香港各紙は5日、公立図書館が民主派の一部の著作について閲覧と貸し出しを禁じたと報じた。香港政府は、「独立」や「革命」などの主張を禁じる国家安全維持法(国安法)の施行が理由だと説明しており、早くも言論統制が始まったとみられる。今後は出版物への検閲も予想され、出版業関係者からは「海外での製本を検討する必要がある」との声が出ている。 香港紙によると貸し出し禁止対象は、▽民主活動家、黄之鋒氏の著作2冊▽民主派立法会議員、陳淑荘氏の著作1冊▽香港の「完全な自治」を主張してきた作家、陳雲氏の著作6冊――の計9冊。香港全土の公共図書館でこの9冊は計約380冊あるが、いずれもホームページで検索すると「検査中」との表示が出て、閲覧や貸し出しができない状態となっている。
中国全人代、香港の治安法制審議へ デモ摘発へ「一国二制度」骨抜きか 2020年05月21日23時35分 【北京時事】中国で22日に開幕する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)で、香港の反政府活動を摘発するための治安法制が審議されることが明らかになった。中国国営新華社通信が21日伝えた議案に「香港の国家安全を維持する法律制度と執行メカニズムの確立に関する決定(草案)」が盛り込まれた。 「中国出先機関、発言権ある」 香港への介入正当化―林鄭長官 中国共産党は昨年10月に開いた重要会議、第19期中央委員会第4回総会(4中総会)で、香港の反政府デモに対し法的に取り締まりを強化する方針を決定しており、これを具体化した。全人代の張業遂報道官は21日夜の記者会見で「香港は中国の一部だ。国の最高権力機関である全人代は情勢に基づき、『一国二制度』を完全なものにする必要がある」と強調した。 香港基本法は、国
幸福の科学が香港民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏の「守護霊霊言」と称するものを公開し、中国メディアを巻き込んで炎上している問題で、やや日刊カルト新聞社は9月22日午前11時半から幸福の科学・東京正心館(東京・高輪)前で抗議活動を行うと発表した。 同社は「自分たちのやっていることの問題性を、大川隆法総裁だけではなく信者のみなさんにも知ってもらいたい」(広報担当者)とし、香港を応援する人々の集結を呼びかけている。 東京正心館では21日からの3連休中の宗教行事「愛念供養祈願大祭」として水子供養などを行っており、22日には信者である株式会社ウェディングボックス会長・松本徳太郎氏を特別ゲストとした体験発表が予定されている。 幸福の科学側は9月4日にネット上で配信した周氏の「守護霊霊言」と称するものについて、周氏本人からの削除要請を拒否し、その後も書籍発刊も強行。その内容に基づくデモを16日に東
容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例の改正案をめぐり大規模なデモが続く香港で、5年前の抗議活動「雨傘運動」を主導したリーダーらが30日に相次いで警察に逮捕され、市民のさらなる反発が予想されます。 警察は2人についてことし6月21日、多くの市民が警察本部を取り囲んだ抗議活動に関係し、違法な集会への参加を扇動した疑いなどがあるとしています。 黄氏は「雨傘運動」に関連して実刑判決を受け、ことし6月に出所したばかりでした。 2人は30日午後に起訴され、裁判所から保釈が認められました。 また「香港衆志」の林朗彦代表もあわせて起訴されました。 警察は活動禁止の命令を受けた団体「香港民族党」の陳浩天代表を、暴動に関わった疑いなどで29日夜に逮捕したことも明らかにしました。 香港では31日が「雨傘運動」のきっかけとなった、中国が香港トップの行政長官を選ぶ選挙に民主派が立候補することを事実上閉
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