「加計ありき」を示す爆弾級の新証言がまたも飛び出した。問題となってきた2015年4月2日の今治市職員による官邸訪問時、なんと加計学園の幹部が同行していたことを明日発売の「週刊朝日」(朝日新聞出版)がスクープしたのだ。 まずは疑惑の2015年4月2日の問題点をおさらいしよう。 今治市が公開した出張記録によると、今治市が国家戦略特区に獣医学部新設を申請する約2カ月前にあたるこの日、今治市の企画課長と課長補佐が「獣医師養成系大学の設置に関する協議」のために内閣府などを訪問。その後、急遽「官邸訪問」が決まり、15時から16時30分まで官邸で打ち合わせをおこなったという。7月25日発売の「週刊朝日」は、このとき今治市職員と面会したのは柳瀬唯夫首相秘書官(当時)だと関係者が告白していた。 そして、明日発売号では、この官邸訪問に「複数の加計学園幹部が同行」していたという新証言を掲載していると「週刊朝日」
林芳正文部科学相は20日、学校法人「加計(かけ)学園」の幹部や愛媛県職員らが2015年4月に柳瀬唯夫首相秘書官(当時)と面会する予定を記した、内閣府からのメールの写しを公表した。梶山弘志地方創生相も当時の担当職員が「記憶はないが、自分が作成・送信したものと思われる」と話していることを明かした。20日夕に取材に応じた柳瀬氏は「国会に呼ばれたらしっかりと誠実にお答えしたい」と述べた。面会した可能性を示す文書が新たに出てきたことで、野党は追及を強めている。 15年4月は、国家戦略特区による加計学園の獣医学部新設計画が本格化する直前の時期。愛媛県職員が面会内容を記録した文書には、柳瀬氏が「本件は、首相案件」などと発言したとあるが、柳瀬氏は「記憶の限りではお会いしたことはない」と説明してきた。政府側でも面会予定が共有されていた事実を受け、柳瀬氏が改めてどう説明するかが焦点となる。 文科省が公表したメ
文部科学省が公表したメールの一通には「加計学園が藤原次長に面会に来る」と書かれていた。藤原氏は当時の内閣府地方創生推進室次長で、学園幹部だけでなく、後に国家戦略特区の申請者となる愛媛県や今治市の職員とも面会していた。しかしメールは県や市には言及しておらず、内閣府が自治体側を学園の随行者のように認識していたことがうかがえる。 藤原氏への面会を予告するメールが送られたのは、二〇一五年四月二日午前十時前。「本日11‥30~加計学園が藤原次長に面会に来るとのことです」と記されていた。愛媛県や今治市の文言はなかった。 正午すぎに送られたもう一通のメールは、藤原氏からどのような助言があったのかを報告するのが主な内容。訪問者名は黒塗りで明らかにされなかったが、列挙された最上位は「学校法人加計学園 倉敷芸術科学大学」だった。その下に、愛媛県や今治市が続いた。メールの公表を受けた野党合同ヒアリングで、野党議
お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。 Internet Explorerのアップデートについて 愛媛県の中村時広知事は20日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画について、県職員らと柳瀬唯夫首相秘書官(当時)との面会予定を記したメールの写しが文部科学省で発見されたのを受け、柳瀬氏に対し「正直に記憶をたどってお話しされればと思う」と述べた。 訪問先の日本スポーツ協会(東京都渋谷区)で、記者団の質問に答えた。 愛媛県が作成した文書には柳瀬氏との面会の様子が書かれていたが、同氏は「記憶の限りでは、お会いしたことはない」とコメント。文科省の調査でメールが見つかったことにより、県文書の信ぴょう性が高まった形だ。中村知事は記者団に「県は何も包み隠さず言えることは言
公明党の井上義久幹事長は会見で、愛媛県職員らの官邸訪問に関する役所間のメールが文部科学省内で見つかったことに関し「柳瀬唯夫元首相秘書官の記憶が正しかったのか、本人が明確にする必要がある」と述べた。
