芸術祭「あいちトリエンナーレ」の負担金支払いを一部拒否した名古屋市が、裁判で支払いを命じられたことを不服として行った上告について、最高裁は退ける決定を出しました。名古屋市の敗訴が確定しました。確定し…
損害保険大手のSOMPOホールディングスが保有するゴッホの代表作「ひまわり」の所有権をめぐり、ナチス・ドイツによる迫害で強制的に売却させられたとして、元の所有者の遺族が絵画の返還などを求める訴えをアメリカの裁判所に起こしました。 これに対しSOMPO側は「所有権の正当性に疑いの余地はない」として「ひまわり」の所有権を全面的に擁護していく姿勢を明らかにしました。 ゴッホの代表作「ひまわり」は、1987年にSOMPOホールディングスの前身の安田火災海上保険がおよそ53億円で落札し、当時の絵画の落札額としては過去最高となり話題を呼びました。 先月、アメリカ中西部イリノイ州の連邦地裁に提出された訴状によりますと、原告はドイツ系ユダヤ人銀行家の遺族で相続人の3人で、1934年にナチス・ドイツによる迫害で「ひまわり」を強制的に売却させられたとしています。 3人は「ナチスにより奪われた作品だと知りながら
Published 2022/02/03 14:55 (JST) Updated 2022/02/03 15:05 (JST) 【ロンドン共同】英南西部ブリストルでかつての奴隷貿易商人の銅像を倒した男女4人に無罪評決が出されたことが波紋を広げている。「自由の崇高な擁護者」との評価がある一方、破壊行為を肯定するとも捉えられかねない判断に疑問の声も上がる。負の歴史との向き合い方が問われている。 「(商人を)たたえたり敬ったりするのが適切とは思わないが、歴史から消すのも違う」。黒人奴隷の子孫で英国初の民選の黒人市長でもある、ブリストルのリーズ市長は評決に驚きを隠さなかった。 4人は破壊行為自体は認めており、通常なら有罪のケース。司法関係者は評決が同様の裁判の前例となることを懸念する。
福岡拘置所に収容されている33歳の死刑囚が、拘置所で色鉛筆を使うことを禁止され絵を描く表現の自由を侵害されたとして、国に規定の取り消しや色鉛筆の使用を求める訴えを起こしました。 訴えを起こしたのは、宮崎市で家族3人を殺害した罪などで7年前に死刑が確定し、福岡拘置所に収容されている奥本章寛死刑囚(33)です。 法務省が拘置所などでの物品の使用に関する訓令を改正し、ことし2月から色鉛筆が使えなくなったため、絵が描けず表現の自由が侵害されているとして、国の規定の取り消しと色鉛筆の使用を認めるよう求めています。 7日から東京地方裁判所で裁判が始まり、奥本死刑囚側は「鉛筆と5色のシャープペンシルの使用は認められているものの、色を混ぜることなどが難しく、これまでのような表現ができなくなった」と主張しました。 一方、国側は争う姿勢を示しました。 原告側の黒原智宏弁護士によりますと、奥本死刑囚は、1審で死
東京・明治神宮外苑のイベント会場で2016年11月、木製オブジェが燃えて、遊んでいた幼稚園の男児(当時5歳)が死亡した火災で、重過失致死傷罪に問われた日本工業大の23歳と24歳の元男子学生2人=当時未成年=の判決で、東京地裁(下津健司裁判長)は13日、いずれも禁錮10月、執行猶予3年(いずれも求刑・禁錮1年)を言い渡した。 起訴状などによると、2人は当時、同大工学部建築学科の1年生で、同じ学科の有志らとイベントに参加。木製のジャングルジムを大量の木くずで装飾したオブジェ(高さ最大約2・7メートル、幅最大約3・8メートル)を展示した。子供らが中に入って遊べるようになっていた。
高須克彌さんたちが「不自由展が中止・再開したことで愛知県に交付予定だった文化庁の補助金が減額された分1167万円と、増えた警備費1861万円を、芸術監督であった津田と室長であった県職員に支払わせろ」という訴訟を愛知県に対して起こし… https://t.co/V3A4FzxVAZ
