なぜ日本は、かつて世界第2位の経済大国と言われるくらいに豊かだったのに、こんなに衰退してしまったのか。多くの人が、そう思っているのではないでしょうか。 法人税を下げ、消費税を上げ、富める者がさらに富めるようにして、貧困に苦しむ者がさらに苦しむような政治を続けた結果、貧富の差は拡大し、ホームレスに転落する人たちが絶えません。しかし、日本ではまだ「新自由主義」がもてはやされており、富める者がもっと富める社会を望んでいることから、日本維新の会が勢力を拡大し、新自由主義とは逆のベクトルを持っている「社会民主主義」の社民党は衰退しています。 具体的に言うと、「最低賃金1500円以上にしないと、物価高に陥ってしまった私たちの暮らしは守れない」と主張しているのが社民党で、「アホか、人件費に金使こうてたら店が持たんがな!」が日本維新の会です。現在の日本は、賃金を据え置きにしたまま、いかに株主に多くの配当を