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ブックマーク / www.riken.jp (9)

  • スーパーコンピュータ「富岳」HPCGのランキング結果について

    スーパーコンピュータ「富岳」HPCGのランキング結果について -Society 5.0実現のためのHPCインフラとして総合的に世界トップ性能を実証- 理化学研究所(理研)と富士通株式会社(富士通)が共同で開発し、2021年3月より共用を開始したスーパーコンピュータ「富岳」[1]は、世界のスーパーコンピュータの性能ランキングのうち、産業利用などの実際のアプリケーションでよく用いられる共役勾配法[2]の処理速度の国際的なランキング「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」で、9期連続の世界第1位を獲得しました。 なお、「TOP500」では「Frontier」(米国)が第1位となり「富岳」は第4位でした。また人工知能AI)の深層学習で主に用いられる単精度や半精度演算処理に関する性能ベンチマーク「HPL-MxP」(旧名称「HPL-AI」)においては「A

    スーパーコンピュータ「富岳」HPCGのランキング結果について
  • スーパーコンピュータ「富岳」と量子コンピュータ「叡」の連携利用を実証

    理化学研究所(理研)計算科学研究センター(R-CCS)量子HPC連携プラットフォーム部門 佐藤 三久 部門長、量子HPCソフトウェア環境開発ユニット 辻美 和子 ユニットリーダー、量子コンピュータ研究センター(RQC)中村 泰信 センター長、萬 伸一 副センター長、大阪大学 量子情報・量子生命研究センター(QIQB)北川 勝浩 センター長、藤井 啓祐 副センター長、根来 誠 副センター長らの共同研究グループは、最先端研究プラットフォーム連携(TRIP)[1]構想の一環として進める計算可能領域の拡張に向け、スーパーコンピュータ「富岳」[2]と量子コンピュータ「叡(えい)」[3]の連携利用を実証し、原理の異なるコンピュータ間の連携利用によって計算可能領域が拡大する可能性を示しました。 成果を生かし、量子コンピュータとスーパーコンピュータの連携による最先端の計算環境の実現に寄与し、今後の科学技

    スーパーコンピュータ「富岳」と量子コンピュータ「叡」の連携利用を実証
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2024/05/14
    とりあえず連携できることは実証した、レベル。本番はこれから
  • 炭素はどのようにしてつくられたのか

    私たちの体にも植物にも炭素はたくさん含まれています。この炭素という元素、そもそもどのようにしてつくられたのでしょうか。その解明のために、スーパーコンピュータ「富岳」で原子核の構造を計算したのが阿部喬協力研究員(以下、研究員)らです。研究開始から10年余り、これまでの理論物理の常識を覆す発見がありました。 誰も答えにたどりつけなかった難題 138億年前にビッグバンが起きたとき、宇宙に存在した元素は、ほぼ、水素とヘリウムだけ。核子(陽子と中性子)でできた原子核が衝突を繰り返し、核子数の多い元素がつくられてきた。英国の天文学者フレッド・ホイルは核子が12個の炭素について「核子が4個のヘリウムが3個合体する過程で生じる不安定状態があるはず」と1954年に予言した。後に、「ホイル状態」と呼ばれるようになったが、その構造は謎だった。 図1 炭素の原子核の成り立ち 陽子2個と中性子2個のヘリウムの原子核

    炭素はどのようにしてつくられたのか
  • “微生物ダークマター”を追え!

    発酵品や抗生物質をつくったり、環境中の汚染物質を分解したり、このような微生物の働きは私たちの生活のあらゆる場面で役立てられています。しかし、人類がその正体を明らかにしている微生物は、地球上に存在する全微生物のわずか1%程度にすぎません。残りの膨大な数の微生物は謎に包まれており、宇宙を満たす未知の暗黒物質(ダークマター)になぞらえて"微生物ダークマター"と呼ばれています。加藤真悟開発研究員(以下、研究員)は、そんな微生物ダークマターの一つを捉えました。 加藤 真悟(かとう しんご) バイオリソース研究センター 微生物材料開発室 開発研究員 1981年山口県生まれ。東京薬科大学大学院生命科学研究科生命科学専攻修了。博士(生命科学)。理研基礎科学特別研究員、米国デラウェア大学海外特別研究員、海洋研究開発機構特任研究員などを経て、2018年より現職。 99%の微生物は謎に包まれている 微生物の機

