地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の調査報告書に事実と異なるデータが記されていた問題で、防衛省は7日、秋田魁新報社の取材に対し、パソコン上で水平距離と高さの縮尺が異なる地形断面図を作成して紙に印刷し、その紙上を定規で測って角度を求めたため誤りが生じたと説明した。地図の専門家は「国民に対する説明資料を作っているとは思えない、あまりに稚拙な過ちだ」と批判している。 防衛省戦略企画課の説明によると、配備候補地である新屋演習場の代わりになり得る国有地を検討する際、担当職員は次のような作業を行ったという。 まず、パソコン上で作成した国有地から近くの山までの断面図をプリンターで印刷。国有地から山頂までの間にレーダー電波を遮る障害がないかを紙の上で確認した。 続いて、遮蔽(しゃへい)となる尾根などがあった場合はそこの標高、ない場合は山頂の標高、さらに国有地までの水平距離を紙の上で定規を使って計
【ワシントン=三木理恵子】岩屋毅防衛相は19日(日本時間20日未明)、シャナハン米国防長官代行とワシントンで会談し、墜落事故を起こした最新鋭ステルス戦闘機F35Aについて調達計画を変更しないと確認した。抑止力の向上に欠かせないことに加え、対米関係を考慮した。日米は協力して事故原因の究明を急ぐが、情報共有で壁にぶつかる可能性もある。【関連記事】F35A事故、米が機密維持へ深海捜索 青森沖に船派遣
航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが青森県沖の太平洋に墜落した事故に関連し、防衛省は16日、今年2月末までに、三沢基地に配備された13機のうち5機が計7回、国内を飛行中に不具合が発生し、緊急着陸していたと明らかにした。これまで事故機の2回を含む3回としていた説明内容を訂正した。防衛省は「しっかり確認できていない段階で答えた。部隊に確認するなどして判明した」としている。 防衛省によると、いずれも操縦系統や燃料系統などで異常を示す警報装置が作動し、愛知県営名古屋空港や三沢基地、空自千歳基地に緊急着陸した。操縦士にけがはなかった。
アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり、岩屋防衛大臣は、深さ最大90メートルとしていた埋め立て区域の軟弱地盤について、70メートルを超える部分は固い粘土層だと確認されたとして、最大の深さを70メートルに事実上、修正し、安定的に地盤改良工事ができるという考えを示しました。 これについて、岩屋防衛大臣は参議院予算委員会で「当初、最大深度は90メートルなのではないかという見込みだったが、詳しく調査した結果、70メートルを超えた下の部分には、かなり固い粘土層があることが確認された」と述べ、軟弱地盤の最大の深さを70メートルに事実上、修正しました。 軟弱地盤をめぐっては、深さ90メートルであれば工事実績がないとして、野党や、計画に反対する沖縄県が批判していましたが、岩屋大臣は「最大、深度70メートルであれば、安定的な施工ができることを、専門家の知見を得て確認している」と述べ、安定的に地盤
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