加計学園獣医学部の新設をめぐり、3年前、愛媛県の職員らが首相官邸を訪問する予定などを伝えるメールが、文部科学省で見つかったことがわかった。一方、メールを送信した内閣府の職員は調査に対し、「自分が送信したと思う」と回答した。 メールを送信した内閣府の職員は調査に対し、「自分が同席して作成、送信したものと思われる」と回答した。 内閣府の調査によると、当該メールは共有フォルダーや個人の端末などで確認されなかった。 一方で、担当職員3人から聞き取りをした結果、メールを送信したとされる職員は「記憶は残っていないが、写しがある以上、自分が同席して作成、送信したものと思われる」と回答した。 また、愛媛県と柳瀬元首相秘書官との面会については「そのような話題が出て、そのまま自分がメモしたのだろう」との認識を示した。 また、内閣府で愛媛県側と面会したとされる当時の藤原次長は「官邸での面会はセットしていない。紹
4/19 参院・農林水産委員会 森ゆうこ(自由党) 森ゆうこ「もう。コントやってるわけじゃないんですよ!私も真剣にこの問題を調査して一年余り、まだこんな答弁続けるんですか。メールはあったんでしょ!答えてください!」 丹羽秀樹・文部科学副大臣「メールがあったか存否について結果まとまり次第」 ~中断~ 丹羽・文部科学副大臣「読売新聞の報道。メールがあったかなかったを含めて調査中、見つかり次第」 森ゆうこ「読売新聞、誤報!ということですか」 丹羽・副大臣「読売新聞の報道。新聞ではメールが見つかった報道されているが、調査中、ご理解いただければと思います」 森ゆうこ「官邸でも見つかったんですか」 野上浩太郎・内閣官房副長官「確認中」 森「今まで調べていなかった?あきれる」 森ゆうこ「膿は全部出し切ると言っている。加計学園、どこにウミがあるんですか 田中良生・内閣府副大臣(質問は)「八田・座長のウミ
「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、3年前に愛媛県などの職員が総理大臣官邸を訪問した当日に、文部科学省の担当者が県などの訪問の予定について内閣府側から伝えられたメールが見つかっていたことが文部科学省の調査でわかりました。官邸の訪問について国の省庁の担当者の間でも情報が共有されていた可能性があります。 文部科学省が調査した結果、この文書については省内に残されていないことが確認されましたが、訪問の当日に文部科学省の獣医学部新設の担当者が県などの訪問の予定について内閣府側から伝えられたメールが見つかっていたことがわかりました。 メールには「本日15時に今治市などが官邸を訪れる」などと記されていたということです。愛媛県と今治市は官邸の訪問を認めていますが国の省庁の担当者の間でも情報が共有されていた可能性があります。 県が作成した文書には、当時、総理大臣秘書官だった柳瀬経済産業審議官が面会相手と記載
学校法人「加計(かけ)学園」の愛媛県今治市での獣医学部新設を巡り、県や市の職員が2015年4月に柳瀬唯夫首相秘書官(現経済産業審議官)と面会したとする記録文書について、出席者の一人が読売新聞の取材に、「内容に間違いはない」と証言した。 県関係者によると、中村時広知事ら県幹部は、記録文書に基づいて職員から口頭で報告を受け、面会時のやり取りを共有していたという。 この出席者によると、15年4月2日に首相官邸で行われた面会には、県と今治市、加計学園の職員らが参加。県職員が作成した記録文書の通り、柳瀬氏からは「首相案件」との発言もあったという。 記録文書について、愛媛県の中村時広知事は10日の記者会見で、「省庁への説明の際に配った可能性がある」とした。配布先などの詳細はわかっていないが、ある県幹部は「(獣医学部新設が)途中からレールに乗ったように進み出した。省庁への説得材料として効果があったかもし
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