もしも円安が止まらなくなった場合、我々はアベノミクスの超特大副作用に直面することになる。 為替水準についてコメントすることない=麻生財務相 https://t.co/Pi4wETqsCY
もしも円安が止まらなくなった場合、我々はアベノミクスの超特大副作用に直面することになる。 為替水準についてコメントすることない=麻生財務相 https://t.co/Pi4wETqsCY
さて,選挙も近づいてきたということで,アベノミクスの成果を示すデータを貼り付けていこうと思う。 選挙のたびに「経済」が強調されてきたのだから,有権者にとってアベノミクスの成果を確認することは必要不可欠である。 まずはツイッターで盛大にバズったこのグラフから。アベノミクス前の2012年を100とした賃金と物価と消費の推移である。 データ元:厚労省,総務省 消費税増税と円安により,物価が6年間で6.6%も上がった(赤)。 その一方,名目賃金は2.8%しか伸びなかった(青)。 だから実質賃金は,アベノミクス前と比べて3.6%も落ちた(緑)。 そして,実質世帯消費動向指数は9.3%も落ちた(黄色)。 日銀によると消費税増税による物価上昇効果は2%だそうだ。 残りの4.6%はアベノミクスがもたらした円安が最も影響しているだろう。 (なお,2015年に原油の暴落があったおかげで円安による物価上昇の勢い
アベノミクス演出に大きく貢献したGDP算出方法の変更についてお話しします。 2016年12月8日、内閣府はGDPの算出方法を変更し、それに伴い、94年以降のGDPをすべて改定して公表しました。改定前の名目GDPの史上最高額は97年度であり、15年度とは約20兆円も差がありました。ところが、改定後だと、97年度と15年度の差は0.9兆円となり、ほとんど差がなくなりました。歴史が変わってしまったと言ってよいでしょう。 この改定は表向き、最新の国際的GDP算出基準である「2008SNA」への対応が強調されました。この基準だと、研究開発費等が上乗せされるので、毎年のGDPがだいたい20兆円程度カサ上げされます。しかし、本当に重要なのはそこではありません。この「2008SNA」とは全く関係のない「その他」の部分で大きな数字の調整がされているのです。 改定前後で差額を比較すると、①「2008SNA」対
Toyomi Sawada @qzv00507 明石順平さん (弁護士) ソノタノミクス 衆)予算委 中央公聴会 不正統計問題を糾弾 詳しくは、わたしの著書を参考にしてくださいと言って意見陳述を終えた。アベノミクスによろしく (インターナショナル新書) 新書 – 2017/10/6 明石 順平 (著) pic.twitter.com/MNsJlBBkrn 2019-02-26 09:41:27
明石順平(弁護士)@junpeiakashi 2/26 衆院・予算委員会・公聴会:公述人の意見陳述「シークレット・ブーツはかせ ・頭にシリコン」「カサアゲ幅は、アベノミクス以降、うなぎ上り」 著書 「アベノミクスによろしく」 「データが語る日本財政の未来」[参考]GDPのかさ上げは、国際的GDP算出基準に全く関係のない「その他」という部分でなされている。私はこれを「ソノタノミクス」と名付けた
明石順平 @junpeiakashi 弁護士。 チクシスト。バニ夫の中の人。著書「アベノミクスによろしく」「データが語る日本財政の未来」「国家の統計破壊」「人間使い捨て国家」「ツーカとゼーキン」「キリギリスの年金」「財政爆発」発売中。趣味はロードバイクと筋トレ。すぐブロックします。 blog.monoshirin.com 明石順平 @junpeiakashi マネタリーベース,もう500兆円超えてるんだぜ。 昇竜拳みたいだぜ。 日銀,ずっとこれ続けるって言ってるんだぜ。 どうやって終わらせるのって聞くと「時期尚早」としか言わないんだぜ。 ワイルドだろ? pic.twitter.com/Y4gVN0U3Q2 2018-12-25 23:01:19
今年の2月7日,私の新しい本が発売される。 データが語る日本財政の未来 (インターナショナル新書) 作者: 明石順平 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル 発売日: 2019/02/07 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 日本財政の過去・現在・未来について書いた本である。 思想の左右を問わず,財政は無視ないし軽視されている気がする。 この本を読めば分かるはず。財政こそが最も重要であると。 通貨は信用で成り立っている。その信用の基礎になるのが,その通貨を発行している国の財政なのである。 つまり,財政問題は最終的に通貨の信用に行き着く。財政がダメになると通貨が暴落し,国民の生活を直撃する。このことが理解されていない。 前著「アベノミクスによろしく」でも最後に財政問題について触れたが,今回はそれをさらに深く掘り下げた。 前著で使用したグラフや表の数は約90個だったが,今回は約
