早いもので総選挙から1年を迎える。昨年10月の総選挙を振り返ると、意外に思われるかもしれないが、比例代表の得票率は与党より野党の方が多かった。 与党(自民党と公明党とする)45.79%、野党(自由党は候補者を擁立しなかったため、立憲民主党、希望の党、共産党、社会民主党とする)46.83%と若干野党が上回っている。決して投票行動において自民党は圧倒的支持を得たわけではないが、議席数は1強多弱といわれるように自民党が圧倒している。
(執筆:立憲民主党 衆議院議員 中谷一馬) 「野党は反対ばかりで仕事してないじゃないか」 「反対ばかりで建設的な議論ができないから、やっぱり野党はダメだな」 「国のことを真面目に考えて仕事をしているのは自民党だけだ」 国民の皆さんが野党に持つイメージは様々だと思いますが、その中でも多く耳にするのが上記のような「野党は与党の意見に反対ばかりしている」という意見です。 確かにネットやテレビなどでは、「野党審議拒否」などのニュースが大々的に取り上げられることが多く、野党は与党の出す法案に反対ばかりしていると思われてしまっているのかもしれません。 しかし、本当に野党は与党に反対ばかりしているのでしょうか。今回はそれらの意見を明確にするため、様々なデータをもとに検証してみました。
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