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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (12)

  • 日本初の民間液体ロケットエンジンは脱炭素、北海道大樹町が民間宇宙産業の中心に

    2023年12月7日、インターステラテクノロジズ(以下、IST)は、人工衛星打ち上げ用ロケット「ZERO」開発のためのサブスケール燃焼器燃焼試験を報道公開した。日で初めての、民間企業が主体となって開発中の液体ロケットエンジンの燃焼試験だ。 「地産地消」バイオメタンで飛ぶ宇宙ロケット 今回試験を公開した燃焼器は、2024年度以降の打ち上げを目指している、IST初の人工衛星打ち上げロケットとなるZEROのメインエンジンの主要部品。この中で液体推進剤を燃焼して高温高圧のガスを発生させ、ノズルから噴射することで推進力を得る。 推進剤には、酸化剤として液体酸素、燃料として液化メタンを採用した。従来の観測ロケット「MOMO」では燃料にエタノールを使用していたが、ZEROではより高性能で将来の発展性の高い、メタンを採用している。メタンの原料は液化天然ガス(LNG)ではなく、大樹町の酪農家が生産したバイ

    日本初の民間液体ロケットエンジンは脱炭素、北海道大樹町が民間宇宙産業の中心に
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2023/12/18
    順調なようだが、最も困難なターボポンプはまだなので、そこが乗り越えられるかどうか
  • 打上延期も気後れなし、アストロスケールのデブリ除去実証衛星「ADRAS-J」が完成

    打上延期も気後れなし、アストロスケールのデブリ除去実証衛星「ADRAS-J」が完成:宇宙開発(1/2 ページ) アストロスケールは、宇宙ごみであるデブリ除去の技術実証に向けて開発した衛星「ADRAS-J」のミッションや搭載技術について説明。2023年11月に予定していた打ち上げは延期となったものの、2024年3月末をめどとするミッション完了に向け鋭意準備を進めている。 アストロスケールは2023年9月26日、東京都内で会見を開き、宇宙ごみであるスペースデブリ(以下、デブリ)除去の技術実証に向けて開発した衛星「ADRAS-J」のミッションや搭載技術について説明した。同年11月に米国Rocket Lab(ロケット・ラボ)のロケット「Electron」で打ち上げる予定に合わせてADRAS-Jは完成しており、射場のニュージーランドに送る準備が進んでいたものの、9月19日にRocket LabのEl

    打上延期も気後れなし、アストロスケールのデブリ除去実証衛星「ADRAS-J」が完成
  • 船に「スターリンク」を試験導入、高速通信で自律運航やリアルタイムなやりとり

    郵船は2022年12月26日、Space Exploration Technologies(スペースX)が運営する衛星通信サービス「Starlink(スターリンク)」のトライアル利用をグループ会社のエヌワイケイ・シップマネジメントの管理船で実施したと発表した。 日郵船は2022年12月26日、Space Exploration Technologies(スペースX)が運営する衛星通信サービス「Starlink(スターリンク)」のトライアル利用をグループ会社のエヌワイケイ・シップマネジメントの管理船で実施したと発表した。 トライアル利用はコンテナ船で実施し、北米大陸沿岸では従来の通信速度を大きく上回る結果を得られたという。今後は通信速度向上を図るとともに、セキュリティリスクへの対策を徹底することで、さまざまなパートナーと海事イノベーションを創出していく。

    船に「スターリンク」を試験導入、高速通信で自律運航やリアルタイムなやりとり
  • 今も働き続ける「はやぶさ2」、プラス10年以上もの長旅に耐えられるのか~拡張ミッション【前編】~

    今も働き続ける「はやぶさ2」、プラス10年以上もの長旅に耐えられるのか~拡張ミッション【前編】~:次なる挑戦、「はやぶさ2」プロジェクトを追う(20)(1/4 ページ) 2020年12月に地球へ帰還し、小惑星「リュウグウ」からのサンプルリターンというミッションを完遂した小惑星探査機「はやぶさ2」。しかし、はやぶさ2の旅はまだ終わっていない。現在も「拡張ミッション」となる2つの小惑星の探査に向けて旅を続けているところだ。果たしてはやぶさ2は、追加で10年以上もの長旅に耐えられるのだろうか。 小惑星探査機「はやぶさ2」は、2020年12月に地球へ帰還した。しかし、プロジェクトはそれで終わりではなく、現在、新たな目的地に向かい、旅を続けているところだ。小惑星からのサンプルリターンという来のミッションは既に完了しており、区別のため、これは「拡張ミッション」と呼ばれている。 サンプル分析の初期成果