市民と行政のための「孔子廟」違憲判決の読み方 文化芸術支援、萎縮せず学びの機会に 志田陽子 武蔵野美術大学 造形学部教授(憲法、芸術関連法) また、学習講座や市民美術展への出展を楽しみにしている市民にしてみれば、そうした文化活動がある日突然に「憲法違反と判断されたため中止」となれば、福利を受けられないという不利益だけでなく、心の拠りどころを取り払われたような虚しさを感じることになるのではないだろうか。 しかし政教分離は、公が守らなくてはならない憲法ルールである。公が一般市民に対して負っている責任を考えれば、ルール違反を宣告される前に、こうしたルールを理解共有しておく必要がある。 国や自治体はなぜ宗教と切り離さねばならないのか 政教分離は、国や自治体は宗教と結びついてはならないとする憲法上の原則である。憲法の20条と89条に規定がある。20条は個人の「信教の自由」を保障した上で、この保障を確
経緯と資料 美術家山本伸樹の代表作「メッセージ」(1998年〜)に酷似した作品「テレ金」が2011年に出現した。山本が抗議したが、その後も「テレ金」から「金魚電話」そして「金魚電話ボックス」と、同一部材による作品が、作者と名前を変えながらくりかえし展示されるという異様な事態に。とくに2014年に奈良県大和郡山市の柳町商店街に「金魚電話ボックス」が常設展示されてからは、逆に山本が「パクリ」であるといった誹謗中傷をうけるようにさえなった。山本は柳町商店街側に抗議するが、無視されつづけた。やがて山本の周辺で「これは山本だけの問題ではない、芸術家の著作権についての大きな問題だ」との話がもちあがった。いきなり訴訟をおこすのでなく円満に解決できないか交渉をこころみることになり、大和郡山市の隣町である奈良市在住の作家寮美千子が山本の代理人となった。交渉はまとまり、「金魚電話ボックス」は、山本の「メッセー
「”金魚電話ボックス”著作権侵害 美術作家が逆転勝訴 商店街に賠償命令・大阪高裁」というニュースがありました。水の入った電話ボックスの中を金魚が泳ぐオブジェ「金魚電話ボックス」で著作権を侵害されたとして、ずっと昔から同種の作品を作り続けていた現代美術作家の方が、オブジェを設置した奈良県大和郡山市の商店街に損害賠償などを求めていた大阪高裁の控訴審訴訟において、14日、著作権侵害を認める判決があったという話です。 判決文はこちらです(ならまち通信社というウェブサイトでこの問題をずっとフォローされている方がスキャンしてアップして下さっています)。 地裁判決の骨子としては、現代美術作家の方の「メッセージ」というオリジナル作品(タイトル画像参照)の著作物性は認められたものの、商店街バージョンの「金魚電話ボックス」とは表現上の様々な相違点があり、共通する部分である「電話ボックスに水を入れて金魚水槽にす
何も言わないのもナニかなと思ったので、事実のみちょっと。 ○僕がやった大人向けの講座は「ヌードは芸術なんだから高尚」という一般常識には疑いの余地がありますよ、という内容が中心だった。僕が「大人に向けてヌードの歴史について語れ」と言… https://t.co/m4Fu9Akxp7
美術モデルの女性が「ヌード」をテーマとした大学の公開講座に参加したところ、講師の芸術家によるセクハラ言動および提示された作品が性的で精神的苦痛を受けたとして、講座を主宰した大学を相手取り、慰謝料などを求めて東京地裁に提訴した。もともと“過激”な作風で知られる芸術家、それを知らなかった受講生、セクハラ対策が不十分とされた大学――複雑な要素が絡み合った問題の答えはどう出るのか。 東京・霞が関の司法記者クラブで27日、会見したのは原告の美術モデル大原直美さん(39)。 京都造形芸術大学(学校法人瓜生山学園)外苑キャンパス(東京・港区)でのヌードをテーマとした5回連続の公開講座(昨年4~6月)を受講し、ゲスト講師の作品および言動によるセクハラが原因で精神的苦痛(適応障害と診断)を受けたという。受講生に対して負うべきセクハラ防止・対策の義務に違反したとして、同学園に慰謝料など約333万円の支払いを求
