野田聖子総務相は3日の衆院総務委員会で、放送事業者に政治的公平性を求めた放送法4条について「撤廃した場合、例えば公序良俗を害するような番組や事実に基づかない報道が増加する可能性が十分考えられる」と述べ、廃止に慎重な姿勢を改めて強調し
野田聖子総務相は3日の衆院総務委員会で、放送事業者に政治的公平性を求めた放送法4条について「撤廃した場合、例えば公序良俗を害するような番組や事実に基づかない報道が増加する可能性が十分考えられる」と述べ、廃止に慎重な姿勢を改めて強調し
野田聖子総務相は22日の衆院総務委員会で、放送局に政治的な公平性や事実を曲げないで報道することなどを求めた放送法4条について、「撤廃した場合には公序良俗を害するような番組や事実に基づかない報道が増加するなどの可能性が考えられる」と述べた。無所属の会の原口一博氏への答弁。 野田氏は20日の参院総務委員会などで放送法4条の撤廃に関し、「放送事業者は4条を含めた放送法の枠組みの中、自主・自律で放送番組を編集することで、重要な社会的な役割を果たしてきた」との見解を示すにとどまっていた。 放送法をめぐっては、安倍晋三首相が1月31日の経済団体の会合で、「インターネットテレビは放送法の規制はかからないが、見ている人には地上波などと全く同じだ。日本の法体系が追いついていない状況で、電波での大きな改革が必要だ」と発言。技術革新によって放送と通信の融合が進むなか、放送事業の大胆な見直しに意欲を示している。
参院総務委員会で、民進党の杉尾秀哉氏の質問を聞く野田聖子総務相=20日午後、参院第41委員会室(斎藤良雄撮影) 野田聖子総務相は20日の参院総務委員会で、放送法4条の撤廃を柱とする放送制度改革が政府内で検討されていることについて「多様な意見を聞きながら、変えるべきところは変える、とどめておくべきところはとどめる、という流れがあると思う。私自身はまだ何も承知していないのでコメントは差し控えたい」と述べた。また、制度改革に関する安倍晋三首相からの指示については「今日まで何もない」と明らかにした。民進党の杉尾秀哉氏への答弁。 また、野田氏は放送局に政治的な公平性を求めた放送法4条について「一般論になるが、放送事業者は4条を含めた放送法の枠組みの中、自主・自律によって放送番組を編集することで、重要な社会的な役割を果たしてきた」との見解を示した。 安倍首相が周波数の有効利用など放送の改革に意欲を示し
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