    今も働き続ける「はやぶさ2」、プラス10年以上もの長旅に耐えられるのか~拡張ミッション【前編】~
  • 「TENGAロケット」が国内民間企業初のペイロード放出・回収ミッションに挑む

    インターステラテクノロジズは2021年1月26日、TENGAと共同で「TENGAロケット」の開発、打ち上げ計画を推進中だと発表。TENGAロケットは宇宙空間に到達後、「TENGAロボット」を放出する。成功すれば、国内民間企業では初となる宇宙空間でのペイロードの放出、回収事例となる。 インターステラテクノロジズは2021年1月26日、アダルトグッズ開発などを手掛けるTENGAと共同で「TENGAロケット」の開発、打ち上げ計画を推進中だと発表した。TENGAロケットは宇宙空間に到達後、マスコットキャラクターの「TENGAロボット」を放出する。成功すれば、国内民間企業では初となる宇宙空間でのペイロードの放出、回収事例となる。 国内民間企業初のペイロード放出、回収なるか TENGAロケットのベースとなっているのは、インターステラテクノロジズが開発する観測ロケット「MOMO」シリーズの機体だ。通常の

    「TENGAロケット」が国内民間企業初のペイロード放出・回収ミッションに挑む
  • IntelとAMDを超えたArmのサーバ向けプロセッサ、実はソフトバンクのおかげ?

    IntelとAMDを超えたArmのサーバ向けプロセッサ、実はソフトバンクのおかげ?:Arm最新動向報告(11)(1/3 ページ) Armが開催した年次イベント「Arm DevSummit 2020」の発表内容をピックアップする形で同社の最新動向について報告する連載。今回は、「Neoverseシリーズ」をはじめとするサーバ向けプロセッサの新展開や、「Cortex-Aシリーズ」関連の新IPなどについて紹介する。 2018年、2019年とArmの年次イベント「Arm TechCon」のレポートなどを通してArmの最新動向を伝えてきた連載だが、2020年については、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響ももちろんあるが、それよりも例年開催してきたユーザーイベントが「Arm TechCon」から「Arm DevSummit(以下、DevSummit)」に変わったことで、いろいろと方向

    IntelとAMDを超えたArmのサーバ向けプロセッサ、実はソフトバンクのおかげ?
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2020/12/04
    Amazonは、Appleと違ってプロセッサの物理設計を自力で行っているとは限らない(ARM IPのまま)のか
  • 村田製作所は全固体電池を2020年度中に量産へ、リチウムイオン電池も高出力化

    村田製作所は全固体電池を2020年度中に量産へ、リチウムイオン電池も高出力化:組み込み開発ニュース 村田製作所はオンライン展示会「CEATEC 2020 ONLINE」に出展する電池関連製品について説明。全固体電池は開発が順調に進んでおり、2020年度中(2021年3月まで)の量産開始という当初計画に変更はない。また、円筒型リチウムイオン電池については、50~60Aの大電流出力が可能な製品を開発しており2022年4月に投入する計画である。 村田製作所は2020年10月15日、オンラインで会見を開き、オンライン展示会「CEATEC 2020 ONLINE」(2020年10月20~23日)に出展する電池関連製品について説明した。注目を集めている全固体電池は開発が順調に進んでおり、2020年度中(2021年3月まで)の量産開始という当初計画に変更はない。また、円筒型リチウムイオン電池については、

    村田製作所は全固体電池を2020年度中に量産へ、リチウムイオン電池も高出力化
  • なんだこの異次元な動き、浮遊体で運ぶベッコフの新リニア搬送システム - MONOist(モノイスト)

    平面タイル上を浮遊する搬送システム ベッコフオートメーションが新たに開発した「XPlanar」は、配置された平面タイルの上を自由に浮遊する可動部を、高度な制御技術により精密に位置決めすることによって実現した新たな搬送システムである。浮遊する可動部は2Gの加速度、4m/sの速度、±50μmの精度で位置再現が可能となる。非接触であるため、摩耗や汚染物質の排出なども抑えられる。 基盤となる平面タイルは240×240mmで任意の形状に配置が可能。タイル内には電子機器が組み込まれており、新たに発表された高速のEtherCAT G通信に対応する。水平方向だけでなく垂直方向、また逆さまに設置して使うことなども可能だ。平面タイルの上を動く可動子は、95×95mmで可搬重量0.4kgの小型タイプ、155×155mmで可搬重量1.5kgの標準タイプ、155×275mmで可搬重量3kgのロングタイプ、275×2

