スーパーコンピュータ「富岳」HPCGのランキング結果について -Society 5.0実現のためのHPCインフラとして総合的に世界トップ性能を実証- 理化学研究所(理研)と富士通株式会社(富士通)が共同で開発し、2021年3月より共用を開始したスーパーコンピュータ「富岳」[1]は、世界のスーパーコンピュータの性能ランキングのうち、産業利用などの実際のアプリケーションでよく用いられる共役勾配法[2]の処理速度の国際的なランキング「HPCG(High Performance Conjugate Gradient)」で、9期連続の世界第1位を獲得しました。 なお、「TOP500」では「Frontier」(米国)が第1位となり「富岳」は第4位でした。また人工知能(AI)の深層学習で主に用いられる単精度や半精度演算処理に関する性能ベンチマーク「HPL-MxP」(旧名称「HPL-AI」)においては「A