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ブックマーク / www.tohoku.ac.jp (1)

  • ウラン系超伝導体はなぜ磁場に強い? ―超伝導を強くする磁気揺らぎの観測に成功―

    学研究者情報】 〇金属材料研究所 教授 青木大 研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 通常、超伝導は磁場に弱く、強磁場中では超伝導状態は壊されてしまいます。強い磁場中でも安定な超伝導体を開発することは、超伝導線材や超伝導量子デバイスの開発において重要な課題となっています。 ウランを含む超伝導体ウランテルル化物(化学式UTe2)では、むしろ強磁場中で超伝導が安定化し、その結果、超伝導が壊れる磁場の値(=臨界磁場)が従来の理論値の10倍にも達することが発見されていました。 今回、物質内部をミクロな視点で調べることができる核磁気共鳴(NMR)法を用いて、高い臨界磁場を実現する超伝導のメカニズムを探りました。 その結果、強い磁場をかけることで物質内の磁気的ゆらぎが増大し、それによって超伝導を生み出す電子対の結合が強まり、高い臨界磁場が実現していることがわかりました。 【概要】 国立研究開発法

    ウラン系超伝導体はなぜ磁場に強い? ―超伝導を強くする磁気揺らぎの観測に成功―
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