    “微生物ダークマター”を追え!
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2021/12/04
    鉄を酸化してエネルギーを得る微生物は、海底に沈んだ船を調べると見つかるのは知っていたが、自力で還元までするとは。自然界で単体の鉄はほとんどないから、双方向にできないと役立てられないからかな
  • 脳の基本単位回路を発見 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)脳科学総合研究センター局所神経回路研究チームの細谷俊彦チームリーダー、丸岡久人研究員らの研究チーム※は、哺乳類の大脳皮質[1]が単純な機能単位回路の繰り返しからなる六方格子状の構造を持つことを発見しました。 大脳はさまざまな皮質領野[2]に分かれており、それぞれ感覚処理、運動制御、言語、思考など異なる機能をつかさどっています。大脳は極めて複雑な組織なため、その回路の構造には不明な点が多く残っています。特に、単一の回路が繰り返した構造が存在するか否かは不明でした。 今回、研究チームは、大脳皮質に6層ある細胞層の一つである第5層をマウス脳を用いて解析し、大部分の神経細胞が細胞タイプ特異的なカラム状の小さなクラスター(マイクロカラム)を形成していることを発見しました。マイクロカラムは六方格子状の規則的な配置をとっており、機能の異なるさまざまな大脳皮質領野に共通に存在して

    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2017/11/05
    大きな発見だと思うが、電子回路で言うならフリップフロップ回路並に基本構造っぽいんだよな。ここからの道のりはとても長そうだ
  • アルミニウムのナノ構造体で「色」を作る | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)田中メタマテリアル研究室の田中拓男主任研究員(光量子工学研究領域フォトン操作機能研究チーム チームリーダー)、レニルクマール・ムダチャディ国際特別研究員の研究チームは、アルミニウム薄膜で作った「メタマテリアル[1]」で、可視光全域をカバーする「色」を作り出すことに成功しました。 光の波長よりも小さいナノメートル(nm、1nmは10億分の1m)サイズの構造体(以下、ナノ構造)を大量に集積化して自然界の物質では実現できない光学特性を持たせた人工物質をメタマテリアルと呼びます。ヒトの目は捉える光の波長の違いによって色を区別するので、ナノ構造の大きさや形を変えることでメタマテリアルが吸収する光の波長を制御すれば、さまざまな色を作り出すことができます。従来のメタマテリアルでは、吸収する光の波長が一つに限定されていたり、吸収する光の波長幅が広いためパステルカラーのような彩度の

  • 113番元素の命名権獲得 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所仁科加速器研究センター超重元素研究グループの森田浩介グループディレクター(九州大学大学院理学研究院教授)を中心とする研究グループ(森田グループ)[1]が発見した「113番元素」を、国際機関が新元素であると認定しました。12月31日、国際純正・応用化学連合(IUPAC)より森田グループディレクター宛てに通知がありました。これに伴い、森田グループには発見者として新元素の命名権が与えられます。欧米諸国以外の研究グループに命名権が与えられるのは初めてです。元素周期表にアジアの国としては初めて、日発の元素が加わります。 森田グループは、理研の重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)[2]」の重イオン線形加速器「RILAC[3]」を用いて、2003年9月から亜鉛(Zn:原子番号 30)のビームをビスマス(Bi:原子番号 83)に照射し、新元素の合成に挑戦してきました。

  • 404 Not Found | 理化学研究所

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    404 Not Found | 理化学研究所
    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2014/01/30
    「常識を疑え」とは言うが、実際に疑い抜いて大成果を出したのは本当にすごい
  • 親の受けたストレスは、DNA配列の変化を伴わずに子供に遺伝 -ストレスが影響する非メンデル遺伝学のメカニズムを世界で初めて発見-

    プロファイリングで、抗がん剤候補物質の作用機序を解明 -独自のプロテオームプロファイリングシステムで薬剤標的を迅速同定- ポイント 作用既知薬剤のプロテオーム情報から、作用未知薬剤の効果をプロファイリングで予測 植物由来新規誘導体BNS-22がDNAトポイソメラーゼIIを標的にして働きを阻害 BNS-22がトポ毒型と違った触媒阻害型の新抗がん剤として期待 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、独自の薬剤プロテオーム※1プロファイリングシステムを活用して、新規抗がん剤候補物質の作用を解明することに成功しました。これは、理研基幹研究所(玉尾皓平所長)ケミカルバイオロジー研究基盤施設の長田裕之施設長、川谷誠研究員と、京都大学医学部附属病院の木村晋也講師(現佐賀大学医学部教授)、前川平教授らとの共同研究による成果です。 2005年、木村晋也講師らは、ブラジルの熱帯雨林に自生するオトギ

    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2011/06/24
    遺伝子の修飾状態が遺伝するのか(わかりにくい表現)
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