東京が進化する <再開発ルポ> 虎ノ門・麻布台・渋谷・日本橋、下北沢――。 いま、東京は「100年に一度」と言われる再開発ラッシュだ。 成熟期にある国際都市として、首都・東京はどう変貌を遂げるのか。 模索されているのは、”個性”を生かした街づくりだ。
東京が進化する <再開発ルポ> 虎ノ門・麻布台・渋谷・日本橋、下北沢――。 いま、東京は「100年に一度」と言われる再開発ラッシュだ。 成熟期にある国際都市として、首都・東京はどう変貌を遂げるのか。 模索されているのは、”個性”を生かした街づくりだ。
作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。オジサン社会で、女の声を通すための方法がわかったという。 * * * 女友だちと会うと、なぜか三浦瑠麗さんの話題になる今日この頃。ご存知のとおり今をときめく国際政治学者で、東京大学卒業、30代、美人。私たちの話題は残念ながら「ご活躍素晴らしいよね」というものではなく、「なぜオジサンは三浦瑠麗さんが好きなのか」である。そうですよね。オジサンは右も左も関わらず、メロメロですよね。 確かにテレビ討論などを見ていると、三浦瑠麗さんの存在感は圧倒的だ。言葉は悪いが、たとえご発言に中身がなくても、自信に満ちた調子で場を制する様子は、対論側が視野狭く、物知らない人に見えてくるほど。 先日、友人が、大発見をしたという感じで言った。「会社で三浦瑠麗を真似してみた」と。ふだん、会議でオジサンたちに疎ましがられるのを感じている彼女。ものは試しに
舛添要一氏 (c)朝日新聞社 公私混同疑惑の渦中にありながら「私はどんな買い物をしても領収書をとる」と豪語した舛添要一東京都知事(67)。東大法学部を卒業し、パリ大学でも学んだ華麗なる経歴と、その“ドケチ”ぶりにはあまりにもギャップがある。 舛添氏の公式サイトの経歴には「舛添家は江戸時代から続く庄屋の家系」とある。だが、実は幼少期には貧困を経験していた。 舛添氏の故郷は製鉄の町として知られた福岡県八幡市(現・北九州市八幡東区)。父は実業家だったというが、舛添氏が幼いころには零落し、家は小さな青果店を営んでいた。 このころの様子を舛添氏自身が語ることはあまりない。だが、「売れっ子国際政治学者」として多くのテレビ番組に出演していた当時の雑誌には、小中高時代の友人の証言として、こんな談話が掲載されている。 <「舛添は八百屋の息子だよ。それも川っぷちの他人の土間先借りて野菜をパラパラッと並べたよう
「田中圭一のペンと箸―漫画家の好物―」第三話:赤塚不二夫と新宿の名店「山珍居」より(http://r.gnavi.co.jp/g-interview/entry/1471) 田中圭一さん 1962年、大阪府生まれ。サラリーマン兼業漫画家、京都精華大学特任准教授。代表作に『神罰』『死ぬかと思ったH』など 「田中圭一のペンと箸―漫画家の好物―」が泣けるとネット上で話題だ。ぐるなびが運営するサイト「みんなのごはん」で連載中のこの作品は、有名漫画家の素顔を家族の視点から描いた、インタビュー形式のグルメ漫画。作者の田中さんは自ら“最低お下劣パロディー漫画家”を名乗る異色の漫画家だ。“お下劣”を売りにしてきた田中さんが改心(?)したのは何故なのか。「ペンと箸」の裏話や、今後の展開について話を聞いた。 ――「ペンと箸」は、どのように始まったのですか? 依頼があったものの、グルメサイトで何をしようと途方に
※イメージ写真 バズーカを発射すると株価が急伸することから、市場は黒田東彦日銀総裁による異次元の量的緩和を手放しで歓迎している。 だが、いずれは完全に身動きがとれなくなると警告するのが同志社大学の浜矩子教授である。 「本来、中央銀行である日銀は“最後の貸し手”。いざという場面で民間の金融システムを守ることで、初めて通貨の安定も図られる。ところが、今は“最初の貸し手”となっているうえ、その相手が政府なのですから、非常に危うい」 量的緩和と称して励んでいるのは、日本国債の大量購入だ。いわば国の借金の肩代わりで、「もはや金融政策の体をなしていない」と浜氏は酷評する。 すでに現時点においても、日本が莫大な財政赤字を抱えているのは周知のこと。 実は、政府が保有する金融資産を差し引いた後でも、日本が抱える債務残高の対GDP比率はギリシャに次ぐ世界ワースト2位(主要98カ国中)。しかも、19年にはギリシ
「戦争させるな!」。6月30日夜の首相官邸前。集団的自衛権に反対して1万人(主催者発表)が声をあげた。閣議決定当日の7月1日も、夕方の首相会見前から多くの人々が集まった(撮影/朝日新聞社・関口聡) (c)朝日新聞社 @@写禁 都内の母親は、閣議決定後も連日、ツイッターなどで情報を集める。斜め読みだった新聞も「政治面までちゃんと目を通すようになった」という(撮影/編集部・塩月由香) 万全の備えが抑止力になる。安倍首相は、こう集団的自衛権を正当化する。でも、その言葉に説得力はない。母親たちの声なき声は、直感的に「危険」を察知している 国の方向性が見えない中で、母親たちが子どもの将来を案じるのは、自然の流れだろう。千葉県に住む理系研究職の女性(44)は閣議決定後、「子どもたちには、自分の頭で考えて選ぶ力をつけさせたい」と、より強く思うようになったと話す。 小学4年になる娘は1歳から英語教室に通わ
