兵庫県知事のパワハラなどの疑惑について、現役の県幹部職員が関西テレビのインタビューに応じ、内部の実態を語りました。 ■【動画で見る】現役の県幹部が激白 チラシに自分の顔写真がなく激怒「『お前では話にならないから帰れ、上司を呼べ』という話になって、顔写真が入った」 【兵庫県の現役幹部職員】「自分の意見を言う職員が、そんなことは全く聞き入れてもらえなくて、(知事は)『全部言うとおりにしろ』みたいな。『こうしたい』という意見が言えない組織になってしまっているというのが、すごい問題だと思っています」 兵庫県の斎藤元彦知事への憤りを語ったのは現役の、県の幹部職員です。 ことの始まりは、ことし3月、当時、西播磨県民局長だった男性職員(60)が「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について」というタイトルの告発文を一部の報道機関などに配ったことでした。 県は、内部調査の結果、告発文は”事実無根”として、男性職
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大阪府の吉村洋文知事が21日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。来年開催予定の大阪万博会場に設置される一部のトイレが建設会社と約2億円で契約していたことについて説明。「将来、ここから世界的建築家が誕生するかもしれません」と期待感を示した。 吉村知事は「万博トイレ2億円!について説明します」と切り出し、「まず小さいトイレでなく大規模トイレです。2箇所あり、平米単価は77万円と64万円です。建設物価調査会の調査では21~22年の公共トイレ施設の平米単価は98万円です」と、決して高額ではないと主張した。 さらに「このトイレは若手建築家256点の中から公募で選ばれました。若手建築家が魂を込めたトイレです」と説明。万博会場のトイレ設計を若手建築家が担当しているというNHKの記事を引用し、「2億円のものではないですが、万博トイレに挑戦する若手建築家が取材されています。万博の意義を考え、若手建築家が挑
建設中の大屋根(木造リング)の前で報道陣の取材に応じる大阪府の吉村洋文知事(右)と大阪市の横山英幸市長。大屋根の建設費は344億円=2023年12月13日 大阪湾を埋め立ててつくられた、人工島の「夢洲」。この島で今、2025年4月開幕の「大阪・関西万博」に向け、急ピッチで工事が進む。だが、地震が起きた時の液状化や避難、土壌汚染など問題は山積みだ。AERA 2024年1月22日号より。 【図を見る】大阪・関西万博にかかる「お金」はこちら * * * 大阪湾に浮かぶ人工島「夢洲(ゆめしま)」。昨年12月中旬、この島で建設中の大屋根(木造リング)に、視察のため上った大阪府の吉村洋文知事は「圧倒された」と何度も口にし、こう絶賛した。 「唯一無二の木造建築物になる」 2025年4月13日からの半年間、夢洲を会場に開かれる「大阪・関西万博」。開幕まで1年半を切り、工事は急ピッチで進む。だが、吉村知
日本維新の会の政調会長を務める音喜多駿参院議員が9日までに自身のユーチューブチャンネルを更新し、能登半島地震で被災地入りしたれいわ新選組の山本太郎代表を「迷惑系国会議員」とこき下ろした。 音喜多氏のユーチューブのタイトルには「迷惑系国会議員! 被災地の悲痛な声を無視して現地入りしたれいわ新選組・山本太郎議員が批判されるべき理由」と同じく能登入りで猛烈な批判を浴びた元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうや私人逮捕系ユーチューバーの煉獄コロアキ氏らと同列にするほどの怒りようだ。 音喜多氏は5日に自民、立憲、維新、公明、共産、国民の与野党6党党首会談で、国会議員の被災地入りを見合わせたことを挙げたうえで、山本氏が同日夜に能登町に入ったことに「ヒザから崩れ落ちました。もう何をやっているんだ。被災地の方々に負担をかけて、渋滞の一因になって国会議員がやるべきことじゃないだろう」と愕然としたという。 「私
12月14日、日本国際博覧会協会(万博協会)は、2025年大阪・関西万博の運営費を当初計画の809億円から1.4倍となる1160億円に増額する方針を示した。 【まるで血しぶき…】「事故った後のよう」と批判が殺到した“万博ナンバープレート” 協会は、入場券販売や会場内の飲食店での収入を運営費に充てる方針だ。入場券が計画通り売れなければ、収支が赤字に陥る可能性もある。 だが、12月7日の国会答弁で、西村康稔・前経済産業相は、運営費で赤字が出たとしても「国として補填することは考えていない」と明言。 12月11日には、吉村洋文知事が、西村氏の発言を念頭に、「大阪府・市は負担しない」と予防線を張っていた。 12月14日、吉村氏の囲み取材では、運営費で赤字が出た場合の対応に質問が集中。MBS(毎日放送)記者と吉村氏のやり取りが、SNSで注目を集めた。 MBSの記者が、運営費で赤字が出た場合、だれが負担
自見英子万博担当相は8日の衆院内閣委員会で、2025年大阪・関西万博で350億円かけて建設される木造建築物「大屋根(リング)」について、「夏の暑い時期に開催される。日よけの熱中症対策として大きな役割を果たす」と述べ、必要性を強調した。 リングは1周約2キロで、23年6月に建設が始まった。完成すれば世界最大級の木造建築物となるが、巨額の費用を要することに批判も出ている。 自見氏はリングについて「万博の理念を示す大きなシンボルだ」と説明した上で、リングの下は来場者の日よけ、雨よけのスペースになると指摘。「万博を担当する大臣として1日20万人をお迎えする責任がある。当然必要だし、国民にとって必要だ」と答弁した。 立憲民主党の中谷一馬氏は「国民は円安・物価高に苦しんでいる。その中で350億円のリングは、みんな納得できない」と批判した。【池田直】
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