    なんだこの異次元な動き、浮遊体で運ぶベッコフの新リニア搬送システム - MONOist(モノイスト)
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2018/11/29
    エネルギー効率がどれくらいなのかが気になるが、クリーンルームだと多少非効率でも非接触で摩耗しないメリットのほうが大きそうだ
  • ソフトバンクの「うまくいかなかったらごめんなさい」に驚いた

    この記事は、2018年4月17日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 ソフトバンクの「うまくいかなかったらごめんなさい」に驚いた ソフトバンクが物質・材料研究機構(NIMS)とともにリチウム空気電池の開発に乗り出します。両者が共同で開設する「NIMS-SoftBank先端技術開発センター」を中核として、2025年をめどにリチウム空気電池の実用化に向けた開発を進めます。 関連記事 ≫MONOistメールマガジン編集後記バックナンバー 情報革命時代の「ジェントリ」孫正義氏が用意する10兆円ファンドは何を生むか 「ソフトバンクワールド 2017」初日の基調講演に登壇したソフトバンクグループ会長兼社長の孫正義氏は、「『新しい時代のジェントリ』を目指し、同じ志を持った投資家が集まることで、情報革命を起こす」と力強く語った。10兆円

    ソフトバンクの「うまくいかなかったらごめんなさい」に驚いた
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2018/04/18
    確かに難しいが、実現すれば効果も絶大なだけに、賭けとしては非常に筋がいいと思う
  • Web界から組み込みに向けられた刺客「mruby」はこう使われている

    Rubyの良さを組み込みに」を合言葉とする開発言語「mruby」は公開以来、着実な進歩を遂げ、さまざまな場面での利用も進んでいます。ここでは「Web界から組み込みに向けられた刺客」(まつもとゆきひろ氏)たる、mrubyの採用事例を紹介します。 mruby(軽量Ruby)は経済産業省「地域イノベーション創出研究開発事業」として2010年に始まり、2012年4月にオープンソース(MITライセンス)として公開された組み込み向け開発言語です。「Rubyの良さを組み込みに」を合言葉に開発されたmrubyは発表よりはや3年、たくさんの人々の協力でさまざまな形の改良がくわえられ、現在ではライブラリは170を超え、デバッガー対応の安定版「mruby V1.2.0」が発表(2015年11月)されるなど着実に進化しています。 Rubyは開発しやすい、生産性の高い言語としてWeb開発などに広く使われている言語

    Web界から組み込みに向けられた刺客「mruby」はこう使われている
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2016/01/12
    私が仕事で使っているのは、SID MEIER’S CIVILIZATION STARSHIPSに一番近い。ゲームではないが
  • mrubyとマイコンボードで“IoTを手作り”してみよう

    生産性が高く習得も容易なRubyの組み込み版「mruby」用い、実際にマイコンボード「enzi」との組み合わせで、取得したセンサーデータをTCP/IPでサーバへ送るIoTデバイスの開発を行います。 Rubyの特長を組み込み開発に反映させたプログラミング言語が「mruby」は、「Raspberry Pi」や「BeagleBoard」「GR-SAKURA」「Aruduino(およびArduino互換ボード)」など、さまざまなマイコンボード上で動作します。 ここではmrubyリファレンスボードとして用意されているManycolors製のラピッドプロトタイピングボード「enzi basic board(以下、enziボード)」を使って、センサーからの値を取り込み、サーバに送るIoTやM2Mの基礎となるアプリを構築してみましょう。 enziボードはもともとmruby教育・研修用に開発されたものです

    mrubyとマイコンボードで“IoTを手作り”してみよう
  • “組み込みRuby”こと「mruby」をセットアップしてみよう

    Rubyの特長を組み込み開発に反映させたプログラミング言語が「mruby」です。今回は実際のセットアップと基的な構文について解説します。 IoT開発にはmruby “シリコンバレーで働きたければRubyPHPを学べ!” シリコンバレーのスタートアップ企業の多くが(創業当時のTwitterSalesforce、現在ではGoogle Sketchup、GithubHeroku、INDIEGOGOなど)、日では楽天、価格ドットコムなどがRubyを採用しています。 これら企業に共通しているのはビジネスのスピードが速く、サービス・機能などを次々と改修/追加することで成長している点です。Rubyは生産性が高く使いやすいことからこのようなプロトタイピングや研究・開発といった試行錯誤が必要とされる開発に向いています。 mrubyも同様です。Rubyの持つ「書きやすく、習得しやすい」という特長はそ

    “組み込みRuby”こと「mruby」をセットアップしてみよう
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