学校法人「森友学園」に関する決裁文書を財務省が改ざんした経緯をまとめた「赤木ファイル」の記述をめぐり、麻生太郎財務相は2日の閣議後記者会見で「あまり細かくは知らないねえ」などと質問をけむに巻いた。その後も「分かってないで質問なんかするなよ」などといら立ちを隠せない様子で、記者に対し「その程度の能力か」とマスコミ批判も展開。ヒートアップする麻生氏vs記者。閣議後記者会見の主なやりとりは次の通り。【町野幸】
国有地の不透明な値引き売却が問われている「森友問題」を巡り、元財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さん(享年54)が自殺して3年が過ぎた。妻、雅子さん(50)は公文書の改ざんを強いられた夫の死の真相を求めて、国と佐川宣寿・元国税庁長官を相手に裁判を闘っている。俊夫さんが改ざんの経過をまとめた文書「赤木ファイル」の公開を求めていた雅子さんに対し、国は提訴から1年以上たった今月、ようやくファイルの存在を認めた。真実はどこまで明らかになるのか。雅子さんに話を聞きたいとコンタクトを取ると、雅子さん自ら高知へ来ると返答があった。問題への理解を広めようと全国への旅を始めるという。俊夫さんの素顔や自身の心境を約2時間にわたって語った。 夫の「トッちゃん」と出会ったのは1994年12月。私は地元岡山の高校を卒業し、倉敷市の薬局に勤める23歳でした。職場の先輩が夫と同じ書道教室に通っていて、「あなたにぴったり」と
衆院予算委員会で「赤木ファイル」について立憲民主党の山井和則氏の質問に答える麻生太郎副総理兼財務相=国会内で2021年5月10日午前11時22分、竹内幹撮影 麻生太郎副総理兼財務相は10日午前の衆院予算委員会で、「森友学園」をめぐる財務省の決裁文書改ざんに加担させられたとして自殺した近畿財務局職員、赤木俊夫さんが経緯を記したとされる文書「赤木ファイル」の存在をいつ知ったかと問われ、「これが赤木ファイルといわれるものであろう、ということを知ったのはかなり前だ」と述べた。 麻生氏は「私は赤木ファイルの意味するところがよく分からない。これとこれを足すとそうであろうというものは知っており、『いわゆる赤木ファイル』ということだ」と説明。自身が存在を知った具体的な時期については「(文書を提出するよう)3月22日に裁判所から話をちょうだいした」などと述べるにとどめた。立憲民主党の山井和則氏への答弁。
【赤木俊夫さんの妻・雅子さん】(3月7日) 「今まで2回命日がありましたけど、夫が亡くなった部屋を夫だけにするのはかわいそうで、離れたことはなかったんです。提訴して初めて迎えた命日なので、夫にもすがすがしい気持ちでお参りすることができました。本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます」 自殺した近畿財務局の職員・赤木俊夫さん(当時54歳)の妻・雅子さん(49)。 なぜ、夫は自ら命を絶ったのか、真相を知るため、国などを相手取り、裁判を起こしています。 雅子さんは、俊夫さんが亡くなった直後から、財務省の関係者らの言葉を録音してきました。 ―雅子さんが録音した音声― 【財務省・伊藤豊秘書課長(当時)】 「国会でワーワー言われているタイミングからみると、『なかったらよかったのに』だから『消せ』っていうことにしたわけです」 【近畿財務局の直属の上司(当時)】 「初めから赤木さんは抵抗していました
学校法人「森友学園」が国有地で計画していた小学校の校舎=大阪府豊中市で2020年2月18日午後3時40分、本社ヘリから 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する決裁文書改ざん問題で、自殺した財務省近畿財務局職員、赤木俊夫さん(当時54歳)が改ざんの詳細を記録したとされるファイルについて、麻生太郎副総理兼財務相は15日の衆院予算委員会の集中審議で「国家賠償請求訴訟の最中で、訴訟に関わることは訴訟外で答えることは控えている」として、存在の有無を明らかにしなかった。立憲民主党の今井雅人氏への答弁。 ファイルには、改ざんを指示された赤木さんが記録した財務省からの指示や改ざん前後の記載の比較、同省と近畿財務局のメールなどが含まれているとされる。2019年3月に、赤木さんの妻雅子さんと面会した赤木さんの元上司が「これを見たら我々がどういう過程で(改ざんを)やったのか全部分かる」と存在を明かしていた。
