財務省の佐川前理財局長の証人喚問後、初めての週末となった30日、国会議事堂周辺で決裁文書の改ざんに対する大規模な抗議活動が行われ、参加者たちは政府に対し、誰の指示で改ざんが行われたのか明らかにするよう訴えました。 参加者たちは佐川氏が証人喚問で改ざんの経緯などに関する証言を拒否する一方で、政治家などの影響はなかったと断言したことについて、「ちゃんと説明しろ」などとシュプレヒコールを上げました。 そして、誰の指示で改ざんが行われたのか明らかにすることや、安倍総理大臣の妻の昭恵氏などの証人喚問を行うことなどを訴えていました。 家族4人で参加した40代の男性は「公文書を平気で改ざんし、きちんとした説明をしない政府は信頼できません。今の対応は、うそをついているようにしか思えないので、真相を明らかにしてもらいたい」と話していました。 また、40代の女性は「佐川氏の証人喚問は、この問題について、何も説
予想通り、証人喚問で安倍首相と昭恵夫人の「森友疑惑」への関与を否定した佐川宣寿前国税庁長官。早速、自民党の二階幹事長は「政治家の関与がないことが明白になった」と喧伝している。 しかし、佐川証言は、安倍政権にとって逆効果もいいところだ。真相を語らず、安倍夫妻の潔白だけを強調したために、国民のフラストレーションを強める結果になっているからだ。 この先、市民の「抗議デモ」が拡大するのは必至だ。証人喚問が行われた27日も国会周辺に市民が集まり「証言拒否は絶対許すな」とシュプレヒコールを上げている。28日も、大勢の市民が国会周辺に集結した。 さらに、3月30日(金)は、首相官邸前で19時30分から<STAND FOR TRUTH>というスローガンを掲げた大抗議行動が予定されている。 実は、首相周辺も「抗議デモ」の拡大を恐れているという。 「すでに内閣支持率は31%まで急落していますが、地元に帰ると有
財務省の決裁文書の改ざん問題をめぐり、佐川前国税庁長官の証人喚問が国会で行われ東京・有楽町では街頭のテレビを立ち止まって見る人の姿も見られました。 また、祖父と一緒に見守った14歳の中学2年の男子生徒は「すでに文書の書き換えの事実が分かっているのに、あまりにも遠回しすぎる表現で、肝心なことを話しているようには見えません。自分の言動ひとことひとことに責任をもってほしいです」と話していました。 また、62歳の女性は「何も解決しておらず、すっきりしていません。事実を明らかにしてほしいですが、難しいと思います」と話していました。
「今の政府がこの事件を乗り切ることができたとしたら、もう日本の民主主義は終わりだね」と、日本に住むベテラン外国人ロビイストは嘆く。そして政府は実際に乗り切るかもしれないのだ。森友スキャンダルでは、首相官邸と国会周辺に小規模なデモが起こっただけだ。集会にわざわざ出掛けて怒りを口にしようという人の数は、多くてもせいぜい数千人だ。 数多くのニュース動画に映っている人を見ると、デモの参加者よりも警察官のほうが多い。仕事場での会話でも、日本人はスキャンダル全体に関し嫌悪感を抱いているというより、むしろ無関心のように見える。 日韓の政治問題に対する差は驚異的 日本の状況は、2016年と2017年のデモによって昨年朴槿恵(パク・クネ)政権を倒すことに成功した韓国とはひどく対照的だ。北東アジアの外国通信特派員はみな、韓国の民主主義が、いかに活気があるか、そして日本の民主主義がいかに意気地なしになっていたか
森友学園を巡る文書改ざん問題で、国会前では連日、デモが行われています。15日もすでにたくさんの人が集まっているようです。現場から報告です。 (斎藤康貴アナウンサー報告) 午後6時半ごろから始まったデモ活動は、その1時間ほど前からすでに多くの人が集まっていました。この時間にかけて、まだ人の数は増えてきています。13日の時点で1000人が集まり、14日は1300人がこのデモ活動に参加したということです。毎日、増えてきています。公文書の問題に関する不満を持つ人が増えてきている証拠でもあります。どんな人が来ているかというと、会社を終えてスーツ姿ですぐ駆け付けたという人が非常に多いです。さらに、この2日間との違いを聞くと、ここまでは団体で複数人で参加する人が多かったそうですが、15日に関しては個人で1人で参加する人の数が増えているということでした。そういった人に話を聞くと、やはり、真実から目を背けて
森友学園に関する決裁文書を財務省が書き換えたことに対する市民団体による抗議活動は、国会議事堂や総理官邸前で14日も行われ、参加者たちは、佐川氏の国会招致で誰の指示で改ざんが行われたのか明らかにするよう訴えました。 参加者たちは、森友学園の書き換え問題について、「うそをつくな」とか、「安倍内閣は総辞職しろ」などと書かれたプラカードを掲げたり、シュプレヒコールを上げたりして政府に対し真相を明らかにするよう求めました。 初めて参加したという70代の男性は、「今回の問題は、官僚が自分たちでやれることではなく、今の状況は、まともな政治の状況ではない。安倍総理大臣や昭恵夫人の存在が、この交渉に影響を与えていないということは考えにくく、佐川さんに責任を押しつけているように感じられる」と話していました。 また60代の女性は、「今、麻生財務大臣からは、佐川が全部悪いという説明しか聞こえてこない。官僚がみずか
学校法人「森友学園」を巡る財務省による決裁文書改ざんに抗議する千人以上の市民が14日夜、首相官邸前や国会周辺に集まり、3日連続となる集会を開いた。ドラムの音に合わせ「総辞職、総辞職」などとコールを繰り返し、安倍政権の退陣や安倍昭恵首相夫人の証人喚問を求めた。 参加者は夕方から増え始め「アベ政治を許さない」「おまえが国難」などと記されたプラカードを掲げた。主催団体の一つ「未来のための公共」メンバーで大学生の馬場ゆきのさん(21)が「首相は財務省に責任を押し付け、逃れようとしている。私たちは怒っている」とマイクで呼び掛けると、大きな拍手が起きた。
森友学園に関する決裁文書を財務省が書き換えたことに対する市民団体による抗議活動は、国会議事堂前で13日、昼に続いて夜も行われ、参加者たちは内閣の総辞職などを訴えました。 参加者たちは「森友疑惑徹底追及」などとシュプレヒコールを上げて、政府に対し、真相を明らかにするよう求めました。 参加した男性は、財務省が理財局の一部の職員が書き換えを行ったと説明していることについて、「指示を受けて動く公務員が勝手に改ざんをするとは思えない。一部の人に罪をかぶせて幕引きすることは絶対に許せない」と話していました。 また、別の男性は「日本がこれからどうなるのか心配になります。国民をだました安倍政権がこれ以上続けられては困る。すぐにやめてもらいたい」と話していました。
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