タブレット端末の普及が書籍の電子化に拍車をかける。ダウンロードした先は、国内か海外か。電子取引に国境はなく、制度の隙間から税金が逃げる (c)朝日新聞社 @@写禁 外資電子書籍が普及するなか、国内の書店やネット通販業者が、「不公平だ」と憤っている。海外業者は消費税ゼロという現実があるからだ。 「公平な競争であれば負けても仕方ない。不公平な競争を強いられて国内の業者が撤退すれば、日本の文化にまで影響する。それを一番懸念しています」 4月10日、都内であった「海外事業者に公平な課税適用を求める緊急フォーラム」。紀伊國屋書店の高井昌史社長は、約300人を前に窮状を訴え、「消費税8%が10%になったら、うちも白旗を上げざるを得ない」と苦しい胸の内を明かした。 不公平な競争とは、次のような構図だ。 電子書籍を国内業者から買うと、8%の消費税がかかる。一方、海外のネット通販業者から買えば、消費税はゼロ
STAP(スタップ)細胞に関する会見を開き、さらに注目を浴びている小保方(おぼかた)晴子さん。彼女の世代に見られる特徴とは。同世代の記者が考察した。 * * * 現在30歳の小保方さんは1983年生まれ。就職氷河期を味わった「ロストジェネレーション世代」と「ゆとり世代」の間にあたる。この層を理解してほしいという思いを込めて、80年代前半生まれを「オボカタ世代」と呼びたい。 なぜなら、記者は彼女の一つ年下。自分の学校生活が以前の世代と大きく違うことに気づいたからだ。 新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科の碓井真史教授(社会心理学)は、こう分析する。 「80年代前半生まれの世代は教育方針が大きく変わった時代に育った。小中学校ではプレゼンの勉強が始められ、主張することに慣れている。あえて言えば物怖じしない世代です」 87年に臨時教育審議会が「個性重視の原則」を提唱。この世代が小学校に入る時期で
「出産したら会社を辞めなさい」 「泣く子には睡眠薬を飲ませろ」 子育て世代には時に、厳しい言葉も向けられる。 溝を埋めることはできるのか。(編集部・小林明子) 警備会社のステッカーが貼られた瀟洒な邸宅の壁面に、黄色の垂れ幕がかかっている。 <保育園建設 反対> <税金のムダ遣い!!> 東京都品川区の池田山は、JR五反田駅から歩いて5分ほどの高台にある高級住宅街だ。皇后美智子さまの生家・正田邸跡地にほど近い一角に認可保育園の建設計画が持ち上がったのは昨年夏。約300坪の土地に3階建ての園舎を着工し、2015年度に定員90人の園が開設される予定だ。 計画しているのは、全国に約20の保育園を運営している兵庫県の社会福祉法人「夢工房」。数カ所の候補地の中から、区と協議して決めた。黒石誠理事長は、初めて経験する反対運動に困惑する。 「ビル内の園が増えている中、ここは園庭が確保できる理想的な土地で、地
全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の発足会見(2013年3月25日) (c)朝日新聞社 @@写禁 「子宮頸がんの撲滅」をうたって国が勧めてきたワクチン接種(ワクチン名:サーバリックス)が、それまで健康だった若い女性たちに、激しい痛みやけいれん、歩行困難といった重い副作用を生んでいる。 接種後、異常を訴える報告が続出した。ほとんどが10代。それまでふつうに学校生活を送ってきた女の子たちだ。今年3月までに接種した推定328万人のうち、製薬会社や医療機関が厚労省に報告した副作用発生者は約2千人。このうち357人が「重篤」。他のワクチンと単純に比べると、子宮頸がんワクチンの副作用の発生率はきわめて高い。 共通する病状の一つは「痛み」だ。接種した腕でなく、反対の腕や肩、つま先、ひざ、指先や背中などにも出る。痛むときは、指先に触れても痛くて跳び上がる。指先が痛むからペンが持てない、メールも打てない。激
(※イメージ) 子どもたちを希望通りに保育園に入れることができない「待機児童」問題。希望する認可保育園に入れないだけでなく、入園させた後も今度は子どもたちの命に関わる「保育事故」が問題になっている。 3月19日、さいたま市内の公民館の一室で、集団異議申し立ての準備のための集会が開かれた。集会には赤ちゃんを連れた母親7人が参加。保育園入園の厳しい現状を話し合った。それぞれの母親が大変な経験を語った後、この集会を企画した会社員の阿部一美さん(34)も、自分の体験を語り始めた。 「2009年6月生まれの長女は、認可保育園に入れませんでした。育休を半年延ばしたけれど、やっぱり入れなくて。それで認可外の保育室に預けたのですが、その保育室で1歳7カ月のときに亡くなったんです」 集まった母親たちは全員、一瞬、息をのんだ。
17日、太陽の党は日本維新の会に吸収され、石原氏と橋下氏とともに維新の公認候補と握手 (c)朝日新聞社 @@写禁 朝日新聞が衆議院解散直後に行った緊急世論調査の結果、日本維新の会の政党支持率は3%と横ばいだった。太陽の党もみんなの党と並んで1%と伸びず、自民党の16%、民主党の13%に大きく引き離されている。 それでも、維新には太陽と合流せざるをえない事情があった。 「候補者は維新塾生が中心です。彼らを11月上旬、大阪市内のホテルに缶詰めにして合宿し、公職選挙法の講義、選挙戦略の立て方をみっちりと教えたので、勝つ自信はある。だが、この後が続かないかも。新党なので政党交付金がなくカネがない。ポスター、チラシ代など広報費100万円と小選挙区と比例区の供託金計600万円などを振り込むように候補者たちに通達すると、『希望選挙区にならなかったので、辞退したい』という申し出が相次ぎ、『候補者が足らん』
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