Varietyが報じたところによると、あるシーンの背景のポスターに「Protect Trans Lives」と書かれていることが理由のひとつだという。このポスターが同国の検閲で不許可となり、2023年6月22日公開予定だった『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』は上映が禁止された。 アラブ首長国連邦が映画を上映禁止とするのは今回が初めてではない。昨年は、ピクサーの『バズ・ライトイヤー』が中東数カ国で上映禁止となった。その理由となったのは、同性の宇宙船乗組員2人のキスシーンだった。マーベルの『エターナルズ』や『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』も同じような理由で上映が禁止されている。 『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のストーリーでは、グウェン・ステイシーは重要な役割をするキャラクターのひとりだが、おそらく予想外と思われる仮説が観客に注目されて