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ヌードをテーマにした美術史の公開講座で、わいせつな動画や絵画を見させられて精神的苦痛を受けたとして、講座を受けた女性が、京都市の学校法人に約330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(伊藤繁裁判長)は4日、法人に約30万円の支払いを命じた。 判決によると、学校法人は東京都、大阪府、京都府の3カ所に「京都造形芸術大学(現京都芸術大学) 芸術学舎」を設置し、社会人向けに公開講座を提供しており、2018年4~6月、都内で「人はなぜヌードを描くのか、見たいのか。」と題した全5回の講座を開いた。講座内容を説明するパンフレットには、「芸術の…
男子学生ら無罪主張 5歳児死亡の展示物火災―東京地裁 2020年08月19日11時11分 明治神宮外苑のイベント会場で2016年11月、展示物の木製ジャングルジムが燃えて男児=当時(5)=が死亡した火災で、内部に白熱灯を放置したなどとして重過失致死傷罪に問われた当時19歳の大学生だった男性(23)ら2人の初公判が19日、東京地裁(下津健司裁判長)であった。2人は事実関係を認めて被害者に謝罪した上で、「発火するとは考えられませんでした」などと無罪を主張した。 〔写真特集〕神宮外苑のイベントで火災(2016年) 展示物を制作したのは日本工業大(埼玉県)の学生ら。検察側は冒頭陳述で、「高熱を出す白熱灯を内部に放置すれば、展示物に付着していた大量の木くずが脱落して発火し、火災になることが予見できた」と主張した。 弁護側は「事故以前にも、展示物内部で白熱灯が使われたことはあった」などと述べた上で、「
支援者ならびに関係者の皆様 本日、わたしの女性器アート事件の最高裁の判決がおりました。結果は、わたしの上告棄却という、残念なものとなりました。控訴審の東京高等裁判所にて、作品展示に関しては無罪判決が確定していたものの、残りの罪状についても、当然、無罪であると信じておりましたので、納得がいきません。 わたしは、「女性器はなぜ、卑猥なものとされ、タブーとされるのか?」と疑問を持ち、そんな女性器のイメージを覆すべく、かわいく、面白く、笑えるような作品作りをして参りました。そして、裁判では「わたしの体の一部である女性器は、当然にわいせつであると判定されるべきではない」と主張し、わたしの体をモチーフにした物をわたし自身が表現する自由を奪う警察や司法に対し、異議を申し立てて来ました。しかし、最高裁は、結局「女性器だからわいせつ」という、従来の古臭い価値基準から全く抜け出せなかった様です。 わたしは、単
「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。 去る1月26日、直木賞作家の赤瀬川隼が亡くなった。この日は昨年10月26日に他界した弟・赤瀬川原平の月命日でもある。 兄弟そろって文才に恵まれ、原平のほうは「父が消えた」で芥川賞受賞。以後、ユーモアあふれる小説やエッセイを数多く手がけ、なかでも『老人力』はベストセラーになった。 だが彼のキャリアのスタートは前衛芸術である。ネオ・ダダ、ハイレッド・センター、トマソン、路上観察学会、ライカ同盟、日本美術応援団……数々のグループ活動を
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July 1, 2011 Food web 2 (12) テーマ:日々自然観察(9551) カテゴリ:きぬきぬ日記 数日前、 我が家のヨーチューさんをご紹介しましたね。 その後も、 ヨーチューさんを鳥から守る為に、 網戸の網でふんわりとカバーをし、 我が家のニャコム猫隊長、 シロさん(6kg)と一緒に ヨーチューさんの羽化を 見守っていました。 ヨーチューさんは、以外にキビキビ動くヤツで、 いつの間にやらどんどん上の方に移動して 新鮮な葉っぱをモリモリ食べていきます。 …が、6/30にはピタリと食が止まりました。 アゲハの幼虫は、蛹になる前には食事が止まるらしいので、 そろそろ蛹化が始まる頃かもしれません! これはもう、家に入ってもらった方がイイかなーと、 スピさんは外に出る準備として、二階のクローゼットへ 長袖を羽織りに行きました。(蚊が多いから) …そしてまた一階の居間に戻ってみると、
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