンスが期待できる内容になっています。また、Ryzenのレビュー解禁日とリリース日も明らかになっています。 How fast is Ryzen? | VideoCardz.com https://videocardz.com/65913/how-fast-is-ryzen AMD RyzenとIntelのハイエンドCore i7(Broadwell-E)や普及モデルのKaby Lakeシリーズを比較するために、コア数・スレッド数・周波数・TDP・価格をまとめたのが以下の表。IntelのハイエンドCPU「Core i7-6950X」は10コア/20スレッドで中国価格は1万49
今回使用したのは第7世代Coreを搭載する、NECパーソナルコンピュータのA4ノートPC「LAVIE Note Standard NS550/FA」。 どもどもジサトライッペイです。今年8月末に発表されたインテルの最新CPU、第7世代Core(開発コードネーム:Kaby Lake)ですが、9月の家電ショー「IFA」が過ぎ、年末商戦に向けて各社がどんどんと搭載PCを市場に投入しています。UltrabookでモバイルノートPC人気に火をつけた、第2世代Core(開発コードネーム:Sandy Bridge)から早5年。そろそろPCを買い替えようと思ってらっしゃる方が多いのではないでしょうか? そこで今回は発売したばかりの第7世代Core搭載PCと昔のPCの性能を比べてみましたので、買い替え時の参考になれば幸いです。 今回用意した第7世代Core搭載PCは、NECパーソナルコンピュータの「LAVI
技術の進歩がいかにすさまじいかを如実に現わす1枚の写真をシリコンバレーのベンチャーキャピタル・Andreessen Horowitzで働くBenedict Evansさんがツイートし話題になっています。 「1995年に公開されたトイ・ストーリーのCGをレンダリングしたレンダーファーム全体のCPUにはトランジスタが10億個集積していたそうです。それに対して、AppleのiPhone 6に搭載されているA8チップにはなんと20億個ものトランジスタが集積されています」とEvansさんはツイート。 The entire Sun render farm for Toy Story (1995) had (v roughly) 1bn CPU transistors. Apple’s A8 SoC (iPhone 6): 2bn Unfair, but relevant— Benedict Evans
「ムーアの法則」50年の進化を車のエンジンに例えると?:過去を振り返らないインテルだけど、これだけは別(1/2 ページ) ムーアが集積回路を構成する半導体の数が“1年で2倍”と唱えてから50年。50年間守り続けた進化ペースを車で例えると“とんでもないこと”なのがよく分かる。 最高時速130キロのエンジンが5分で地球1周 インテルは、ムーアの法則提唱50周年を記念した説明会を4月21日に行った。「インテルは過去を振り返らない会社」(インテル 阿部氏 談)らしいが、ムーアの法則だけは特別で、インテル取締役 兼 副社長執行役員技術開発・製造技術本部本部長 博士の阿部剛士氏が、ムーアの法則がインテルのみならず、現在の技術革新にどのような影響を与えたのかを紹介した。 阿部氏は、インテルが“社是”として重視するミッションステートメントの冒頭に、2014年秋から「ムーアの法則がもたらすパワーを活用し」と
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