●重要なポイント・ロシアのSNSはアメリカの過激派(白人至上主義者や陰謀論者など)のネット上の活動拠点となっている。 ・彼らはロシアのプロパガンダメディア(RTやスプートニクなど)へのリンクを共有していた。 ・アメリカの4chanやGabも同様の動きをしている。 ・アメリカの過激派はロシアのプロパガンダメディアの影響を受けているが、ロシアが意図的に操っているわけではない。 ・このことはボットやトロールにフォーカスしても、アメリカの過激派とロシアの連携の実態や構造の解明には結びつかないことを示している。 ●論文と記事の概要ロシアのSNS(VKontakte)とアメリカの過激派の関わりを分析した論文「Connectivity Between Russian Information Sources and Extremist Communities Across Social Media Pla
イーロン・マスクはツイッター買収後、信頼・安全協議会を解散させ、白人ナショナリストや極右派のアカウントを復活させ、差別用語を使った会話の中心にいる。助けを求める人々を支援するといったかつての役割を、ツイッターはもう果たせないだろう。 by Abby Ohlheiser2022.12.20 28 1 人は一瞬のうちには死なない。そうではなく、死は停止の過程なのだ。心臓が拍動を止め、呼吸が止まり、器官が働きを止めるということが、徐々に起こる。脳も機能を停止する。脳死は恒久的なものだが、脳死後にも、心臓はしばらく拍動を続けることができる。 イーロン・マスクに買収されてからのツイッターは、そういった類の脳死状態にあるように思える。稼働し続けるためのプロセスはなんとか動きを止めていないが、マスクCEO着任以前のツイッターは二度と戻ってこないのだ。 ツイッターは12月12日に、2016年からツイッター
前RT、それは無いやろと思ったら本当にそうだった…😭 https://t.co/6tKY7HOICC
1973年ニューヨーク生まれ。専門は哲学・キリスト教思想。関西学院大学神学部准教授。東京大学21世紀COE研究員、南山大学人文学部准教授を経て、現職。編著書に『ディスポジション──哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて』(現代企画室、2008)、2017年にThe New School for Social Researchの心理学研究室に留学し、以降Moral Foundation Theoryに基づく質問紙調査を日米で行いながら、宗教などの文化的背景とマインドセットとの関係について、道徳的判断やリスク志向に注目し研究している。 Twitter @tami_yanagisawa アメリカのトーク番組「Tonight Show」で、Netflixの番組の架空スポンサーを挙げるジョークのなかで、「October Kanye(十月のカニエ)」
神真都Qの動向が劇的に変化しています。反ワクチン派や陰謀論者をめぐる情勢は新たなフェーズに入りました。いったいこれからどうなるかを考えるには、ここに至った経緯を知らなくてはなりません。では、彼らはどこからきて、どこへ行くのでしょうか。 著者/ケイヒロ 観察・調査/Kヒロ+ハラオカヒサ:プロジェクト 311後の805件追跡観察からわかったこと反ワクチン派はコロナ禍に突然登場した人々ではない。 被曝デマを流布させたり信じた人々と、意識の在りかたが素朴な人々が源流。 神真都Qはさらに素朴な人々。 筆者は東日本大震災と原発事故によって登場したデマを流布する無数の人々と、こうしたデマを信じ切って再拡散し続けた人々を短文投稿サイトのツイッターで追跡観察した。 この観察は、繰り返し誤りを指摘されても考えを改めなかったり、「癌、不妊、奇形」などの言葉を被災当事者に向ける理解の範疇を超えた人たちと、今後も社
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