お盆に放送されていた、戦艦大和に関するドキュメンタリーを見てました。 その中で、海軍生活のあまりの理不尽な厳しさに耐えきれなくなってしまった 若い水兵が、軍艦から飛び降りて死んでしまった、という話がありました。 それだけでも十分に悲劇なのですが、 もっと悲しかったのは、その話をしてくれた元水兵のおじいちゃんが、 「逃げ出して自殺なんて、よほどのことだったんだろう。なにせ、それは、敵前逃亡と同じだ。そんな死亡報告が親元に届いたら、親は近所から何を言われるかわからない。きっとひどい目にあわされる。村に住めなくなる。だから、自分ならそんなことはとてもできない。」 と言っていたことです。 また、若い下士官と、新婚の奥さんのお話もありました。 とても仲良しの夫婦でしたが、御主人は大和に乗り込み、戦死してしまいます。 その最後の様子を、おしえてくれた人がいたそうです。 その人は、御主人の部下だったそう