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「夫を失った一人の女性」対「オール国家権力」の闘い 森友学園への国有地値引きをめぐる公文書の改ざんを命じられ、その後、命を絶った、財務省近畿財務局の上席国有財産管理官、赤木俊夫さん(享年54)。その妻、雅子さん(49)が今年3月、国などを相手に起こした裁判が、いよいよ7月15日に始まる。 亡くなった赤木俊夫さん(妻・雅子さん提供) この裁判の原告は、もちろん赤木雅子さん。訴えられた被告は国と佐川宣寿元財務省理財局長なのだが、国が被告となる場合、必ずその代表者として時の法務大臣の名前を記すことになっている。訴状に書いてある今の法務大臣の名は「三好雅子」。それを見ながら私は赤木雅子さんに話しかけた。「雅子対雅子ですね」 赤木雅子さんは「えっ」と驚いて尋ねた。「法務大臣は森まさこさんじゃないんですか? 名前はひらがなですよね」 確かに法務大臣は「森まさこ」さん。だがこれは政治家が使う、いわゆる通
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学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で、自殺した近畿財務局職員の遺族が国などを提訴した。遺族が公表した手記には、命令に逆らえず改ざんに加担させられた、一人の公務員の苦悩と後悔が克明につづられている。なぜ改ざんが行われ、どうして彼は命を絶ったのか。問題の核心を語らずに退場した佐川宣寿・元国税庁長官に、遺族は法廷で真実を語るよう訴えている。【松本紫帆、山本康介】 自殺した赤木俊夫さん(当時54歳)の手記によると、最初に改ざんさせられたのは2017年2月26日。日曜日に上司から呼び出された。翌月にも改ざんの指示があったが「相当抵抗」し、近畿財務局の幹部にも相談。しかし財務省理財局からの強い要求で、書き換えが繰り返されたという。
まるで亡くなった赤木さんが嘘をついているかのような物言い。その冷たさは、普段穏やかな宮本徹議員が怒りで声を震わすほどだった。 フル:https://t.co/8f0ZR0Qt84 https://t.co/dvEDNzqDyi
この会合の出席者は佐川氏、後の理財局長太田氏、そして改ざんの中核的役割を果たした中村総務課長(当時)など。この会合に中村氏がいた事を知った時の衝撃は今でも忘れられない。なぜなら中村氏は安倍昭恵氏の記述がある決裁文書を決裁した張本人だからだ。
もちろん「佐川が改ざんの指示」は入り口に過ぎない。焦点は官邸の関与だ。改ざんは2017年2月26日から。財務省と国交省幹部がそろって菅官房長官と会合した2017年2月22日の4日後だ。当会合は「私や妻が関与していれば議員辞める」と… https://t.co/2p0asY1TMn
参院総務委員会で学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で自殺した近畿財務局職員の遺族が国などを提訴したことに関して質問を聞く安倍晋三首相=国会内で2020年3月19日午後4時16分、川田雅浩撮影 安倍晋三首相は19日の参院総務委員会で、森友学園に関する財務省の文書改ざん問題で「国民の信頼を揺るがす事態となり、行政府の長として大きな責任を痛感している。改めて国民におわび申し上げる」と陳謝した。国民民主党の森本真治参院議員の質問への答弁。 文書改ざん問題では、自殺した近畿財務局職員の手記が18日発売の週刊文春に掲載された。首相は自らも手記を読んだことを明らかに…
自殺した近畿財務局職員が手記であげた「刑事罰を受けるべき財務省職員」6人の実名! 佐川元理財局長含め彼らはいま…… 〈元は、すべて、佐川理財局長の指示です。〉 〈嘘に嘘を塗り重ねるという、通常ではあり得ない対応を本省(佐川)は引き起こしたのです。〉 森友問題の決裁文書改ざんを強要され、2018年3月7日に自殺した近畿財務局の職員の遺書と手記が、昨日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された。 これまで「近畿財務局管財部上席国有財産管理官」としか報じられてこなかったこの男性の名前は、赤木俊夫さん。赤木さんが遺書を遺していたことは、当初から噂になっていたが、その内容は公開されていなかった。 しかし、財務省や近畿財務局の対応に不信感を抱くようになったという赤木さんの妻が今回、遺書と手記の公開に踏み切った。手記をスクープしたのは、NHKで森友問題を追及してきた相澤冬樹氏(現・大阪日日新聞記者)だ。
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