今季からJリーグの試合が、原則的にJ1は土曜、J2は日曜開催になった。開幕前、FC岐阜の担当者は「来場者が減る」と心配していたが、日曜開催で観客は減ったのだろうか。 ◆「顕著な悪影響ない」研究者 開幕前、FC岐阜広報の林幹広さんは「地方の人は家に帰るのが早い。次の日学校や仕事の人が来づらくなる」と懸念していた。財政難の岐阜にとって、観客減は死活問題だ。 昨季までは、J1、J2とも土日に分けて開催してきた。Jリーグの大河正明理事は、開催日の統一を「J1は土曜、J2は日曜と習慣づけたかった。また、水曜にナビスコ杯を戦うJ1チームの試合間隔を公平にできる」と説明する。 林さんの心配をよそに、岐阜は先月5日の「浴衣無料デー」や、十六銀行のチケット購入支援などもあり、昨季よりわずかに観客数を増やしている。 J2全体では、昨季、今季ともJ2にいる17チームを比べると4%の減少。大河さんは「