経済評論家(らしい)の上念司氏が,実質賃金指数を全く理解していなかったことを暴露したこの記事はたいへんヒットした。 blog.monoshirin.com 実質賃金指数6000という,あり得ない計算結果を出していたことにより,私の脳内で彼の異名は「ミスター6000」になった。 ところで,彼が何か私に対する反論めいたことを書いているのを見つけた。 www.facebook.com 「なんの反論にもなってなかった」って・・・反論ていうか,あなたがそもそも指数の概念も,実質賃金指数の算定式も分かってない,超論外の人っていうことを指摘しただけなんだが。。 例えて言うと,全裸で歩いているのを見かけて「いやいやいや,あなた全裸ですよ。まず服を着なさい。」とツッコミを入れただけだよ。反論でもなんでもなく当たり前のことを言っただけ。 で,彼が言いたいのは,要するに賃金の低い新規雇用者が増えることによって,
経済評論家の上念司という人がいる。 この人,「実質賃金が下がるのは大した問題ではない」旨を喧伝し,熱烈に安倍政権を応援する人々の一員なのだが,そもそも前提を理解していなかったことが分かった。 最近話題になっている「実質賃金」とは,正確に言うと,実質賃金指数のこと。 厚生労働省の説明によると,実質賃金指数の算定式は下記のとおり。 www.mhlw.go.jp 要するに,実質賃金指数=名目賃金指数÷消費者物価指数×100 ここで,厚労省による指数の説明は下記のとおり。 要するに,ここでいう指数というのは,「ある時点の基準数値を100とした数字」のこと。 ここで上念氏のツイートを見てみよう。 「名目賃金を物価上昇率で割り戻した指数」と言っている。 いや,違うんだが・・ 物価指数で割らないといけないんだが・・率で割ったら全然違う数字になるぞ。 そして,彼が計算した実質賃金指数と称する数字が次のツイ
GDP改定値の「その他」について,平成29年12月22日に内閣府が内訳表を出したようだね。 いや,正確に言うと,「内訳表に近いもの」というべきだろう。内閣府は次のように説明している。 http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kakuhou/gaiyou/pdf/point20161208_2_add.pdf 本資料で掲げた「1.」から「3.」のそれぞれの項目は相互に影響し合っており、またここに掲げた以外の推計方法変更や基礎統計の反映などの影響もあり、これらの要因を厳密に分解できるわけではないこと、また、商業マージンの改定額については記録時点も異なっている(暦年値)ことや中間消費や最終需要といった配分先ごとの改定額を計算することが困難であるため、そのすべてが最終需要に配分されたとの仮定を置いた計算となっていることなどから、本資料の結果に
この画像は拙著「全検証 コロナ政策」のオビである。 全検証 コロナ政策 (角川新書) 作者:明石 順平 KADOKAWA Amazon 2020年のコロナ感染者数は23万4109人。 2021年はその約6.4倍の149万2874人。 2022年はその2021年の約18.2倍である2722万6973人。 2022年は2020年の116.3倍である。 死者数はどうか。 2020年は2846人。 2021年はその5.2倍の1万4926人。 2022年はその2021年の約2.6倍の3万8881人。 2022年は2020年の13.7倍である。 コロナ初年であった2020年と比較すると、2022年は、感染者数116.3倍、死者数13.7倍。 なお、この数字ですら過少である。それは、陽性率を見ると分かる。 2020年は5.22%、2021年は6.35%だったが、2022年は一気に46.05%になった。
シン・アベノミクス3本の矢 1 インチキ官製相場 →日銀マネーと年金マネーで株価維持 2 インチキGDP改定 →国際的GDP算出基準と全然関係ない「その他」でGDPを粉飾(ソノタノミクス) 3 インチキ賃金統計 →算出方法の… https://t.co/ONqCDZ8ayM
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